Enjoy Camp Life41その3!!

2008年6月 グリーンパーク山東(滋賀県)
(今年も天然記念物の蛍狩り!そして最終日はアスレチックでハッスル!)

オートサイトから暗い小道を歩いていくとすぐに蛍川だ。さすがにこの時間になると観光客はガクッと減ってきて、普通に蛍狩りが楽しめそうだ。昨年の蛍の乱舞はまさしく天然記念物ものだった。今年はどうだろうか?ホント細い小川なのだが、その周辺に寂しげな薄グリーンの点滅が見え始めてきた。わぁ〜今年も蛍たちに出会えた。キッズたちも「いたぁ〜!蛍いたぁ〜!」とやや興奮ぎみ。

ところが・・・昨年あれだけ乱舞していた蛍たちも今年はやや低調ぎみというか?かなり数が少なめ。乱舞というよりは、すごく悲しげに見えてしまって仕方ない。とは言っても大きなゲンジ蛍たちの灯は他に比べればかなり多いので、満足レベルではあるのだが、やはりここ蛍川だけはどうしても期待してしまう。それでも、思いっきりシャッタースピード落として、わずかな灯も逃さないようにして何とか蛍たちを撮影。蛍たちが飛び出すと自然と「わぁ〜」という歓声があがってしまう。キッズたちも流石にこの蛍の灯だけはもの静かに観賞しておりました。

もの好きな蛍が何度も良太くんにとまる。不思議と良太くんばかりだ。上の蛍は良太くんの手のひらにとまった風変わりの蛍ちゃんの灯だ。しばし良太くんのところで休憩していったが、こうなると黙っていないのが妹たちだ。「私の手にも乗せてぇ〜」と2人で大騒ぎ。結局3人のキッズに追い回され結果大忙しとなった蛍・・・ホント可哀想に。蛍たちは不思議と乱舞する時間帯が決まっているようで、この後ものすごい乱舞があったかもしれませんが、我らがいった時間帯は残念ながら昨年と比べて寂しいものでした。それでも蛍たちと合えたので、大満足でサイトへ帰宅。キッズたちは1日大暴れ状態だったので即テントへ。スターゲイザーでキッズ3人就寝。よく考えたらなんて贅沢なことだろう。自分は待ちに待ったMy焚火タイム。実にアルコールが美味。ほろ酔いでデルトイドへ。あぁ〜熟睡。

翌朝は、天気予報通り晴れ・・・ではなくて曇り。あれっ?快晴の予報だったのに1晩でかわってしまったようだ。でも、雨粒の心配は全くないようで、梅雨シーズンとしては最高の週末となった。ちなみに、ここグリーンパーク山東のキャンプサイトはずらーっとオート区画が一列にならんでいて、2区画が中及び大区画で広く、残りNo1〜8、10〜17が小区画だ。先記したが小区画と言っても十分の広さを持っているので、ほとんどが小区画でOKのはずだ。但し、No1〜8と10〜17では大きな差がある。実はサイト前方に違いが出るのだ。奥の8区画まではサイト前方は広い広場で、その先には広大な伊吹山が拝める。反して10 区画以降は、前方が悲しいかな駐車場になってしまう。単なる視界の問題だが、これだけで開放感が随分と違ってくる。予約時に指定できるので、ぜひ奥のサイトがお勧めだ。今回はやや予約出遅れて失敗しました。

7時に起床し、早速焚火台等を洗浄し撤収。そうこうしていると末っ子の真優ちゃんが起き出してきました。寝起き早々お手伝いでパパのコーヒー豆挽きをしてくれました。実はこの作業、大人には結構面倒なのだが、キッズたちには大人気。ありがとう!その後、菜優ちゃん、良太くんの順で起床。やはり今朝も良太くんがビリ。ホント毎回駄目だねぇ〜。まずは、何より朝食。父子キャンプの定番のインスタントラーメン。撤収作業が面倒なのでいつも手抜きモーニングでごめんなさい。

この頃から、爽やかな日射しが出てきて、自然とキッズたちもご機嫌に。大きな声で合唱しながらの朝食に・・・楽しいのはわかるけど歌が大きいよぁ〜。食後はいろいろなおもちゃで早速大はしゃぎ。まぁ〜何で遊んでも楽しいようで、キッズはホント羨ましい。着替えが済んだら、朝のデザートとしてオレンジヨーグルト。外で食べると美味いんだよねぇ〜。この時、我がサイトに来訪者が・・・ブログ等でお世話になっている”さっぺさん”だ。こんなところでお会いできるとは驚き。聞くところによると、昨年の我がブログのここ山東の件を読んで、蛍狩りキャンプにおこしになったとか。イメージ通り楽しいキャンプになっていれば良いのですが・・・それににしても無愛想ですみませんでした。夜中から腹の調子が悪くて何度もトイレに起きていたので、体調不良+寝不足で実はボロボロ状態でした。すみませんでした。意外とキッズ3人の面倒見るのって肉体労働で、疲れてしまったのかもしれません。またお会いする機会ございましたらお声かけて下さ〜い。

天気が良いと撤収作業も気分が良い。ホント撤収作業のノリは天候に左右される。スターゲイザー&デルトイドともに思いっきり天日干し。モステントは確かに気を使うテントなのでそうそう使用するものではないが、やはり仕舞い込んでいるだけでは意味がない。なるだけ使ってやりたいものだ。この独特のモス臭・・・久しぶりに嗅ぐと実に懐かしい?もう完全になれてしまったようだ。ここで、設備についてもご紹介。各サイトには、洗い場と野外炉、電源、テーブルセットがついている。申し分ない。但し、流しの上に乗っている重たい鉄板を動かさないといけないのがかなりの重労働となる。

トイレ棟は水洗できれいだが、数がかなり少ない。今回のようにピーク期は待つ事もある。和式なのが惜しい。テーブルセットは広くて便利だし、軽いので移動も楽だ。サイトも広くてまずまずのキャンプ場と言える。オートサイトの奥には広いフリーサイトがあるが、ここは車乗り入れ不可なのでリヤカーで運ばなくてはならない。その分、雰囲気は抜群で、サイト裏の小川には蛍も飛ぶのでお勧めとのことだ。管理棟はミニゴルフのクラブハウス兼用なので、大きく期待してはならないが、薪等の販売もあるのでそれなりにはあるようだが要確認だ。撤収完了すると場内のアスレサーキットコースへ。

アスレサーキットは日本フィールドアスレチック協会公認の本格的な20ポイントのアスレチックコースだ。残念ながら有料施設で無人のゲートで200円支払わなければならない。簡単にゲートは突破できるのであとは各人のマナーということになる。ちなみに我が家は良太くん分だけ投入(幼児にはかなり厳しく、小学生以上でないとクリアしていけないようだ)。よぉ〜し、がんばれキッズたち!パパは応援だ。
キャンプ場に隣接するアスレチックとしては抜群に充実している(千葉県野田市の清水公園キャンプ場は別格)。中々体力がないと突破は難しい。ゴルフのスコアカードのようなものに得点を記入していくが、自分のような親父たちにはかなりきつく、厳しいコースなので初めからリタイア。菜優真優ちゃんも慎重に途中まではアタック。チャレンジャーなのだが、いつも途中で悲しげにギブアップ。中途半端なところでギブアップすると助けるこちらもかなりきつい作業となるので勘弁して欲しいのだが・・・。ターザンロープや360°ロープトンネル等々中々面白そうだ。

それにしても、こんなに蒸し暑い中こんなハードなアスレチックほんと良くやるもんだ。自分なんかついて歩くだけでもう汗だくなのに。ホントキッズたちの元気さに脱帽だ。良太くん見事20ポイント全クリアでご機嫌のゴール!!菜優真優ちゃんも出来るレベルでがんばりました。最後にゴール前でハイポーズ!ここだと小1時間思いっきり遊べるレベルです。ファミリーにはお勧めです。

続いて、これまた場内にある「山東幼稚園」の園庭の遊具が週末一般開放される。その幼稚園自慢の遊具が天狗の丘だ。これが幼稚園の遊具か?と思わず眼を疑ってしまうほどの規模だ。さっきトライした有料のアスレチックに負けないほどの規模だ。あれだけアスレチックで汗かいたのに、再び天狗の丘で大ハッスル。いやぁ〜この元気さに脱帽。
昨年は「ここで遊びたぁ〜い!」と大騒ぎされたが、雨のためどうしても遊べず断念したため、今年は昨年の分も思う存分満喫できたようです。「私の保育園にもこんな遊具あったらなぁ〜?」とつぶやく娘たち。確かにここの幼稚園は園舎も含めてすごく贅沢で楽しそうだ。よぉ〜し、戻ろうか?と言う前に、再びドラゴンスライダーへ行くと大騒ぎ。おいおい、まだ遊ぶのぉ〜?これが最後だよという約束で、昨日に続いてドラゴンスライダーだ。
もう自分は上まで上がる力など残っているはずもなく、下でぐったり待つのみ。その間、キッズたちは大笑いでガンガン滑り降りてくる。専用マットに乗ってくるのでスピードも出て、確かに面白そうではある。竜王海洋、青川峡など東海エリアを代表する人気キャンプ場にはどちらも長いローラースライダーがあり、ともにキッズたちの笑い声が聞こえてきていた。必須アイテムなのかな?とりあえず思う存分遊んで大満足のようでした。久しぶりに観光に出ずに場内で満喫しました。実はさきほど、結構広い場内でキッズたち勝手に遊びに行って迷子状態に(チェックアウトの時間になってしまって車を移動しなくてはならず最悪の事態に)・・・どんなに探しても見つからず結局1時間後に迷子になったことに気づいたようで涙を浮かべてひょっこり出てきたキッズたち。ホントこの頃のキッズはアクティブなので、気を抜くとやっちゃいますねぇ〜。ホント疲れました。これで出かける時間も気力もなくなっちゃったんですよねぇ〜。
思いっきり遊んだ後は、これまた昨年と全く同じ流れで名物の近江ちゃんぽんの「ちゃんぽん亭」へ。本当は長浜散策でもして、何か美味しいものでも探そうか?と思っていたのだが、先記のように迷子事件もあって断念。その上、予想以上に長浜市街は観光地として人気で駐車場も大混雑。結局市街を逃れてちゃんぽん亭を目指すことに。それに、九州では美味しいちゃんぽんを良く食べたものだが、名古屋に来たらてっきり喰えなくなった。どうも身体が欲するようだ。良く長崎の江山楼のちゃんぽんの味を思い出す。とは言え、東海エリアで販売されているインスタントの江山楼ちゃんぽんは全く別物。かみさんなんか、全然味が違っていて最後まで食べきる事ができなかったほど。ここ近江ちゃんぽんは、すごく和風のあっさりちゃんぽんで、長崎ちゃんぽんとは全然違うが美味い。海鮮ものの濃厚味の長崎に対して、野菜の旨味がやさしい近江ちゃんぽん。うん、美味しい。お腹がいっぱいになったところで、疲れ果てて帰路へ。う〜ん、1年ぶりの父子キャンプ。すごく楽しいんだけど、やはり疲れるわ。良く眠れそう・・・。


グリーンパーク山東 http://www.za.ztv.ne.jp/greenpark/

オートサイト(小区画) \5000/日 サイト 芝 

名古屋より名神高速を走って関ヶ原ICで降りて一般道を琵琶湖方面へ走るとトータル約1時間ちょっとくらいで到着。名古屋からも好アクセスなキャンプ場といえる。途中看板が適所にあるので迷わない。すぐ近所にスーパー&ホームセンター、コンビ二等あるので買い出し等はたいへん楽だ。三島池ゴルフガーデンのクラブハウスが受付になる。受付時に駐車場の鎖の鍵、電源ボックスの鍵、水道の取っ手のセットを受け取るシステムだ。オートサイトは一般用の小サイト、グループキャンパー用の中&大サイトがある。ちなみに小サイトでも10x10以上の十二分の広さが有る上に洗い場、ベンチセットがつく。他にもオートサイトの奥にフリーサイトもある。実は雰囲気はこちらの方がよい。但し車は乗り入れ出来ないのでリヤカーで運ばなくてはならない。距離は近場であれば50m以内で済む。管理棟には薪や炭等の販売はあるが、最低限のものしかないと考えていた方が良さそうだ。22時まで開いているとのことだ。水洗トイレ棟は綺麗だが、残念なことに洋式がない。障害者用が洋式なのでキッズはそこを使用させてもらった。ファミリーキャンパーには嬉しい施設が多々有り、アスレサーキット、ドラゴンスライダー、三東幼稚園の天狗の丘等満載だ。他にも美術館、テニスコート、もちろんショートコースのゴルフ場があるのでいろいろ楽しめるキャンプ場だ。そして、売りは国の天然記念物にも指定されているゲンジ蛍の群舞は素晴らしい。サイトから徒歩で5分以内だ。これは文句ない蛍キャンプを満喫できる。入浴施設は場内の鴨池荘が利用できる。大人400円/小人300円。21時30分までの営業で、当然ながらシャンプーリンス、ソープ、ドライヤーは常備されています。ゴミは全部持ち帰り。特にファミリーキャンパーには申し分ない。注意したいのは、サイトの場所だ。No1〜9までは開放感あるふれあい公園が前、No10〜18は前が駐車場にある。雰囲気はかなり変わってしまう。もう1つ注意しないといけないことは、蛍狩りシーズンの時だ。蛍祭りの時だけは、予想を遥かに超えるすごい数の観光客が押し寄せるため落ち着かない。大型観光バスがすごい数くるし、周辺がこのために渋滞するほどだ。21時以降は駐車場が有料となるので、それ以降でないとのんびり蛍観賞なんて雰囲気にはならない。もちろん夕食時頃から騒々しく、夜遅くにかけてもざわつき感はある。蛍狩りは期待を裏切らないが、本来のキャンプの楽しみと言う意味からはほど遠い。わりきれるかどうかだ。よく考えて予約したい。チェックイン14:00チェックアウト11:00。
満足度★★★

関ヶ原町観光HP http://www.kanko-sekigahara.jp/index.html
ちゃんぽん亭総本家 http://www.chanpontei.com/index.html

** グリーンパーク山東 前回2007年6月レポへ **


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