Enjoy Camp Life43 その3!!

2008年9月 平湯キャンプ場(岐阜県)
(奥飛騨温泉郷の名湯「新穂高の湯」へ!ワイルドな秘湯は最高!)

北アルプスの勇姿を拝めなかったのは残念だが、とりあえずそれなりの雰囲気は味わえたので良しとしよう。こうなると下りのゴンドラにたどり着くまでに、いくつもの難関が待ち構えてくる。お土産さんだ。確かにいろいろ美味しそうなものがあるし、キッズたちはおもちゃ売り場に釘付け状態。そんな中、美味しそうなお土産を発見。松茸とイワダケの佃煮だ。これが実に美味い。炊飯ジャーに混ぜご飯にして試食できるのだが、これがものすごく美味!迷わずゲット!深いガスの中からいきなりゴンドラ登場。下りも大混雑状態。

中間駅のしらかば平駅には、ゴンドラが展示されていて当然のようにキッズ乗り込み。こんな大人には何てことない物でもキッズたちにはご機嫌だ。しらかば平駅には、往きに食した飛騨牛コロッケの他にもいろいろ美味しそうなものがある。特に有名なのが「アルプスのパン屋さん」だ。焼きたての美味しいパンやクロワッサンが頂ける。予想取り行列だ。何とも食欲をそそる焼きたてパンの香りが漂ってくる・・・でも小さなクロワッサンでも高〜い。食べたいけどスルーして、鍋平高原駅へ。

いよいよ、最後の乗り換えです。ここは比較的ゆとりの乗車。約4分のゴンドラ搭乗ですが、キッズたちはドキドキのようです。ロープウェイは年に数回乗るくらいの機会しかないですが、たまには楽しいですね。ちなみにモンブランに続く世界第2位の高さのロープウェイという噂です。でも料金がネック・・・何と割引されている往復券でも大人2800円小学生1400円と超高い。たった4回合計22分の搭乗で家族で7000円はちょっと躊躇する金額だ。運良くホテル穂高の宿泊の方から割引券を頂けたので更に安くなったものの、この金額だと美味しい飛騨牛でも食べた方が良いのでは?っと考えるのもおかしくない。確かに10月の紅葉シーズンは素晴らしい絶景を提供してくれるのでそれはそれで有りだと思うが・・・やはり高過ぎだよ。

新穂高温泉駅には、これまた足湯が完備。見つければ必ず入る我がキッズたち。その度にパパのタオルで足をふく・・・おいおい、パパのタオルは足ふき用じゃないんだけど・・・。奥飛騨の観光名所の新穂高ロープウェイでの雲上散歩の後は、やはり行きたいところがある。奥飛騨と言えば、北アルプスもあるが、やはり温泉!日本を代表する温泉郷の1つの奥飛騨温泉郷。るるぶの全国温泉番付では見事西の横綱に君臨している名湯だ(何故岐阜が西日本に入るのだろうか?ちなみに東の横綱は秋田の乳頭温泉)。そんな奥飛騨温泉郷のシンボルと言えるのが、観光&温泉雑誌やガイドに必ず紹介される「新穂高の湯」である。

平湯・新平湯、栃尾・福地・新穂高温泉の温泉地を総称して奥飛騨温泉郷と呼ぶ。国内有数の湯量を誇る日本一の露天風呂王国だ。人気の新穂高の湯は、奥飛騨温泉郷の中でも1番奥深くの、槍ヶ岳・穂高連峰を源とする蒲田川の渓流に沿った混浴露天風呂だ。駐車場は20台ほどのスペースがあるが、いつでも満車となっている。昔はかなり秘境のイメージがあったのだろうが、今や超人気の観光スポットとなっている。

新穂高温泉のシンボルの1つ「ゆ」の大暖簾の前の駐車場に停めて、早速橋を渡って階段を下るといきなり新穂高の湯が現れる。橋の上から丸見えのまさしくオープンな公共浴場だ。思う存分混浴だが、女性は水着着用OKなので水着の方も何人も来ている。もちろんだが脱衣所は男女狭いがあるので心配ない。とは言え、我が家のママは即答でパス。申し訳ないが奥飛騨の名湯をパパ+3キッズで堪能させてもらうことに。

いやぁ〜まずはこの開放感最高である。そして寸志形式をとっている公共浴場だけに、時間を気にすることもなくホントのんびり名湯を楽しむことができるのも良い(今回は橋の上からかみさんが待っているのでそうのんびりはできませんでしたが)。北アルプスの眺望、輝くような空と緑、そして蒲田川の渓流のせせらぎの音・・・これ以上何を望むの?という感じだ。温泉好きのキッズたちも広〜い温泉に大興奮!

この新穂高の湯は、面白いことに湯底が熱帯魚等の水槽と同様な細かい砂利になっている。だから何となく他の浴場と違って、キッズたちは走りたがる?何で?でも何かキッズ心をくすぐるようだ。新穂高の湯は俗にいうぬる湯で、源泉はそんなに熱くない。よって、冬季は入れない。最高なのは紅葉シーズンで夜間ライトアップされるとのことだ、この雰囲気に紅葉が追加されたら申し分ない。こんなすばらしい湯も、夏休み期間中はまるで温泉プール化してしまうので時期や時間を考えた方が良い。もうずーっと入っていたいところだが、そろそろかみさんの視線が気になってきたので残念ながら上がることに。ちなみに、熱くなったら川原の大石の上で涼んだり、川で泳いで冷ますことも可能だ。今日も何人かの人が川と温泉行き来しておりました。それを見た良太くんを止めるのがたいへんで・・・現に渓流で泳いでいる方いたもので、良太くんやる気満マン。確かに夏はキッズたちのプールになっちゃうね。

ひとっ風呂浴びると当然ながら腹が減る。時間もすでに14時過ぎだ。平湯温泉街まで戻りお店を探す。本日のランチはキャンプ場前の飛騨牛の看板が輝く「食事処 あんき屋」へ。こんな時間でも待ちの行列ができている・・・でも美味そうなのでここに決定。15分ほど待ってようやく着席。パパたちは飛騨地方の定番メニューの「飛騨牛の朴場味噌焼き」。ちなみにパパはそれの肉多め。キッズたちは奥飛騨ラーメン。うん、何度頂いても飛騨牛はやはり美味い!ホントひと握りの常識のない精肉店のバカどものせいで、飛騨牛は偽装疑惑という泥をかぶってしまった感じだが、本物は問答無用に美味い。まるでとろけるようだ。ご当地グルメの朴葉味噌も悪くない。もちろん高価ではありますが・・・美味いんだから仕方ない。うん満足!

16時前にサイトに戻ってきました。こんなに晴天なのにテント&スクリーンタープは未だ水滴がとれない状況。湿度は予想以上だ。こりゃ明日は乾燥させるのにひと苦労しそうだなぁ。しかし、気温も木漏れ日も実に良い・・・あぁ〜しばしお昼寝タイム。実はこれがキャンプの1番の贅沢な時間かも・・・あぁ〜この木漏れ日の下、睡魔に導かれる瞬間が最高だぁぁ〜。幸せ・・・。至福のお昼寝から目覚めると、キッズたちがいない。どこだ?と思いきやテント内で大騒ぎ。どうやら3人でカードゲームで大盛り上がりだったようだ。

パパのお目覚めを待っていたかのように、キッズたちもテントから飛び出してきました。まずはおやつとばかりにミカンを食して大騒ぎ。もう何をしても楽しいようだ。続いて、我が家のアイドルの菜優ちゃん、真優ちゃんのダンスタイム!元気いっぱいの2人は日頃習っているダンスをご披露!ノリノリだ。

我が家のアイドルの菜優真優ちゃんたちはキャンプ大好き、温泉大好き!ということで父とのキャンプに喜んでついてきてくれる。幼稚園前から父子キャンプを何度も楽しんできた良太兄ちゃんももう5年生、悲しいがそろそろファミリーキャンプの卒業が近づいてきているかもしれない。娘たちがつきあってくれるのもあとどのくらいだろうか?もうしばらく父娘キャンプ楽しみたいものだ。お願いねぇ〜。
キャンプに来たらやはり外遊びだ。早速バトミントンだ。菜優真優対決はまさに低レベルの対決??ラリーはいっさい続かない。でも、空振りするたびに大騒ぎ。良太兄ちゃんにいろいろお教わりながら、それでもバトンミントンごっこは楽しくて仕方ないようだ。たまに上手にヒットしてシャトルが大きく空中舞うとそれだけで大歓声だ。反して、良太兄ちゃんvsパパは激しい対決。結果は引き分け〜。

バトミントンでひと汗かいた後は、もう夕食準備の時間だ。キッズたちも良い子でお手伝いモードへ。まずは、肝心の炭おこしだ。ポイントのところはパパがやり、あとの火おこしは良太くんをリーダーにキッズたちが協力して実施する。でも、面白いもので、どんなことでも遊びにしてしまうからキッズというのはすごいのものだ。団扇で大きくあおぐと、花火のように火の粉が舞う。これが妹たちに大ウケとなると、まかしておけとばかりにお兄ちゃんが大きく団扇をあおいでと大歓声。

ものすごい火の粉・・・こりゃ確かに綺麗だ。画像ではわからない程、実際にはもっと薄暗い中なのですごく綺麗で、ちょっとした花火より美しい。でも、テントまで飛ぶとあっという間に穴あけてしまうので一応注意。十分に炭が出来上がると、早速ダッチオーブンセット。今宵は少々涼しい。よって、暖かいものをということでカレーうどんに決定。

ここ平湯キャンプ場は、陽が沈むと真っ暗。ランタンが近くにないとダッチオーブンの中も見えないくらい。カレーうどんの良い香りが漂ってくると出来上がり。良太くんもお手伝い大活躍。さすがキャンプのお手伝いについては良くわかっているようで、すでにベテランキャンパーなみだ。よぉ〜し、冷えてきたぞ〜夕食にしよう。


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