Enjoy Camp Life38 その3!!

2008年4月 竜洋海洋公園オートキャンプ場(静岡県)
(元祖浜松名物の鰻と日本3大砂丘の中田島砂丘へ!)

朝から元気よく遊びまくるキッズたち・・・少しは撤収手伝ってね。ここ竜洋海洋公園ACはチェックアウトが11時と少し早め。できれば12時にしてくれると助かるけどなぁ〜。でも、本日は晴天なり!テントやタープも順調に乾燥して完璧だ。流石のフリーサイトでは区画サイトと違って、マイカーの真横に設営という訳にはいかず、ちょっとだけ運ばなければならない(まぁ〜ホントちょっとだけだけどね)。撤収時も竜洋名物の海風を心配したが、おかげさまで微風。たいへん順調に撤収作業終了となりました。たいへん綺麗な芝で寝心地最高のサイトでした。

撤収作業の後は、予想通りキッズたちが昨日に続き「アスレチックへ行きたい!」と大騒ぎ。この暑い中、キッズたちに押し切られる。まぁ〜ホント、キッズはアスレチック好きで驚かされる。自分も幼少期はそうだったのだろうか?昨日に続いて蜘蛛の巣ネット、ネットトンネル等を笑顔&大笑いで通過していく。この菜優ちゃんのプリキュアのような恰好良いポーズも決まっている。実は、ここ画像ではわからないが、アスレチック山の1番上にある木の上で、眼の前には広大な公園を一望できるほどの恐〜いところなのだ。でも絶好調の菜優ちゃん全然へっちゃら!

アスレチックに少し飽きてくると、これまた昨日に続いてロングローラー滑り台だ。今日もキッズたちでいっぱいだ。昨日とは違って最初から絶好調に降りてくる真優ちゃん。かなり高いところからでも笑い声が聞こえてくるほど・・・それにしてもこの長い階段を上がっていくのは大人には重労働で無理。キッズたちはホントすごい!

良太兄ちゃん、菜優ちゃんも続けて思いっきり滑降。これだけスピードがでればローラー滑り台も面白いだろうね。たまに大人も滑り降りてくるが、体重があるだけにすごいスピードになる。ゴール地点では決まって「尻が痛ぇ〜!」と叫ぶ事になる。ママさんたちが「ケツが痛ぇ〜!」と豪快に叫ばれるとちょっと引いてしまうが・・・当の本人は尻抑えて大騒ぎだ。

広大な海洋公園は、近所の公園が3〜5個くらい一緒になったくらいの数の遊具が点在しているため半日くらいつぶせる。キャンプとともに思い切り身体動かす事ができるので、すごくリフレッシュできること間違いなしだ。夏にはプールもあるし、ボートなんかもある。海釣りは年中OKだろう。何せ眼の前で何匹もの魚が海面を跳ねるのだから。そういう意味では丸一日を十二分につぶせる。夏にはジャガイモ、秋にはさつま芋掘りなどの収穫体験などもあるので、まさしくファミリーキャンパー向きとも言える。しかし、どこからでも見えるランドマーク的な風力発電システムがあるってことは・・・やはり名物の風はそれなりにすごいんだろうね。時期によってはしっかりと準備してくることお勧めします。今回は風に悩まされず助かりました。

12時過ぎにキャンプ場を出発すると、ちょうどランチタイム。昨日浜松餃子は頂いたので、本日は元祖浜松名物の「鰻」!ひと昔前であれば「浜名湖と言えば鰻」と言われる程の全国的に知られたご当地グルメだった浜松の鰻。今ももちろん健在だ。数多くある鰻店の中から、どこが美味しいのか?う〜ん、悩む。結局いろいろ聞こえてくる人気店の噂の中で、地元ではここが人気だよと人伝に聞いたことがあったのでそれを信じることに。「炭焼き鰻 かんたろう」に決定だ。浜松では珍しい関西風の鰻屋さんだとか。まずはキッズも大好き「骨煎餅」とパパが大好き「白焼き」を注文!
日曜日のランチタイムということで多少ならぶかな?と心配していたが、無事テーブル席ゲット。でも店内は程よく満席に近い状態。骨煎餅をボリボリ頂いてご機嫌のキッズたち。そしてワサビ醤油で頂く白焼きの美味いこと・・・・いやぁ〜流石鰻は美味!!「白焼きなんていらない!」って言っていた良太くんも、美味い美味いとガンガンに食べていく。おいおいあっという間に食べ尽くされたぁ〜。パパがっかり。続いてメインのうな重登場!やっほー!

ここ「かんたろう」の鰻は、毎朝仕入れたうなぎを井戸水にさらしておいて、注文が入る度に取り出し選別し割いていく。よって食べる30分前には元気よく泳いでいたとのことだ。こう言われると菜優真優ちゃんは可哀想・・・と鰻の悲劇を悲しむ。ところが、出て来た鰻を口にするとうってかわって笑顔に・・・。これだから子供とはいえ女は怖い。「鰻、美味しい!」と超ハイテンションだ。関西風は蒸さずに焼きあげる(名古屋も関西風だね)ので、カリカリで香ばしい。本来は関東風のふっくら鰻を欲していたが、ここの鰻はこれで実に美味かったので納得だ。なるほど、浜松鰻満足でした。

続いて、浜名湖に続く浜松の景勝地の1つ「中田島砂丘」へ。みなさん中田島砂丘ってご存知でしょうか?砂丘と言えば鳥取砂丘ですが、日本3大砂丘の1つがここ浜松の「中田島砂丘」なのだ。ちなみにもう1つは千葉県の九十九里浜と鹿児島県の吹上浜。あれっ全部で4つになっちゃう。実は3大砂丘の定義ってないらしく、勝手にうたっているというのが実際のところらしい。でも、千葉県出身の自分はよく九十九里浜知っているが、確かに長い浜が延々と続くが・・・砂丘っていう雰囲気はないですよねぇ〜。
なるほど東西に約4km、南北に焼く0.6kmの遠州浜とも言われる中田島砂丘はなるほど、砂丘と名乗っても可笑しくない程海が全く見えない。学生時代に訪れた鳥取砂丘に比べるとやはりかなり規模は小さくなるが、立派な砂丘だ。砂が深いので歩くのたいへん。しばし歩いても全然海が見えてこな〜い。結構へたへたになりながら進むとようやく前方に遠州灘が見えてきた。疲れたぁ〜。

海と言えば波と戯れるキッズたち。実は菜優ちゃんは朝から思いっきり遊び続けたため、車中で完全グロッキーで熟睡。可哀想に1人駐車場で爆睡中。よって、今日は良太くんと真優ちゃんでご機嫌に押し寄せてくる波とEnjoy!ママに濡れるからいいかげんにしなさい!と良太兄ちゃんが怒られていた直後・・・・あぁ〜痛恨の真優ちゃん転倒!!!数秒前まではご機嫌で浜を元気に行ったり来たりと楽しんでいた真優ちゃんだが、全身ずぶ濡れに・・・。

これには流石に周囲から「あぁ〜」という悲鳴。その後、見事なまでのずぶ濡れ状態を見て、可哀想だからと我慢しつつも、こらえきれずに失笑。あぁ〜だから言わんこっちゃない。春の海はそれは冷たかっただろうねぇ〜。可哀想な真優ちゃんは、もちろん号泣。号泣のまま砂丘をとぼとぼと歩く。これがまた長〜い。ようやく松林が見えて来たところで、頭上には威勢良く凧が舞い上がる。実はGWに開催される浜松祭り名物の凧揚げの練習をやっているようだ。江戸時代より遠州地方では、節句に祝凧をあげる風習があったらしく、浜松祭りの俗にいう喧嘩凧の凧合戦に受け継がれているとのことだ。畳2〜10畳の凧の糸切り合戦は実に勇壮であろう。見てみたいものだ。

また、ここ中田島砂丘はウミガメの産卵地としても有名らしく、ウミガメを守る事にも力を入れているとのことだ。竜洋海洋公園ACでもウミガメの赤ちゃんの放海イベントなども夏には予定されているらしい(毎年すぐに予約でいっぱいになってしまう)。車に戻ると流石にキッズ3人とも熟睡。浜名湖にはまだまだいろいろ観光地あったのだが仕方なく断念。浜名湖のトレードマークとも言える弁天島の鳥居をバックに記念撮影。帰りに名物夜のおともの「ウナギパイ」をお土産に買って東名高速を快走(と言ってもいつものように岡崎付近で事故渋滞)して帰宅。今年最初のキャンプは好天に恵まれ最高でした。いよいよシーズン到来楽しみだ!


竜洋海洋公園オートキャンプ場 http://www.ryu-yo.co.jp/AUTO/auto411.htm

フリーサイト \2100+大人\315x2人+子供¥210x1+ゴミ協力費¥100=¥3040/日 サイト 芝 

名古屋より東名高速を快走し、浜松西ICまで約1時間。ICよりキャンプ場までは約30分ほどだ。とにかくJAC認定の5つ★キャンプ場だけあって文句のつけようのないキャンプ場と言える。東海エリアばかりでなく、関東、関西からも訪れる超人気キャンプ場だ。予約のとれないキャンプ場の代名詞的存在とも言える。噂には聞いていたが、まずはその芝の美しさは完璧。場内にはゴミ1つない徹底した管理も完璧。トイレ棟は水洗洋式で暖房ヒーター&ウォシュレット完備。トイレでお湯も出る。炊事棟にはもちろんと言って良いのだろうか?給湯完備。もちろん無料だ。さらにコイン式のガスコンロまである。更に各炊事棟にはゴミステーションまで完備だ。まさに至れりつくせりのひとことだ。その上、管理棟の説明は丁寧で、ファイルされた説明書も手渡してくれるので完璧。ゴミの分別は若干厳しいが、ゴミステーションがあるので苦にならない。売店の充実度もかなりのものな上に、隣接する「しおさい竜洋」には地元の野菜や果物など特産品の販売がある。そして温泉施設まである。大人350円子供150円。嬉しいことに幼児は無料。朝10時より夜21時までの営業で、受付は20時30分までだ。遠いサイトからでも徒歩3分と近い。シャンプーリンスはじめドライヤー完備だ。場内にも遊具設備があるが、隣接する海洋公園にはアスレチックやローラー滑り台などかなりエンジョイできる遊具が揃いファミリーキャンパーには嬉しい。スーパー等も車で10分以内にあり、実に文句のつけようのない完璧キャンプ場だ。個人的には、フリーサイトがお勧め。オートフリーではなく、駐車スペースは決められているが、区画サイトと変わらずに利用できる。区画サイトは10x10mだが、駐車スペースに余裕があるせいか?思ったよりも手狭まな感じ。電源と流し台があるのは嬉しい。残念なのは薪の販売がないこと。また冬〜春にかけてかなり強い風が吹くらしい。よって焚火には適していないとのことだ。焚火やBBQする場合は、炊事棟に常備されている木板を敷いて、芝の焼きに注意しないといけない。消灯時間の22時には管理人さんが各サイトをまわる。そういう意味でもマナーを問われるキャンプ場なのかもしれない。ホント素晴らしい施設なので、キャンプデビューには申し分ないであろう。但し、個人的には整い過ぎていて、逆に落ち着かない。まるで公園で寝ているようだ。そういう意味では好き嫌いが分かれるキャンプ場と言える。それほど充実したキャンプ場なのだ。ウミガメの放流やジャガイモ掘り、サツマイモ掘り等の収穫体験や趣向をいろいろかえて開催してくれるウェルカムイベント等、ファミリーキャンパーにはたいへんお勧めのキャンプ場だ。チェックイン13:00チェックアウト11:00。
満足度★★★★

浜松餃子「むつぎく」 http://mutsugiku.jp/
炭焼き鰻「かんたろう」 http://homepage1.nifty.com/kantarou/

中田島砂丘 http://hamamatsu-daisuki.net/search/index.jsp?PID=0322&CID=5950&CAT=0200


[NEXT CAMP]

[BACK]

[TOP] [CAMP TOP]

 


My Famiry site
「ぼくんち」へ

inserted by FC2 system