Enjoy Camp Life47 その3!!

2009年5月 休暇村 能登千里浜シーサイドオートキャンプ場(石川県)
(はじめての能登半島周遊へ!日本3大朝市の輪島へ!)

温泉でさっぱりした後は、お待ちかねの焚火タイム。あれだけ楽しみにしていた良太くんと真優ちゃんは5時起きが響いたのか、もうフラフラで早々に撃沈。あっという間にシュラフの中へ。そんな中、菜優ちゃんだけはがんばって焚火スタート!

GW時期は流石に夜になると結構涼しくなってくる。とは言え15℃くらいはあるのだが、時より吹く風が冷たい。こうなると焚火の暖は最高だ。個人的には暗くて星空が綺麗に見えるようなキャンプ場が好きだが、ファミリーキャンパーの一員としては個人的な好みだけ言ってはいられない。キッズたちにとっては真っ暗は宜しくない。ここ千里浜キャンプ場は新しい訳でもなく、特にオンシーズンしか開放されないオートフリーサイトとなれば照明等の設備は期待できないだろうなぁ〜と思っていたが、実は非常に明るい。もちろん明る過ぎなく丁度良い感じ。適当な位置に灯があるので懐中電灯なければトイレにもいけないというレベルでは全然ない。実はあまり期待してこなかったのだが、ここ千里浜キャンプ場のオートフリー実に良い。缶サワーを3缶ほど頂いて流石に今宵は眠い・・・撃沈。

翌朝は晴天。すごく気分の良い目覚めだ。菜優真優ちゃんたちはいつも通り早くに起き出してきたが、珍しいのは寝坊助の良太兄ちゃんまでも早くに起き出してきたことだ。おいおい珍しいなぁ〜。雨でも降ってくるんじゃないかぁ〜?と一同心配顔。

朝食は我が家定番のトラメジーノでホットサンド。生ハムやトマト、チーズを適当に挟んでこんがりするまで焼いて頂くホットサンドは美味しい。昨夜は12℃くらいまで気温が下がったので、寝相の悪いキッズたちの中には、シュラフから出て寒い思いをしたものもいたかもしれない?朝もちょっと涼しいと上着を着込む3人。

その分、ホットサンドは滅茶苦茶熱い。熱いだ、寒いだと煩いものだ。日が射してくるとあっという間に暖かくあってきた。本日は食後少しのんびりした後、初めての能登半島散策へ出発だ。パパママが食後のコーヒー&ティーを楽しんでいると、早速我が家のキッズたち、キャンプ恒例にシャボン玉大会開催だ。

小学6年になっても妹たちと真剣に大きなシャボン玉つくり勝負をする良太兄ちゃんもどうかなぁ〜?と思うが、これが年齢でないようで本日は菜優ちゃんが絶好調!良太にいちゃんより大きなシャボン玉、また連発も絶好調!まぁ〜この時ばかりは真剣そのもの。他のサイトの子供達の「あれっ大きい」とかコメント聞きながら兄妹の真剣勝負が続きます。

ここでここ千里浜キャンプ場のこの時期の最大の問題点に気づく。何気なく本日撤収組の早めの片付けが始まり出した頃、キャンプ場内にはまるで黄砂の襲来を受けたように周辺が黄色に染まる・・・てっきりお隣の白浜からの砂が飛んで来たのかな?と思いきや風向きも逆だし、どうも違う。テント、タープはじめ車、テーブルとにかく何もかもがやや緑色がかった黄色に染まる。それもすごい量。いやぁ〜半端じゃない。何だこれは?と確認するとどうやらこの松林の松の花粉のようだ。風に煽られ一斉に松の花粉が舞いだし一面を花粉で覆い尽くす・・・うわぁ〜こりゃたまらん。しかし、打つ手なし。こんなの初体験だ。びっくり!

どうにもならないので、花粉のことはこの際忘れる事にして、早速はじめての能登半島散策へ出発。キャンプ場のある羽咋市から北端の輪島市までは能登有料道路を使って約1時間半弱。地図上では当然ながら能登半島のことは知っていたが、初めて来てみてその半島のデカさを思い知る。とにかく遠〜い。GWということもあって多少混んでいたからかもしれないが、日本3大朝市で知られる輪島へは11時過ぎにようやく到着。輪島に来たらもちろん朝市だ。朝市駐車場に車を停めて急ぎ朝市通りへ。朝市は12時までだ。

流石にこんなに遠いところでも観光地だ。すごい人。朝市通りには露店が200店以上もならんでいる。流石日本3大朝市の1つだ。3大朝市をご存知だろうか?ここ輪島、岐阜県の高山、そしてもう1つが諸説ある。九州にいる頃は佐賀県の呼子と聞かされていたし、関東にいる頃は千葉県の勝浦と言われていた。ネットで調べてみると多くのサイトで3つめに呼子、勝浦が記載されているので正確には日本4大朝市が正しいのかもしれない。その中で、歴史、規模共に群を抜いているのがここ輪島だ。今から1200年以上前に神社の境内での物々交換が起源とされている輪島の朝市。1200年という歳月を輪島の女性陣が守り抜いてきた朝市。全くすごいものだ。

輪島塗りにはじまり、能登の魚介から特産物までがならぶ中、まずは輪島名物の「えがらまんじゅう」をゲット。栗のイガに似ている事から命名されたようだ。こしあんを餅でくるんだ上に、黄色くくちなしで染めた餅米で彩ったものがえがらまんじゅうだ。うん、中々美味い。他にも美味しそうなものがいっぱいあって目移りしてしまう。その上、時間はすでに11時半を過ぎてラストスパートの時間帯。朝市のこの時間帯はまさしく値切り交渉の時間帯だ。では、気合いを入れてショッピングタイムだ!

まず目に入ったのが、大きなむしアワビ。うわぁ〜こりゃ美味そうだ。でも高そう・・・アワビは諦めてその横の赤にし貝の朝市煮貝に決定。あばあちゃんと交渉し、山盛りでもらうことに。1皿2100円だが、倍程の数を入れてくれたので良しとしよう。う〜ん、酒のつまみに最高だ。続いて今宵の晩飯用に干物を買う事に。パパは高級魚のノドグロの干物(1000円)、続いてママ&キッズたちはカレイを選択。ここからが値段交渉開始だ。粘った結果、ノドグロを800円に、そしてカレイ4枚を200円に!う〜ん、あわせて1000円の買い物。こりゃ良い買い物ができた。おばあちゃん有り難う!
いくつか買い物して、無事輪島の朝市散策もタイムアップ。う〜ん、値切り交渉とかあって朝市はホント楽しい。12時までの朝市終わったら丁度ランチタイムだ。車を動かすのも面倒なので、ここ朝市通り近辺で食堂を探すことに。いくつか美味しそうな郷土料理の店を調べておいたのに、どこもGWということもあって貸切状態。どうやらツアー客メインで旅行業者に抑えられてしまっているようだ。こりゃ残念。どうしようかと朝市通りをウロウロしていると、丁度丼専門店を発見。列んでいるようだし期待してここ「海鮮茶屋」に決定。丼の店だけに回転が早いようで、10分程待って店内へ。美味しそうな地物の丼がずらーっとならぶメニュー・・・少し悩んだ結果、パパが10種の地物がのっている海鮮丼、良太くん&ママが5種盛り丼に決定。美味そうだ。

菜優真優ちゃんはキッズ丼に決定!パパと菜優真優ちゃんには、名物とも言える甘エビがこれでもかっとのっていて甘美味い!どれも流石奥能登の地魚は最高だ。更に小皿でついてくる塩辛のうまい事・・・感動です。う〜ん、九州もいいけど北陸も負けていないなぁ〜。名古屋では中々頂けない美味さだ!

美味しかったからだろう、あっという間にたいらげたキッズたち・・・狙いは1番美味そうなパパの海鮮丼だ。まずは真優ちゃんが「パパの大きな海老欲しい」っと甘エビの中1匹かくれてたいたボタン海老を発見され、嫌々強制連行される。更に良太くんに「自分の丼に甘エビがいなかったぁ〜」といきなりパパの甘エビも強奪される。パパはあまりの強行にやや涙目・・・。しかし、確かに美味かったぁ〜!

能登半島の輪島に来れば否応無しに美味しい魚を期待してしまう。その期待に十二分に答えてくれてホント嬉しかった。ここまで来た甲斐があったっていうものだ。輪島の港でワンショットして出発することに。ちなみに、朝一駐車場は午前中だけ有料だが、11時過ぎに入った我が家はすでに無料対応になっておりました。これは観光名所にして嬉しい対応と言えますね。実は、丸一日にあれば能登半島1周できるものと簡単に思っていたが、どうもそんなに簡単にまわれるものではないようだ。軍艦島で有名な見附島や名湯和倉温泉等は次回に残すとして、北端の輪島から能登半島の西側をぐるーっと周遊することに。それにしても能登半島はデカい・・・。


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