Enjoy My Camp Life22その3!!

2005年9月 雲仙オートキャンプ場(長崎県)
(久しぶりの雨なしキャンプ!最終日は島原散策へ!)

雲仙地獄から戻ると、雲仙のもう1つの人気スポット「駄菓子屋博物館」へ。ここは地獄から出てきてすぐにある有名なおもちゃ&駄菓子屋さんで、誰も立ち寄るというくらいの店です。店内には懐かしいブリキのおもちゃからアニメ&マンガのキャラクターなどなどとにかく子供ばかりか特に中年の大人の心をくすぐる。ホント懐かしいものばかりだし、昔食べた駄菓子もいっぱいで手ぶらでは帰れない。ここでキッズたちには1つずつ好きなものを買わされるはめに。流石にこの店に来たら仕方ないか?2Fには珍しいおもちゃの博物館になっているそうだ。有料なのでいった事はない。満喫した1日を終え17時前にサイトへ帰還。のんびり夕食の準備だ。今晩は定番の網焼き。いやぁ〜ビール&もろこし美味い!

毎回だがキッズたちには驚かせる。結構疲れた自分達とは裏腹に、サイトに到着するや否やお友達になった子らと大騒ぎ。いやっホント元気なこと、感心させられる。パパはビールのエネルギー補充したのでBBQがんばることに。もろこしはビールのおつまみでなくなってしまった。ごめんなさい。メインのサーロインステーキを豪快に焼き上げる。良太くんは恒例の焼き鳥だ。この時ばかりは良いチームワークだ。何も手伝わない良太くんの唯一の自分の仕事は流石プロ級だ。焼き加減もうるさい。

早速いただきま〜す!う〜ん肉美味い。テーブル脇にBBQコンロ置いてじゃんじゃん焼きます。もちろんですが美味しいです。キャンプの食事は興奮してか?あまり多くは食べれませんが何故かホント美味しいですよね。不思議です。とは言え、キッズたちはじーっと落ち着いて食べてはいられません。誰ともなく食後にまた集合してお遊び再スタート!暗くなるまで思う存分遊具で遊んだかと思ったら、今度は各サイトへの挨拶回りだ。もうすでに真っ暗。いやぁ〜キッズたちのパワーには驚かされる。

2泊目のお風呂は、再び他の雲仙の共同浴場にしようか?と思ったが峠道が評判悪く、逆に海側に下る布津町の総合福祉センターの布津温泉「湯楽里(健寿の湯)」へ。こちらの方が近く車で10分弱で到着だ。営業時間は21時までと小地獄温泉と同様だ。雲仙の他の共同浴場は23時までらしい。まだ新しい施設で綺麗だ。公共施設と言えど天然温泉の掛け流しで、泉質も良く何より薄茶色ってのが良い。単純なのか?無色透明よりも色のついている温泉の方が個人的には好きだ。又、眺望も素晴らしい。眼下は海で、街の夜景が美しい。残念なのが露天風呂が女湯だけで男湯になかったこと(後で確認したら週替わりとのこと)。ちなみに家族風呂はプラス\1000。露天&内湯で良さそうだ。キャンプ場からも近いので雲仙がお勧めだがこちらも有りである。サイトに戻ってようやく自分の時間が。今宵は中秋の名月。お酒も美味しい。

3日目の朝もまずまずの天気だ。今朝は良太くんがトラメジーノで朝食つくりにチャレンジしてくれる。実は昨日の買い出しで男性陣はじめてツナマヨネーズと明太マヨネーズたるものを発見!これはいいと喜んでいたのだが、ママに聞くと全く珍しいものでもなく一般的なものとのこと。だがこれはやはり良い。朝食に使える。まずは食パンを丁寧に2枚にきって、マーガリン塗ってツナマヨネーズ塗って、チーズを挟んでホットサンドプレートのトラメジーノで焼き上げれば良太くんの特性ツナマヨホットサンドの出来上がり!もちろん美味しいとみんなに大好評!ホント美味しかった。

本来であれば昨晩の残り物を挟んでホットサンドつくるのだが、昨夜は残念ながら完食。次回からもツナマヨつかってバリエーション増やそう!良太くんご苦労様。今日はいよいよ最終日。2泊キャンプはたいへんのんびりできて良かった。雲仙オートキャンプ場はチェックアウト15時でOK。だから本来は午前中のんびりできるのだが、帰路は島原市街を散策しようということで早めに撤収。しかし、暑い。撤収作業もハードだ。それにしてもホント久しぶりの雨なしキャンプ。最高だ。気分が全然違う。撤収の間はキッズたちは再び遊具でお遊び。幼児用のブランコ、木製のターザンロープ、ブランコ、タイヤ渡り等これだけの遊具でもキッズにはうれしい設備だ。

夜露と結露でびしょびしょのリトルディッパーとスーパードームを丁寧に空干し。2001年モデルはそこまで気にしなくても良いのだが、モスはしっかりと乾燥が鉄則。それに夜露にぬれた2001年モデルはより色が濃くなり格好悪くなる。しかし、オールスリーブのモステントの撤収はかなりハードだ。特にこの2モデルは設営撤収ハードなモスの代表作のようなもの。暑さもこたえて頭がクラクラしてきた撤収&積み込み完了したところでトラブル発生!初日にキャリアに荷物固定するベルトをルーフに置き忘れたまま移動してしまったようでベルトを紛失・・・ガァ〜ん。結局固定できないままゆっくり目で出発。危ない???島原市街までは車で20分程。まずは島原の有名な郷土料理の「具雑煮」を食するため、島原城の眼の前の人気店「姫松屋」へ。とにかくここの具雑煮が美味いのなんのって。パパ超お勧めです。とは言っても、姫松屋さんは具雑煮の代表店なのでどのガイド本にも取り上げられているか?
今回は運良くランチタイムにも関わらず車を駐車場にすぐ停められた上に、スムーズに席につけることに。これは嬉しい珍しいついてます。具雑煮とは?島原の乱の籠城の際に、総大将の天草四郎が考案したもので、海、山の幸をふんだんに使って雑煮とし、これを食べながら闘ったことから始まったとのことです。かまぼこ、アナゴ、ごぼう、卵焼き、シイタケ、鶏肉、春菊など計13種類の厳選した地元の食材をたっぷり使ったそれは豪勢なお雑煮です。そして何より優しいダシの味が絶品です。ホント美味い。こういった郷土料理大好きです。混雑はある程度覚悟してでも食する価値ある逸品です。島原市街は武家屋敷を代表するように昔ながらの町並みが綺麗に残されています。又、水の町としても有名で民家わきの水路には色とりどりの大きな鯉が放流されており、「鯉の泳ぐまち」と言われてたいへん風情があって綺麗です。
水路を優雅に泳ぐ大きな鯉に我が家のキッズたちも釘付けです。島原はいろんなところから湧き水が出ており、水百選にも登録されている水の都です。アーケード街の中程にはこの名水を使った人気のスポット「しまばら水屋敷」があります。小さな格子戸こえると、全く違う次元へとタイムスリップです。明治初期の古民家を一般公開しており、縁側に座って湧き水が出る池を眺めながらのんびりとできる正に癒しの空間です。それだけではありません。ここでは島原名物の「寒ざらし」を頂けるんです。これが大人気とのこと。格子戸くぐってすぐに注文するところがあり、後で席まで届けてくれます。
ママが名物寒ざらしと抹茶のセット\630、パパが湧き水を使った水屋敷珈琲\472、キッズたちが名水のかき氷。ママ曰く、名水で冷やされた白玉のモチモチ感がたまらないそうです。加えて湧き水の名水で点てた抹茶も美味しいとのこと。どうりで女性客の多いこと理解できました。縁側が特等席だそうです。縁側に腰掛け、のんびりと池と庭を眺めながら。名物の寒ざらしを頂く。確かに悪くないですねぇ。
当然ですが、我が家の菜優&真優ちゃんコンビも美味しいとはしゃぐママ見て、寒ざらしに興味津々。強引に奪い取って食べておりました。末恐ろしい限りです。他にも湧き水をつかった島原そうめんも人気だそうです、夏は冷やして、冬は暖かく頂く。美味そうですねぇ。他にも部屋内にはオーナーのコレクションの招き猫がいっぱい。2Fは招き猫博物館になっているようです。とにかくすごい数に唖然・・・。それにしてもこういった趣ある古民家で名物の寒ざらし頂けるっていうシチュエーションは自分のような単純な人間にはもってこいだ。

最後に島原温泉の足湯でのんびり。市街地の至る所で湧き水がでてペットボトルやタンクで持ち帰りができる。その上温泉まで出て飲める温泉の持ち帰りまでできる。島原ってすごい!!この足湯も大きな駐車場の脇に無料解放されており多くの方が足つけてリラックス。足湯を馬鹿にしてはならない。10分程つかっているとポカポカになるのだ。2泊3日のファミリーキャンプのんびり出来て良かったです。帰路は、国道251号北上し、途中観光バスまで立ち寄るというサッカーの強豪国見高校を通過し、最近噂の有明海の諫早開拓地を眺めながら帰りました。途中諫早IC近くでようやくカーショップを発見し、高速の入り口前でキャリアのベルト無事購入し帰宅です。島原半島はまだ訪れたいところいっぱいあり、ホント良いところです。雲仙オートキャンプ場も奇麗なところで充実の3日間でした。と満足げに運転していると突然の雨・・・やはり雨男健在でした。でもまぁ〜キャリア上の荷物がびしょびしょなだけだから文句は言うまい。いよいよ秋キャンプ本格化。次回が楽しみです。


雲仙オートキャンプ場
オートキャンプ\5565-(オートフリー\2100x2 大人\525小人\315) サイト 芝
長崎 道「諫早IC」より約70分。長浜温泉から雲仙温泉ぬけて雲仙パットゴルフ場目指していく。そのパットゴルフ場で受付を済ませる。段々状のオートサイトと奇麗なフリーオートがある。オートサイトは少し高いところに位置するため、雲仙普賢岳や有明海、天草の眺望が良いかもしれない。フリーサイトの芝の管理はちょっとしたゴルフ場を上回るほどで素晴らしい。多少傾斜があるのが残念だし、炊事棟が1つということとトイレまで少し距離があることも惜しまれる。ハイシーズンでは評価ががくっと下がる可能性がある。ここはハイシーズンをずらして行くことをお勧めします。特筆することは芝の管理だけでなく、ゴミの回収にもある。わざわざ清掃のスタッフの方が各サイトまわって収集してくれたり、準備できていない場合は、軽トラに乗せておいて下さいと説明してくれる。ここのスタッフの方のサービスはホントゴルフ場なみです。たいへん気に入りました。但し、受付のおばさんはイマイチかも??本格的なパットゴルフ場やラジコンサーキット、アライグマのラスカルなどファミリーキャンパーには申し分ない。残念なことに隣接する雲仙リス園は閉園されたようです。我が家のキッズたち楽しみにしていたので残念です。雲仙までは車で約15分ほど。雲仙まで行けば遊びも温泉も選べる程ある。ちなみに小地獄温泉は大人\400で21時までだ。シャンプー、タオル系は全て準備必要。逆に海側へ下れば布津町の福祉センターの湯楽里がある。大人\500で21時まで。こちらも素晴らしい温泉で手ぶらでOKだ。反してスーパーは遠い。コンビニや八百屋は車で10分以内にあるが、スーパーは国道251を南下して約20分ほどいかないとない。ある程度準備しておくと楽だ。島原観光の拠点としても良いし、綺麗なサイトでのんびりしても良いし、たいへん好感のもてるキャンプ場である。但し、注意が必要なのは、キャンセルの管理が厳しいこと。前日100%、3日前80%だったかな?明確にキャンセル料はとられるとのことなので予約は慎重にしたい。もちろん予約時に、スタッフの方が説明してくれるので、今回も空いているので予約しないこと薦めてくれたのはスタッフの方である。また再訪したいものだ。チェックイン15:00チェックアウト15:00。
満足度★★★★

雲仙観光協会 http://www.unzen.org/
雲仙小地獄温泉 http://www.489.gr.jp/seiunso/
口之津イルカウォッチング http://www.dolwatch.jp/
道の駅 みずなし本陣ふかえ http://www.shimabara.jp/mizunashi/
布津町保健福祉センター「湯楽里」 http://www.town.futsu.nagasaki.jp/yurari/main/main.htm
姫松屋 http://www.himematsuya.jp/
しまばら水屋敷 http://www.mizuyashiki.com/

 


[NEXT CAMP]

[BACK]

[TOP] [CAMP TOP]

 


My Famiry site
「ぼくんち」へ

inserted by FC2 system