Enjoy Camp Life40 その3!!

2008年5月 中日小野浦キャンプバンガロー村(愛知県)
(知多半島の春の風物詩の潮干狩り!)

朝からこれだけ晴れているとホント気分良い。気分が良いからと言ってのんびり朝食をとっている余裕はない。何故なら今回のGWキャンプのメインイベントの「潮干狩り」がまっているからだ。簡単に朝食済ませて早速潮干狩りの準備だ。洗いものも菜優ちゃんお手伝いだ。偉いぞ。ちなみに、炊事棟はここ1ヶ所のみ。流しの数は結構あるものの足りないんじゃない?と思っていたが、実際にはこれで十分のようで、待たされたことは1度もなし。スポンジ、洗剤等全部常備されていて嬉しい。その上、こまめに流しのゴミを収拾に来てくれるので綺麗に使われています。ホント設備はどこも一見貧弱に見えますが、それを十分カバーしているのは立派です。ホント気持ち良く使えます。

忙しい中、キッズたちはどこで遊んでいるのかな?っと思いきやっ、我がサイトのテント裏で必至に物色中。なるほどターゲットはさくらんぼだ。実は、昨日管理人のおばあちゃんと雑談したところ、毎年GW頃にさくらんぼが良く実り子供たちに自由に穫ってもらっているらしいのだが、どうも今年は色づきが悪いとの事。「甘くないと思うけど、宜しければどうぞ!」と言われていた事を覚えていたようだ。元々毎年子供達が穴開けて手を入れていたのだろう、いくつか子供ならば入るだろうという穴があいている。目ざとい我が家のキッズたちも穴を発見し、必至に赤いさくらんぼを選択中。

もちろん売られているようなものとは随分小粒で違うが、素人的には美味しそうに見える。早速、キッズたちが口にすると、やや酸っぱいが十分美味しいとのこと。さくらんぼ好きの菜優ちゃんもう〜大興奮。状況は良く理解しているようで、決して穫りすぎるようなことはしない。偉いものだ。ちょこっとちょこっとつまむ程度だ。さくらんぼ狩りまでできて良かったねぇ〜。それもテントのすぐ裏だもんねぇ〜。

8時30分頃にキャンプ場を出発。車で10分くらいで奥田南潮干狩り場へ。美浜ICから南行きの一般道は潮干狩りとビーチランド客でびっしり渋滞だが(かなりヘービー渋滞)、キャンプ場からの北行きは渋滞全然なし。その上ビーチランド手前で潮干狩りができるので、まさしく潮干狩りには好都合の立地条件だ。入場券は大人1100円、子供900円、幼児800円。途中コンビニで入場券購入しておくと5%の割引がきくのでよっておきたい。

早速楽しみにしていた潮干狩りスタートだ。今日はポカポカ陽気を飛び越えて夏日。まだ9時前なのに暑い!海が冷たく、海風も冷たいかなぁ〜?と心配していたのが馬鹿らしいほどだ。本日は11時頃が干潮のようで潮干狩りには午前中が最適だ。9時頃はまだまだ人の数も多くなく、絶好の潮干狩りタイム。よって、9時には着いていないとちょっときついかもね。

朝1番は、掘ればザクザク大粒のアサリちゃんが出てくる。ホント嬉しくなるほど出てくる。当然のことではあるが、毎日アサリまかれているのだろうから早いもの勝ちというのは理屈である。我が家は熊手4本、シャベル1本でアサリちゃん探し。菜優真優ちゃんたちでもドンドン見つけられる。

9時過ぎてから、目に見えるように潮が引いていく。海って不思議なものだ。初めは長靴に水が入りそうになっていた菜優真優ちゃんたちも、9時30分頃過ぎると全然余裕で、どこにでもアサリ探しができるように。この時間帯が潮干狩りの勝負だ。潮が引いていくと、細い小川のように水が残っていく。その小川に沿って大物ねらい。すると、出てくる出てくる。それも立派なアサリだけでなく、まずまずのサイズの蛤までゲットだ。

もう〜これでもかっという位、アサリ&蛤ゲットしてひと休み。10時過ぎると見るや見るやあっという間に、海は人で埋まりはじめて来た。あとから来た人たちでゴッタがえすものの、皆「意外と大きいのいないねぇ〜」と小粒のアサリちゃんを拾い集める。それもそのはずだ、早くに来ている人たちが、その辺はがっぽり頂いた後だ。小さ過ぎて捨てたやつを拾っているうようだ。潮が引いて砂を綺麗にならしてしまうので、掘った後を上手に波が消しちゃうんだよね。大量ゲットにゆとりが出たのか?良太兄ちゃんが堤防つくって遊びはじめた。おいおい、他の人の邪魔するなよぉ〜。アサリばかりか、小さな蟹もいっぱいゲット。菜優ちゃん、手のひらに乗せてご機嫌。

スノーピークのバケツ約1/3くらいアサリ&蛤でいっぱいに。皆この笑顔。海は気持ち良いし、水遊びもできたし、ホント潮干狩り楽しいようだ。美浜海岸は県内最大規模の潮干狩り場で、すご〜い人出ではあるが、比較的にのんびり楽しめて良かった。確かに日帰りで名古屋から駆けつけるとかなりハードだが、中日小野浦バンガロー村のように、美浜海岸より少し南側で宿泊し、人より早めに着くとホント楽しめるし、何より楽だ。

特に今年は晴天に恵まれたので最高だ。ママなんかはUV攻撃を受けてお肌が心配だろうが、ホント気持ち良く遊べた。でも、ずーっとこのお座り姿勢はきついですねぇ。足が、腰が・・・自分の体重がホント恨めしい。お昼過ぎまで潮干狩り楽しんで少し早めにキャンプ場へ。14〜15時頃から北行き道路は大渋滞・・・その前までに買い出し等必要事項は済ませておきたい。夏は海水浴場にもなるので、近くには、トイレやシャワーなんかもあって嬉しい。砂だらけの足を綺麗にし、ずぶ濡れになった洋服を着替えて潮干狩り終了。あぁ〜楽しかった。来年も来た来たいもんだねぇ〜。

潮干狩りを十分堪能した後はランチタイム。知多半島の名物と言ったら「ちりめんじゃこ」。ご存知でしたか?知多は漁師町が続くため、当然ながら魚は美味い。そんな中でも「ちりめんじゃこ」は漁獲高日本一を誇る。ただ穫れるだけだはない。ちりめんじゃこはイワシの稚魚の総称で魚名ではない。そんなちりめんじゃこの中で、南知多町の篠島近海で獲れるカタクチイワシが最良とされ東京はじめ全国で重宝されているのだそうだ。そんな名物のちりめんじゃこを扱う人気店「うつみ食堂」へ。注文するはもちろん名物ともなっている「じゃこ天定食」!!
ランチタイムとあって流石人気店だ超満員。じゃこ天定食は、ちりめんじゃこがこれでもかっとすごい量サクサクに揚げられた名物のじゃこ天に、旬の刺身、ワタリガニの漁師汁のセットだ。噂のじゃこ天の美味いのなんのって・・・正直驚き。こういう食べ方もあるんだぁ〜としばし感心するほど。ホント美味い!ものすごくサクサクなんだよねぇ。こりゃ名物になるはずだわ。良太くんは漁師丼。雲丹や近海の魚たちがふんだんにのっていて、かなりの満足顔。菜優真優ちゃんはお子様ランチ。お子様ランチと言えども、これまた知多名物の海老フライが2本ものっている。単品でお勧めの伊勢湾のキス天も注文。あっという間にキッズ3人にとられて結局1人1つだけに・・・楽しみにしていたパパ悲しそう・・・。

繰り返すが、ホントじゃこ天美味い。揚げ方にも何か秘密があるようだが、根本的にちりめんじゃこが美味いんだろうねぇ。正直、ちりめんじゃこの中でも、ここ知多のカタクチイワシの稚魚が1番高級とされているなんて全然知りませんでした。改めて知多グルメ賞賛です。おそらく他にもいろいろ美味しい魚喰わす店がいっぱいあると思いますが、まずはここ「うつみ食堂」お勧めです。キャンプ場からは車でたったの数分です。

14時前にはキャンプ場に戻り、しばし場内でのんびり過ごすことに。ところがじーっとできないのがキッズたち。着くや否や早速遊具で大ハッスル。まぁ〜飽きずにホント楽しそうに遊ぶものだ。ここで場内の洗濯機で大量の洗濯物を早めに洗濯。2泊3日キャンプにおいて、自宅に帰ってから何がたいへんって洗濯がたいへんだそうだ。我が家は5人いるし、特にキッズ3人分は確かにたいへんな量だ。キャンプ場で洗っていけるとすごく楽になる。今日は天気も最高だし、あっという間に乾いてしまうだろう。ここでキッズたちも少しお手伝い。

遊んでいると、今日も管理人のおじいちゃんからサクランボのお裾分け。何度食べても菜優ちゃんご機嫌。さすがGW中日とあって外に出かけているキャンパーが多いようです。潮干狩り?釣り?ビーチランド?他にもいろいろあるからねぇ。海釣りもすぐ近くででき、親子で海釣りというキャンパーも多いようです。管理棟前には簡易的な展望台?サイト全体を眺められます。これがかなり床がしなるというか?抜けそうで恐怖感抜群。この揺れにキッズたちご機嫌で大騒ぎ。おいおい、ホントに抜けちゃうぞ!!


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(今宵のディナーは自分たちで収穫したアサリづくしだ!)

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