Enjoy Camp Life35その3!!

2007年9月 ならここの里キャンプ場(静岡県)
(TVで人気のミミズク「ポポちゃん」!そして掛川と言えば掛川城!)

室内に進むと中はまるでに熱帯の楽園(ちょっと大袈裟かな?)・・・美しいトロピカルカラーの鳥たちが飛び交っている。以前夫婦2人で訪れたオーストラリアやマレーシアの観光地のような感じだ。いるよいるよ、お腹をすかした鳥たちが!まずは、入り口で爪でひっかかれないように布製の腕カバーをつけてから入場です。これつけていれば痛くないので平気。続いて各ゾーンで販売されている餌を買って準備OK!餌を見せるとあっという間に鳥たちが集まってくる。ママなんか大人気!
末っ子の真優ちゃんはどうしても鳥が飛んでくるという状況が怖いようで、思いっきりへっぴり腰状態。反して菜優ちゃんははじめ怖かったけど・・・1度成功するとご機嫌モードに。それにしても南国の鳥たちは派手だねぇ〜。ちなみにこの黄色の鳥は南米に生息している「コガネメキシコインコ」。上左のグレーは「ヨウム」というオウム。他にもいろいろいて、どれも人懐っこくて可愛い。

次のゾーンに行くとまずは真っ赤な「ベニコンゴウインコ」が登場。こんなに大きくてもインコなんだ。何となく迫力あって良太くんドキドキ。足下にはこれまた綺麗な孔雀。孔雀もお腹が減っているのか?餌を催促しにくる。これが可愛い。その先きには、ピンクのフラミンゴ・・・近くで見るとデカイ。黒くてぐるっと曲がっているくちばしがデカくてちょっと怖〜い。良太くんもこれにはやや退散ぎみ・・・でもよっぽど腹すかしているのかドンドン迫ってくる。思い切って腕に餌乗せてみると、意外にあっさりとパクリ・・・これなら平気かも?と手から与えてみると可愛く食べてくれてご機嫌。

次のゾーンも3羽のフラミングが主人公。餌くれぇ〜と言う感じに迫ってくる。キッズたちの目線から見るとデカくて迫力満点。どこの子も静かに逃げ惑う。写真では結構あっけなく見えるかもしれないが、広いし、水辺の花々は綺麗だし、鳥の数もすごく多いしなるほど人気なのがわかる。面白い!ここでちょっと休憩タイム。みんなでソフトクリーム。この花の下のレストランの頭上の見事な花をみてください。まさしく名の通り花の下って感じだ。花の香りがすご〜いのだ。

1日数回開催されるイベントも面白い。14時からタカ、フクロウ、ハヤブサの鷹匠ショー「ファルコンショー」もその1つ。まずは大きな「ベンガルミミズク」の登場。お姉さんが呼ぶと地をはうようにパーッと飛んでくる。フクロウは昼寝ているものとばかり思っていたが、いやいやがんばるものだ。続いて、「ハリスホーク」の登場。鷹匠から飛び立つと1度森の中に消えて行く。そして鷹匠の合図で森の中から格好良く登場してくる。それも観客の頭上すれすれをわざと飛んでやってくる演技派だ。それにしても猛禽類が空を飛ぶ姿、腕にとまる姿はホント美しく、迫力も満点だ。

最後に登場してきたのが「ラナーハヤブサ」。ストレス派のハヤブサはマスクをかぶって登場してくる。マスクを取るや、猛禽類No1のスピードをご披露。ダミーの獲物に食らいつく。一瞬のショーだが迫力満点。真優ちゃんなんか、あまりの早さに何がおこったのか?しかし、こういった鷹匠ショーって珍しいのではないでしょうか?15分くらいのショーでしたが、たいへん面白かったです。続いてふれあいタイムへ。ベンガルワシミミズクとアフリカオオコノハズクを腕に乗せ記念撮影ができるのだ。もちろん1番人気のイベントだが有料だって・・・無料サービスでもいいのでは?1人300円。もちろん良太&菜優ちゃんが「やるぅ〜!」と大騒ぎ。仕方ない。まずは、良太兄ちゃんが「ベンガルワシミミズク」を腕に乗せハイポーズ。ものすごい爪にびっくり。でも大人しくてすごく可愛い。最後になでさせてもくれるけど、瞬きしてこれ又可愛い。

続いて掛川花鳥園のスター?看板鳥の「アフリカオオハコノハズク」のポポちゃんと記念撮影。菜優ちゃんだけでなく、良太くんまで・・・。写真撮影だけで900円・・・う〜ん悲しい。ところで皆さん、このポポちゃんご存知ありませんか?今やメディアに引っ張りだこの人気Birdなのだ。小さくてすご〜く可愛い。まわりの人も思わず「可愛い〜」と声にしてしまう程の可愛さだ。菜優ちゃん、良太くんと各々腕にのせハイポーズ。最後はファミリー全員で1ショットだ。

撮影の後は、みんなで背中やお腹をナデナデ。う〜ん、可愛い。ところで、このポポちゃん、可愛いだけで有名になった訳ではない。TV「トリビアの泉」「ザ・ワイド」「どうぶつ奇想天外」「ブロードキャスター」等々人気TV番組で大ウケした必殺技を持っているのだ。トリビアの泉では「フクロウには驚いた時、身体が細長くなるものがいる!」と出題され、中写真のようにひゅーっと細くなり大ウケ、見事「73へぇ〜/銀脳」をゲットした強者だ。怖いものの前では棒のように細くなり、弱そうなものの前では大きく威嚇する。ホント調子の良いフクロウだ。でもホント可愛い!ポポちゃんにも会えたし、期待以上に楽しいところでした。
1度掛川を後にし、自分のたってのお願いで袋井市へ。遅めのランチタイムです。袋井には「ご当地グルメ祭りB−1グランプリ」第7位というB級の中のB級といわれるグルメがある。江戸時代の袋井宿の名物料理が再現された「たまごふわふわ」だ。有名な東海道中膝栗毛にも登場する将軍家の饗応料理の献立だったそうで、袋井宿の高級朝食だったとか?画像見ただけでは何だかわからないでしょう。ホント不思議な見た目だ。究極の食感を目指したたまご料理で、泡状になったたまごの食感はその名の通りまさに「ふわふわ」。ひとことで例れば、ムーズ状にふわふわになった茶碗蒸しって感じだろうか?ふわふわの下にはしっかりとしたダシがあり実に優しい料理だ。

おそらくこの食感をつくりあげるのに、いろいろ技があるはずだ。ホント面白い。決してメイン料理ではないが、噂通り朝食になんか最高、風呂上がり、酒の〆なんかにも素晴らしい。予想外にキッズたちにも大人気でした。アツアツの土鍋で出て来て300円です。今回は袋井市の「和の湯」という温泉施設にて無理言って食事させて頂きました。本来は入浴しないといけないのですが、親切なスタッフの方に感謝です。たまごふわふわ美味しかったです。袋井市の飲食店にて一生懸命たまごふわふわ町おこし中とか?乞うご期待ですね。見事B−1GP2連覇という偉業を達成した静岡県富士宮市の「富士宮焼そば」も食べてみました。地元ではないのに静岡県内ではすでに超人気メニューに。確かに美味い。ぜひ富士宮に訪れなくては。昨日食した「浜松餃子」ももちろんB−1登場し第6位ゲット。静岡はBEST10に5つも入りすご〜い。まさしくB級グルメ天国だ!

お腹もいっぱいになったところで、再び掛川市街へ。今度は掛川のシンボルともいうべき「掛川城」へ。現在の掛川城は、平成6年4月に「東海の名城」と呼ばれた美しさそのままに、日本初の本格木造天守閣として復元されたとのこと。決して大きなお城ではないが、高いところにそびえておりまさにシンボル的存在だ。町づくりも城下町の趣を残そうと努力が見られ良いところです。大手門前に駐車し、早速立派な大手門をくぐってお城への散策路へ。
掛川城と言えば、昨年の大河ドラマ「功名が辻」の主人公「山内一豊&千代」が安土桃山時代に約10年間居城したことで有名だ。階段を上がって行くとようやく天守閣です。その階段脇にはピンクの一豊&千代の旗が風に揺れています。天守閣の中はもっと急な階段できつ〜い。

天守閣の中には、山内家の赤い鎧や軍配や軍扇などが展示されています。四方には攻められた際に、石を落としたり槍で対抗するための穴があり、今ではガラスがあるものの下が眺められて恐〜い。キッズたち覗いては大騒ぎです。天守閣からの眺望は素晴らしいです。おそらく約400年前、山内一豊や千代らもここから同じように城下を眺めていたのでしょうねぇ。

天守閣下には、大河ドラマを記念して「掛川館」がOPENしました。大河ドラマで使用した衣装や小道具などいろいろ展示されているようです。大河ファンにははずせないスポットですね。立ち寄りたかったのですが、時間がなかったので今回は残念ながらスルー。天守閣とセットになっているのは、御殿の拝観です。1番の広間はお殿様の公務の謁見の場だそうです。お殿様には申し訳ないですが、広い御殿内を興奮して走り回るキッズたち・・・大騒ぎです。
中には、槍や長刀、火縄銃などが展示されています。槍の名手と言われた一豊使用の槍はないようですが、実物は迫力ありますねぇ。良太くんは火縄銃が欲しいようで・・・もらえるはずはないので早く諦めて。城前のお土産店前には、観光地定番の撮影スポットが。もちろん掛川城前は一豊&千代です。キッズ3人順々に顔を入れてハイポーズ!これにて掛川観光終了。東名高速が渋滞する前に帰ろうっと急いで戻るも、岡崎付近で渋滞につかまる。あぁ〜渋滞につかまる度に九州は良かったなぁ〜と思いにふける。でも、2時間もかからずに無事名古屋へ。残念ながら3連休のうち1泊しかキャンプに行けなかったが、雨も降らず無事外遊びできて良かった。静岡はグルメ、遊び、気候共に良さそうで楽しそうだ。改めて気に入りました。10月の3連休は娘たちの運動会&ダンス大会。秋のアウトドアシーズンはしばし我慢だ。


ならここの里キャンプ場 http://www.narakoko.co.jp/index.html

オートサイト \2500+\150x5人=\3250/日 サイト 砂or草 

名古屋より東名高速を走り約2時間弱で到着。現在台風4号の影響で県道39号が全面通行止めのため袋井ICから行った方が良いかも?買い出しはキャンプ場近くにはないので市街地で済ませておいた方が良いだろう。途中原田駅を右折してくるが、そこを直進するとスーパーがある。キャンプ場からは約20分くらいだ。キャンプ場までは「森の都/ならここの湯」の温泉施設の看板を目印に進むと間違わない。途中道が細くなり、特に狭い橋が何カ所かあるが、車2台が行き来できないため慎重に運転しておきたい。管理棟は温泉施設に隣接する食事処と兼務だ。チェックインが13時〜16時だ。特に管理棟が16時で閉まってしまうので注意が必要のようだ。又、管理棟での炭や薪の販売はチケット制で、購入後オートフリーサイト入り口の研修棟で受け取るシステムだ。この研修棟も管理棟同様16時で閉まるので注意した方が良い。我が家は受け取り忘れて買い出しにでてしまったので、管理棟に連絡し、外に出しておいてもらいました。こういった臨機応変な対応をしてもらえるのでたいへん有り難いキャンプ場です。オートフリーサイトはテニス側と広場側の2カ所ある。人気は開放感ある広場側だろう。グランドは土だが、その周辺が草が茂っておりまるで芝のようで心地よい。よほどのハイシーズン以外は十二分の余裕があるだろう。残念ながら今回は3連休中で超満員。それでも圧迫感は少なかったです。安価なオートフリーサイトなだけに、炊事棟&トイレまではやや距離がある。炊事棟の数はぎりぎりでハイシーズンは譲り合いが必要になるだろう。トイレはまだ新しく綺麗な水洗洋式だ。ならここの里の売りは温泉だ。フリーサイトからは吊り橋を渡っていくのが近い。夜は真っ暗な上、結構揺れるのでキッズのためにもファミリーで懐中電灯2本くらいは必要だ。徒歩約3分くらいで温泉に到着。20:30受付終了で21:00までの営業だ。立派な露天風呂があり、美人の湯とも言えるような少し塩分を含んだツルツルの湯だ。湯は熱くなくホントのんびりできた。ハイシーズンにも関わらずのんびり入浴できたのは嬉しい。タオル類さえあればあとは全部揃っている。大人500円/小学生300円。特別キッズ用の遊具がある訳ではないが、綺麗な小川が流れているので沢ガニ取りや水遊びには丁度良い。夏は水着が必須だ。秋にはキャンプ場に隣接する(徒歩5分弱)ブドウ園でブドウ狩りが楽しめる(8月中旬〜9月中旬)。春の桜、秋の紅葉、夏は魚つかみ取り・・・1年を通して楽しめるキャンプ場だ。掛川観光の拠点としても良い。掛川花鳥園はファミリーキャンパーにお勧めスポットだ。ならここの里には区画サイトもあるが、炊事棟はあってもトイレがない。一般道を渡った管理棟側に行かないといけないので、特に夜間キッズたちには心配でファミリーキャンパーにはやや難と言える。チェックイン13:00チェックアウト11:00。
満足度★★★

浜松餃子 http://www.at-s.com/html/gourmet/special/gyoza/index.html
ぶどう農園カントリーファーム佐藤 http://www.at-s.com/bin/YELL/YELL0020.asp?id=B276165400

掛川花鳥園 http://www.kamoltd.co.jp/kke/
和の湯(たまごふわふわ) http://www2.tokai.or.jp/mitsuru/
掛川観光協会 http://www.wbs.ne.jp/bt/kakegawa/
B級ご当地グルメの祭典「B−1グランプリ」 http://b-1gp.cande.biz/index.html


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