Enjoy My Camp Life17その3!!

2004年12月 かいがけ温泉きのこの里キャンプ場(大分県)
(別府八湯めぐりスタート!)

さぁ〜て午後から待ちに待った別府八湯めぐりスタート!きのこの里から車で約30分くらいで別府温泉街へ行ける。まずは昨日立ち寄った泥湯の「別府健康保養ランド」のある明礬温泉のこれまた人気温泉「明礬湯の里」へ。ここは天然記念物の湯の花の製造で有名で、その独特の湯の花小屋風の貸し切り風呂が人気なのだ。\2000/時間とかなり高めの料金設定なのがネックだがここに来て入らずには帰れない
う〜ん独特の雰囲気は嫌いではない。もちろん白濁のお湯も最高である。ややぬるめのお湯は特に良太くんには好都合でお気に入り。藁葺き屋根の隙間風が丁度良い温度調整になり長風呂も可能だ。温泉の他にもいくつもの実際の湯の花小屋があって見学コースもある。
良太から湯の花ってなぁ〜に?と聞かれると案外回答にこまる。小屋の中で「それだ!」と指差すと。何でこれが花なの〜?益々ど壷にはまる。適当にごまかして退散だ。ここ湯の里以外にも明礬地獄をはじめこういった湯の花小屋が点在している。すごい蒸気とともに温泉街自体が独特な昔ながらの雰囲気を残しておりたいへん好きなエリアである。名物の湯の花プリンは食さずに別府湾方面へ下る。海沿いにはこれも有名な亀川温泉「別府海浜砂場」がある。
別府に来たらやはりこの砂湯も体験しないといけないでしょう。もう10年くらい前に鹿児島の指宿にて有名な「砂蒸し」体験しているのでこれで2度目になる。息子良太もドキドキしながら楽しみに行ってみると、なんと残念なことに小学1年生は止めた方が良いと受付の優しいおばちゃんからアドバイス受ける。日によって多少温度は違うものの約42〜43℃あって結構熱いとのこと。それに砂が重くて小さい子には苦しいらしい。迷った末良太は見学のみ。自分だけの砂湯となった。専用の浴衣借りて早速海岸沿いの砂湯場へ。砂湯も良いが眺望も最高に良い。名物の「砂かけさん」?「砂かけおねえさん」と呼んでと言われたが?が丁寧にセッティングしてくれる。じんわりと熱さが伝わってくる。なるほど砂がかなり重たい。やはり良太には無理だったかもしれない。初めての光景にカメラマンと化した良太が横で「おもしろ〜い」おおはしゃぎである。
あっと言う間に全身うめられ生首状態に。眩しい時にはここで可愛いミニ傘を顔の横にたててくれる。この状態で約10〜15分砂湯タイムだ。飽きてしまった良太は海岸で貝殻拾いへ。う〜ん、思った程動けないという束縛感&閉塞感は堪える。それにじわ〜っと熱い。あっと言う間に汗がしたたり落ちてくる。砂かけおねえさん(やっぱりちょっとおねえさんというのは苦しい)からはダイエットにいいんですよ。と言われてやる気が増してきた。確かにいかにも効きそうだ。約15分で脱出。全身ずぶ濡れ、砂だらけですごい状態だ。この後シャワーと内湯でさっぱりして終了。すごい人気で生首がいくつもならんでいるし、その後も1時間待ちくらいのようだ。
良太は奇麗な貝殻見つかったと大騒ぎ。ホント眼の前が別府湾なのである。子供にとっては砂湯より海での遊びの方が楽しいのかもしれない。丁度良かった。しかし、自分は砂湯を少々勘違いしていたようだ。砂湯とはてっきり地熱で砂があたためられる?と思い込んでいたが、まるで違う。1度全員が砂から上がるとこの砂場全体に高温の温泉湯が張られ、砂を適温まであたためる。その後その湯だけが抜かれ、あたためられた砂の中へ入るというシステムである。へぇ〜と少々感心させられた。知らないことが多いものだ。ちなみに移動中に良太が撮影した別府タワー。たいへん可愛いサイズのシンブルタワーだ。
次ぎに中心街の「別府温泉」へ。まさに別府のシンボル的存在の唐破風入母屋造りの「竹瓦温泉」へ到着。別府市営浴場の中で最も歴史がありレトロな雰囲気で絶大な人気を集める竹瓦温泉はすごい人だ。レトロという言葉が本当に良く似合う。内風呂もなんか上手に表現できないがとても良い雰囲気だし、館内の砂蒸し風呂も海浜砂湯とは雰囲気がまるで違って面白い。こちらはタオル1枚大事なところにかぶせるだけ。但し、砂蒸し風呂は人気なのでかなりの待ちを覚悟しないといけないかもしれない。そしてこの風貌はさすがシンボルと言われるだけあって存在感抜群である。奇麗な露天風呂も良いがこういった公共温泉も捨てがたい。湯上がり爽快である。

続いて有名な白池地獄や金竜地獄等の近くの「鉄輪温泉」へ。ちなみに鉄輪は「かんなわ」と呼ぶ。この鉄輪温泉はいかにも長期の湯治場という感じが漂っていて別府温泉の中心的場所である。狭い路地(車では難しいような路地がいっぱいある)を進んで行くと無料の市営温泉や湯治客の湯巡り一行や貸間宿の方が調達されるお店などがびっしりと立ち並んでいる。これぞ昔ながらの温泉という風景である。その中から有名な「鉄輪むし湯」へ。ここは狭く天井の低い石室の中に薬草がしかれており、地熱によりその薬草が臭いを発する。その薫によるアロマテラピー効果と天然のスチームサウナ状態のW効能らしい。あまりの狭さに良太くんはびびって見学へまわることに。ここはTシャツ&短パンが必要である。\210。良太が2回連続入れなかったので、すぐ近くのこれも有名な無料温泉「熱の湯温泉」へ。鉄輪温泉は無料や低料金で嬉しい。温泉の名前見て嫌な予感はしていたが予想通りものすごく熱い。熱地獄温泉でも通じる。ここではシャワーや水&湯の蛇口などなく、浴槽脇に直に座り込んでシャンプーし湯船の湯を桶でくんでバンバン使う。なかなか見れない風情?ラフな光景だ。それにしても熱い。鉄輪温泉の施設はもちろん間違っても綺麗とは言えない(もちろん奇麗な施設もあります)ので若い女の子には受けないかもしれないが、自分はたいへん好きな雰囲気だ。ここ鉄輪温泉の湯巡り散歩コースなど人気があるらしい。残りの柴石温泉や堀田、浜脇、観海寺温泉には行けず別府八湯めぐりも丁度半分だがまたの機会があるであろうからとっておく事にした。別府なかなか良い街であった。最後に菜優&真優ちゃんへのお土産に「大分限定のかぼすのキティちゃんのお菓子」を購入して帰宅。
さて、2004年ももう終わりである。来年のCAMPスタートはいつからであろうか?暖冬とのこと・・・早々に野営したくなってくるかもしれないが、しばし冬眠としよう。来春が待ち遠しい。来年2年生になる息子良太はまだつき合ってくれるだろうか?そろそろソロキャンプの心構えも必要かもしれない。


かいがけ温泉 きのこの里キャンプ場 http://www.ctb.ne.jp/~data/kinoko.htm
オートキャンプ(電源なし)\3500- サイト 約?平米 芝
大分道「別府IC」より約30分。志高湖経由してゴルフ場抜けると「きのこの里」に到着する。ログハウスの立派な管理棟というか食事何処、売店、日帰り風呂の受付等全て兼務である。ログハウス、バンガロー、ヒュッテ等宿泊施設も充実している。反面オートキャンプサイトは2つあり、1つが受付のすぐ裏になるのだが、ひな壇状の林間サイトはコンクリのようなもので固められていてペグがさせない。どのようなキャンプをしろと言うのだろうか?ホント不思議なサイトである。即刻サイトを変更してもらい約300m離れた芝サイトへ移動した。こちらは高台にあるために開放感あり悪くない。芝もしっかりしているし炊事棟、水洗トイレも綺麗に管理されており申し分ない。但し、肝腎の区画が狭い。ホント狭い。車1台分くらいしかない。2人用のテント&タープの設営だけでも納りきれない。今回はオフシーズンであったので自由に使用させて頂いたがピーク時はかなり厳しそうだ。まだ新しく造成されたサイトのようなので勿体無い。但し、各区画の前スペースは広い自由スペースだと考えれば全面に多少はみ出しても問題はないかもしれない。サイトに関してはいろいろあったが特筆すべきは温泉施設である。受付裏に大人¥300子供\150で入れるかいがけ温泉の内湯、露天風呂がある上に、3つの家族風呂もある。くわえて離れた芝サイトには2つの素晴らしい露天貸し切り風呂までもある。特にこの2つの露天風呂はキャンプ場レベルの温泉施設では個人的には最高レベルのものである。何よりその開放感が素晴らしい。\2000/時間というのがネックであるが、キャンパーへの割引や特にキャンパーは入り放題なんかの特典を用意してくれたら目玉となり得る。一考お願いしたい。オーナーさんのバギー曝走には参ったが、話してみるとなかなか良い人で今後のサービスに期待したい。スーパー等は近所に見当たらなかったので準備が必要だろう。チェックイン14:00チェックアウト11:00。
満足度★

別府ウェブサイト http://www.city.beppu.oita.jp/index.html

別府八湯 外湯めぐり http://www.owl.ne.jp/beppusotoyu/index2/index.html

別府明礬温泉 湯の里 http://www.d-b.ne.jp/yunosato/

別府温泉保養ランドの地下泥湯と露天泥湯。
不思議なお風呂ですよぉ〜。ぜひ1度別府へいかがですか!

 


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