Enjoy Camp Life44 その3!!

2008年10月 マキノ高原キャンプ場(滋賀県)
(鯖街道で知られる熊川宿へ!ここにも有名なB級グルメが・・・!)

吊り橋と聞いて、ちょっと怖がっていた菜優真優ちゃんたちだが、この吊り橋は立派なもので全然揺れず安心!これを渡るとその先は広大な高原サイトだ(右上)。振り返って林間サイト(中上)。全く雰囲気が違う。個人的には林間サイトが好きだが、この開放感も捨てがたい。高原サイトの下にはこれまた広〜いグランドゴルフ場になっていて賑わっている。

早いもので今年ももう10月も後半、場内の広葉樹の一部が紅葉し始めてきている。まだピークまでには半月程必要かもしれませんが、一歩一歩冬の訪れを感じることが出来ますね。通年オープンのマキノ高原キャンプ場なので、冬は広大な高原サイトの方が良いのかもしれない。林間サイトの1部は(我が家のサイト等)日射しも望めるが、概ね木陰の中になってしまうので結露でびしょびしょのテントを乾かすのに苦労しそうだ。それに比べて高原サイトは申し分ない。但し、真夏は猛暑で厳しいと言える。あとは本日無風状態だったので確認とれなかったが、風の影響がどれくらいあるか?も少し気になる。しかし、とにかく邪魔する物が何もないというような開放感抜群のサイトだ。

林間サイトに沿ってヨキトギ川が流れていて、どこに設営してもこのせせらぎの音が聞こえる。渓流の音は多少大きくても何故か心地よいもので邪魔にはならない。夏などはかえって涼しげに感じるものだ。どこも画像のように浅いので、キッズたちの恰好の遊び場となる。10月というのに水温も低くなく遊ぶには最適だ。もちろん菜優真優ちゃんたちも、絶好調で水遊びEnjoy!

プールも良いが、もっとアウトドアを楽しむという意味では、川遊びはより楽しい。水も綺麗だし、自然と遊ぶことは現代っ子たちには必要なことだ。水遊びが終わると、場内に広がる広葉樹から転げ落ちてくるどんぐり拾いに夢中。何故か?キッズたちはどんぐり拾いが大好きだ。その上、ここのどんぐりはどれも立派なビッグサイズ。ホントいっぱい拾い集めご機嫌の菜優真優ちゃんでした!
菜優真優ちゃんたちが遊んでいる間、1人で撤収作業。今回は父娘キャンプだったので元々数を少なめにしてきたのだが、それでも何だかんだ撤収作業は面倒だ。あっという間に汗が噴き出してくる。数多くのキャンプグッズを愛車のアルファ156SWへ積み込み!今回のアルファへの積み込みは感慨深げなものがある。何故かといえば、約9年弱、関東〜九州〜東海エリアを中心に我が家の足としてがんばってきてくれたアルファも、これがラストドライブとなる。ホントあと10年乗っても全く飽きないデザイン&パフォーマンス・・・この156は名車だ。まぁ〜アルファのアウトドア仕様なんてラテンの血が泣くだろうが、よくつきあってくれたものだ。次回のキャンプは待望のニューフェイス登場となる予定でわくわくする反面、ホント気に入っていたアルファとの別れは悲しいものがある。ホントご苦労さまでした。帰路も含め最後までよろしくという感じだ。

11時半頃撤収作業完了。あぁ〜疲れた。こういう時に限って季節はずれの夏日とくるからたまらない。やっとひと休み・・・しかし我が家の菜優真優ちゃんは休ませてはくれない。再び、サイト前の川で水遊びだ。「さっき、一緒に川に入って水遊びするって約束したぁ〜」と催促してくる。う〜ん、確かにそんなこと口にしたような・・・仕方なく川に入って一緒に水遊び。パパとはきついものだ。

蟹いないのぉ〜とリクエストされたが、沢蟹なんてどこ探してもいない。となると次の遊びは、お花を流してのレースだ。しかし、このレースが意外に盛り上がる。各々黄色&白色の花を選んで、同時に川面へ。両輪一斉に流れに乗り菜優真優ちゃんたちの応援合戦が始まる。途中デッドヒートも石に阻まれ最終的には真優ちゃんの白花の圧勝。勝利のガッツポーズの真優ちゃん。本気で悔しがる手前の菜優ちゃん。こんな水遊びをしばらくして足下から身体が丁度冷えたところでマキノ高原キャンプ場を出発することに。
本来は、キャンプから車で数分に位置するマキノピックランドへ立ち寄って、秋の味覚狩りの代表とも言える栗拾いかりんご狩り(葡萄狩りは終わってしまいました)をしようと思っていたのだが、本日は運悪く地元のマラソン大会が開催されていて、ちょうどピックランドがメイン会場になっていて交通規制まで行われている状況で、残念ながら立ち寄り断念。それならばと、一路琵琶湖を離れて若狭鯖街道へ。鯖街道とは、京都と若狭湾の小浜を結ぶ海産物の街道の昔からの総称だ。その途中に位置する熊川宿へ。熊川宿の道の駅にはこれまたB級グルメファンをうならせる名物があるのではずせない。1つ目が当然ながら鯖街道名物の鯖寿司だ。空弁で1番人気をゲットした焼き鯖寿司は申し分なく美味い。続いて、注目の福井県のB級グルメ「うそば」だ!
みなさん、「うそば」ってご存知だろうか?ココリコのTV番組「いきなり!黄金伝説」の全国のご当地マル珍グルメとして紹介されたことでブレークした「うそば」。今や全国の道の駅の売り上げ上位にあげられるス−パーご当地グルメなのだ。うそばとは、簡単に言うと1本の麺にうどんと蕎麦が背中あわせにくっついたもので、うどんと蕎麦を一緒に頂こうというアイデアグルメだ。福井県の嶺南地域で食べられる独特なB級麺グルメだが、耳にした以上は1度は食しておきたい。

見た目も味も、まさしくその名の通りうどんと蕎麦がくっついている。なるほど面白いものだ。格別に美味いというものではないが、面白いというのがぴったりなグルメだ。まぁ〜こんなアイデアあっても良いのかなぁ〜?とも思う反面、別々に食べれば良いのに〜?とも思うし何とも言えない代物だ。それにしても珍品と言うことにはかわりはない。ちなみに菜優真優ちゃんの評価はGoodでした。わざわざ福井県境越えてまで食にし来たのだ、なるほど納得しました。もちろん鯖寿司の方は申し分ない。こちらはまさしく名物の名に恥じない逸品だ。お勧めです。

お腹いっぱいになったところで、鯖街道の熊川宿散策へ。道の駅から歩くのも良いし、無料駐車場もいくつかあるので近くまで車で行ってもOKだ。我が家は熊川宿最寄りの西口公園無料駐車場に車止めて散策へ。大昔より、若狭は朝廷へ日本海の幸をこの道を通って献上してきたとのこと。1589年に秀吉に重用され若狭藩主となった浅野長政が交通と軍事の重要点としてここ熊川に宿場町をつくり、それが今に残されているとのことだ。

熊川宿には前川と呼ばれる流れの速い用水路があり、景観の特徴となっている。小さい水車がいくつもあって、キッズたちはその流れの速さからすごい勢いで回っている水車に興味津々。こんなに速い流れの用水路はあまり見ないですねぇ〜。又、ここ熊川宿の多様な建物も独特で珍しいとか。街道に面している建物は、全く形式の異なる建物が混在しているにも関わらず。連続性を保っているという不思議な町並みをつくっています。ちなみに右が菱屋(勢馬清兵衛家)。旧問屋で格子と水路の取り合わせが絶妙です。
左が旧逸見勘兵衛家で、伊藤忠商事2代目社長の生家だそうです。熊川を代表する町家の1つということで町指定の文化財なんだそうです。主家に土蔵、庭とこれが熊川のモデルハウスだそうです。上中は宿場館。かつての熊川村役場だそうで今は資料館になっています。中々洒落た建物ですよね。ここで菜優真優ちゃん、井戸を発見。現代っ子には井戸でさえ珍しい。飲料としては使えませんがしっかりと井戸水が出ます。何故かキッズたち嬉しいようで何度もガタンガタンとポンピングしてました。
とりあえず熊川宿は、当時の姿を現役のまま残した建物が現存し、当時の宿場町の趣を色濃く残しております。但し、木曽路の妻籠宿のような規模ではないので、観光スポットとしてはかなり寂しい。よって、折角の週末というのに午後はガラガラ。名物の鯖寿司や葛を食べさせてくれる店などもあるのだが、どうも寂しい!新名物のうそばもあるのでもう少しPR活動と売りが欲しいところである。のんびり散策しても1時間もあれば十分なサイズです。秋の散策は気分が良いが、これにて時間なので帰路につくことに。北陸道の木之本ICまで約1時間弱。北陸道〜名神高速を快走しトータル約2時間弱で帰宅。これで愛車アルファロメオ156SWのラストドライブとなりました。お土産はもちろんうそば!ノーマルタイプの他にも梅うそば、茶うそばがある。悩んだ結果、ノーマルうそばと、梅どころの若狭ということで、梅干しの果肉を麺に練り込んだ梅うそばの2つをゲット。週末にでも食べてみよう。サラダパンとあわせてB級グルメファンにはたまらないキャンプとなりました。もちろん初めての父娘キャンプ楽しかったです。


マキノ高原キャンプ場 http://www.makinokougen.co.jp/

オートフリー(林間サイト) ¥4500/日 サイト 土/草 

名古屋より名神高速〜北陸道で木之本ICへ、一般道走って約2時間弱で行ける中部圏、近畿圏共に行きやすいキャンプ場だ。買い出しは木之本IC近くのスーパーマーケットで済ますと良い。マキノ高原スキー場の広大な斜面を利用した開放感抜群のキャンプ場で、途中案内があるので迷う心配はない。管理棟はレンタル品等概ね揃っているようだ(管理棟は17時頃まで)。広大な場内はオートフリーだが、4つのサイトに分かれている。広葉樹林に囲まれた林間サイト、スキー場の広大な斜面を利用した高原サイト、その更に上に広場サイトとプライベート重視のキャンパー用の森の隠れ家サイトがある。林間と高原サイトが4500円。広場サイトが5000円、隠れ家サイトが5500円と各々500円ずつ高くなる。我が家は林間サイトを選択。林間サイトの多くは木陰の中だが、探すと川沿いに日当り良好の草エリアもあり結露時期には良いようだ。林間サイトはどこに設営しても小川のせせらぎが聞こえてくるほどで涼しげだし、キッズたちにとってはまさしく水遊び天国で夏には最高であろう。滑り台とシ−ゾーの遊具施設もあって幼児には有り難いようだ。トイレはお世辞にも綺麗とは言えない必要最低限の和式水洗。その分炊事場は広い上に場内に点在しているためハイシーズンでも十分な数が用意されている。但し、他のサイトは広大なだけにやや混雑時には足りないように思える。このキャンプ場は林間と高原サイトで趣が全然かわるため、季節や好みにあわせて選ぶと楽しいだろう。高原サイトの開放感は抜群で遊び疲れること間違いなしだ。場内の温泉施設「さらさ」は林間サイトからすぐで、週末は22時まで営業(受付は21時半まで)しているので有り難い。タオル類だけ持参すればOKだ。たいへん綺麗な温泉だが、個人的にはスーパー銭湯のようで可もなく不可もなくというところだが、やはり場内に温泉があるのは有り難い。隣接して水着着用のバーデゾーンもあるので、思い切って水中マッサージや水中ストレッチング、水中歩行などの運動にチャレンジされてみてはいかがだろうか?他にも40ホールのグランドゴルフ、テニスコート、体育館、登山道&遊歩道等々好みにあわせていろいろ楽しめるので、場内だけでも十分な上に、車で数分の距離のピックランドでは各シーズンの味覚狩り等も楽しめる。鯖街道として有名な熊川宿から若狭路に抜けるも良いし、長浜散策や、琵琶湖でレジャーといろいろ好みにあわせて選べるのが嬉しい。チェックイン13:00チェックアウト12:00。
満足度★★★

長浜のっぺいうどん「茂美志や」 http://www.momiji-ya.jp/udon/index.html
長浜観光協会 http://www.nagahamashi.org/

つるやパン http://tsuruyapan.cart.fc2.com/
若狭鯖街道熊川宿 http://kumagawa-juku.com/
うそば http://www.usoba.jp/


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