Enjoy Camp Life30!!

2006年10月 波戸岬キャンプ場(佐賀県)
(夕日自慢のシーサイドキャンプ場へ!3連休ファミリーキャンプ!)

10月の体育の日の3連休はファミリーで佐賀県へキャンプ。九州に移ってきて20回程キャンプに出動したが、福岡のすぐとなりという近さなのに佐賀でのキャンプは初めて。佐賀県は焼き物の町の伊万里や有田、佐賀牛&伊万里牛、そして嬉野温泉等全国的に名の通った観光地やグルメ、名産も意外とあるのに何故かかなり地味・・・あの”はなわの佐賀の唄”のせいだろうか?我が家もファミリー旅行では結構行ってるのだが・・・。とりあえず観光王国の九州の中でかなり地味路線と思われぎみだが・・・いやいやそうでもなさそうですよ。早速佐賀県へ初キャンプ出発!佐賀は有明海側と玄海灘側では全く別の顔って感じだ。今回は、福岡より玄海灘を眺めながら、西へ走った唐津の北端の波戸岬にある波戸岬キャンプ場へ。

福岡を10時頃出発し、都市高速を真西に走り、二丈有料道路を利用し唐津焼で有名な唐津市へ、唐津城や虹の松原、はなわの唄で有名となった牛丼の吉田屋(これはどうでも良いか?)、イカで有名な呼子を経由し鎮西町の波戸岬へ。寄り道せずに快走し12時過ぎに到着。ここ波戸岬は13時チェックインとなっているが、実際には9時より受け付けており、区画は早い者勝ち。よって予想外に出足が早い。12時ですでに半分以上(いやっもっとかも?)の区画がすでに埋まっている状態。予約の段階でもオート区画は残り10切ったとのことだったのでかなりの人気キャンプ場のようだ。

波戸岬を目指していくと、途中波戸岬のキャンプ場、国民宿舎などわかりやすい標識が出てくるので安心だ。入り口の管理棟でどの区画にするか?聞いてくるが、1度場内を1周してから決めることをお奨めします。随分と区画のサイズも違うし、趣も違う。自分たちにあった区画を選びたいものだ。場内は大きく2エリアにわかれており、どちらにも立派な炊事棟と水洗トイレ棟があって便はどこも良い。どちらも炊事棟を中心に周囲を区画が囲むというレイアウトだ。ちなみに、町営ということで管理人さんの融通は中々きかない。実はトイレの電灯がつかなく夜間真っ暗になるハプニング発生。町がタイマーで管理しているので現地で対応できないとかっ?理屈はわかるがキャンパーも困るんだよねぇ〜。その他では余った薪を頂いたりとすごく親切にして頂けましたが・・・。

玄海灘を一望できる、この眺望が売りのキャンプ場ではあるが、本日はものすごい強風!台風17号の影響なのか?とにかく凄い風だ。おまけに海風とくるから体感はすごい!!よって、折角の眺望は諦めて海とは逆側のNo17サイトを選択。ちなみに、1番海側サイトはかなり狭く大型タープ等は難しそうで、その対面辺りが1番のお奨めと言う感じ。ちなみに、場内の真ん中に位置する炊事棟脇からの眺望は左上画像。松の木があるため極端に眺めが良いと言う感じではなかったが開放感は抜群。他にも奥に1段下がったエリアがあり、海にも近く、落ち着いた雰囲気が良さそうな区画だった。本日の我がサイトは、リビングシェルの真横にランブリというレイアウトで設営。

夏日だいうのに風があるのであまり暑いとは感じなかったが、何しろこの強風が設営作業をホント面倒にした。ランブリもリンビングシェルも・・・とにかく抑えておかないとあっと言う間に飛んで行く。あぁ〜面倒だし疲れる〜。何とか設営終わった後はキッズたちのお遊びタイムスタートだ。菜優真優シスターズは可愛いサイズのオカリナを「ピーピー」と演奏。ぬいぐるみなどバッグから出てくる出てくる・・・すごいおもちゃの数。良くしまってこれたものだ。良太兄ちゃんがいないなぁ〜?っと思っていたら海の眺めが素晴らしい広場で、早速お友達つくってキックベース!たいしたものだ。

ホントならゴロンと昼寝でもしていたかったが、菜優真優シスターズに引きずられて場内散策へ。まずは、管理棟下に広がる良太くんたちがキックベースで遊んでいる広場奥からの眺望を楽しむ。ここ波戸岬は夕日の名所としても知られていて、なるほどここからの夕日を想像すると納得できる。強風のせいか雲1つない空は広い。そして海も青く美しくこれまた広い!菜優真優もご機嫌だ。

続いて、良太くんも合流してトイレ横から磯へ。階段を下りると岩ゴツゴツの磯、岩場が広がる。う〜ん、すごい岩・・・少なくともヒール等では絶対に進めない。菜優真優も悪戦苦闘・・・何度も戻ろうと打診するも、悩んだあげくやはり前に進む。とりあえず大人でもかなり苦戦するレベルでホント疲れる。いくら進んでも海が見えない。途中水たまりを覗き込むと、大きな蟹が驚いて逃げ回るのでキッズたちは大騒ぎだ。

ようやく先端まで到着。海釣りを楽しむ人たちが多い。海面から結構な高さがあって、砕ける波の迫力にもおされ良太くんへっぴり腰で格好悪い。でも、キッズたち悪戦苦闘したけれど何とか自力で海までたどり着けて大満足だったようです。場内に戻ってきてもご機嫌!こんどは3兄妹でこそこそと何やら密談・・・?

いよいよ夕食の準備スタート!父が炭の準備。風も強く面倒くさいので手抜きですが、バーナーで一気に焼き上げ!いつもはのんびり火おこししますが、今晩はホント手抜きでスタート。これだと15分も火にかければ真っ赤な炭の出来上がり。本日のメニューは今宵のような強風の寒い日にぴったりのビーフシチュ。約1kgの肉をダッチオーブンにぶち込み、炭火でじっくり煮込む。菜優真優はさすが女の子・・・お手伝いしたくて仕方ない。でもかなりありがた迷惑だったりして・・・。

キッズたちが景気良くかき回すので、ダッチオーブンのまわりはデレデレに汚れっぱなし。洗うのが面倒なんだよねぇ〜全く。それでも絶対にお手伝いをやめようとしない。こりゃ諦めた方が良さそうだ。道路側のうちのサイトからもオレンジ色に染まった太陽が眩しい。いよいよ波戸岬自慢の絶景サンセットショーのスタートです。空&海が黄金色に輝いてきました。冷たい風は弱まる気配がなく、かなり体感温度が下がってきました。先月末に行った寒い小国町の阿蘇ファンタジーの森よりもかなり寒い〜。話はかわりますが、各サイトには1つづつ小さな照明と電源がついています。この電源は受付時に1000円の保証金を渡し専用の電源ケーブルを借りる必要があります。
海側のサイトの方は、皆がチェアを持ち込んで夕日観賞。我が家は広場から観賞。噂通りホント美しい。九州は当然ながら日本の西端なので夕日の絶景ポイントは多く。夕日を売りにしているキャンプ場も多い。しがし、山の裏に沈むのと、海に沈むのでは美しさがかなり違う。ここはそういった意味では、夕日を観賞するに最高の条件を兼ね備えている。光り輝きながら静かに海の中に落ちて行く。完全に消えた後、サイトでは花火大会の終了のように拍手が・・・。いやぁ〜こんなに綺麗な夕日をじっくりと眺めたのって何年ぶりだろうか?良かった良かった。
「あぁ〜消えちゃったねぇ〜!」と菜優真優はがっかりモード。でも、なかなか楽しめたねぇ。夕日ショーが終わってしまうと途端に寒さが襲ってきたぁ〜!みな「寒〜い寒〜い!」と大騒ぎ。冷えきってしまう前にあったか〜いビーフシチューで身体を温めよう!早速ディナースタート!防風のためにリビングシェルのサイドパネルの1部を閉め切る。こうなると随分と暖かい。

ビーフシチューも大人気ですが、にんにくの臭いプンプンのママ特製のガーリックトーストも負けずに大人気!美味しい!いつもそうだが、ガーリックトーストは予想以上に食べられる。あっという間に売り切れ状態だ。シチューの約1kgの肉も順調にお腹の中に・・・楽しいディナーです!ちなみにお気に入りのスノーピークのBBQテーブル「雪峰苑」はBBQコンロだけでなく、ダッチオーブンもぴったりと収納セットができてたいへん便利です。特に「ぶんぶく24」はジャストサイズ。炭火の上に置いたままでも良いし、雪峰苑にシリコングリッパー敷いてダッチオーブンセットしてもOKです。こうなるとダッチオーブンを皆で鍋かわりにつっつけます。

お腹いっぱい食べて御馳走様でした。今宵は「中秋の名月」!いやっ残念その翌日。でも1日遅れだからほぼ満月と言っても良いでしょう、我がサイトもお月見です。でも、寒〜い・・・。食後は良太くんもお手伝いしてみんなで後片付け。本日はファミリーキャンパーも多く、どこのサイトのキッズたちも一生懸命お手伝い。偉いものだ。良太くんも負けずにすすぎがんばっています。偉いぞっ!

波戸岬キャンプ場には、シャワーのみで入浴施設がないので、当初車で約20分の玄海町の「玄海海上温泉パレア」まで行かないといけないと思っておりましたが、眼と鼻の先の国民宿舎波戸岬で入れるとのこと。これは嬉しい!車でたったの2分ほどだ。歩くには真っ暗だしちょっとあるかもしれない。やはり車がお勧め。この国民宿舎は昨年7月にリニューアルされたばかりですごく綺麗で良い。本来立ち寄り湯は20時までの利用だが、ここの受付の方も皆さんたいへん親切で、21時に行ったが快くOKでゆっくりどうぞ!っとのこと。これは有り難い。温泉ではないようだが、漁り火が揺れる眺めも悪くない。お風呂の入り口には、畳の休憩スペースもありアイスクリームなどの自販機もあるのでちょっとリラックスできます。あぁ〜さっぱり&暖まれました。

サイトに戻ると、珍しくキッズたちは思いっきり遊んだせいか?バタンキューでテントへ。到着するや否や夢の中です。しかし、今宵は寒い。自分が10月で上着を着るなんてホント珍しいことだ。気温より風による体感温度ですね。その分風が強いので、焚火はホント良く燃える。焚火の温もりはホント優しくて最高です。焚火と缶チューハイで大満足です。結局0時前までのんびりと大好きな焚火タイムを楽しむ。グループキャンパーの方々も0時過ぎには静かにしてくれて良く眠ることができました。寝る際には快適な気温でした。上記しましたが、トイレの電灯がつかないのは不便でした。別に途中が真っ暗とかならば全然平気だが、便座に座って真っ暗ってやはり不便。特にキッズにとって真っ暗の個室に閉じ込められるのは苦痛ですよね?実に残念・・・。


[NEXT PAGE]
(日本三大朝市の呼子へ!呼子といったらイカだぁ〜!)

[BACK] [NEXT CAMP]

[TOP] [CAMP TOP]

 


My Famiry site
「ぼくんち」へ

inserted by FC2 system