Enjoy Camp Life48 その3!!

2009年6月 青川峡キャンピングパーク(三重県)
(アート?芸術?みんなで摩訶不思議な「養老天命反転地」へ!

雄叫び?絶叫?とともに菜優、真優、良太くんの3連滑り!うつ伏せのまま滑ってきてローラーが痛くないのかねぇ〜?もちろんアヤちゃん、フーちゃんも連続して笑顔できましたぁ〜。キャンプ場内にこういった本格的なローラー滑り台あるとちびっ子キャンパーには嬉しいですね。

そしてローラー滑り台以上に人気なのが、ご存知ターザンロープだ。これは無敵のキッズ定番遊具だ。当然のようにみんな一列になってトライ!再び雄叫びタイムだ。ご機嫌の笑顔で、順に飛んでくる。他にもちょっとした遊具が揃っているが、ターザンロープとローラー滑り台、そして水遊びと広場があればキッズたちには十分!最高得点なみのキャンプ場と言いきって良いだろう。

サイトに戻ると、あれっ何だ?っとキッズたちが大騒ぎ。うん?っと見てみると「蛍だ!」とみんなで大興奮。ホントだ蛍だ。実は昨夜まだ蛍狩りできないか青川散策へ行こうと思ったのだが、明る過ぎて蛍が遠目では見えない。どこかの子が蛍の歌を唄っていたとのいうのでどこかで飛んでいたようだが、残念発見できなかったのだ。予想外の時間帯に蛍と遭遇。福岡ではホント近所で簡単に見れたものだが、こちらに来てからは毎年わざわざ蛍狩りに出かけないといけない。毎年行っていたのだが今年は忙しく断念。こんな形でご対面できたが、できればやはり夜に逢いたかったものだ。

撤収作業も完了させ、みんなで記念撮影。それぞれ格好良いポーズを決めてハイポーズ!キャンプデビューのSファミリーの感想はどうであっただろうか?シーズン的には梅雨というちょっと中途半端な時期でもあったが、少しでもキャンプに興味をもってもらえれば嬉しい。見た感じは結構Enjoyしてもらえたのでは?こちらはいつでも大歓迎なのでぜひまたご一緒したいものだ。やはり大勢での外遊びは楽しいものだ。これにて青川峡キャンピングパークを出発!

山道を走って岐阜県を目指す。途中ランチをとれるところがなかったので、養老まで行き簡単にラーメン店にてランチを済ませ、養老町の養老公園の中にある「養老天命反転地」へ。青川峡のある三重県いなべ市周辺には目立った観光地がないため、隣接する岐阜県の大垣市周辺の観光ガイドを見てみると、大きく取り上げられているのがここ養老天命反転地だ。雑誌にも良く取り上げられているとのこと。しかし、内容を読んでもどうもしっくり来ない。アート?芸術?何だかよくわからない。入場料は大人710円とかなり立派な金額だ。

現代美術家の荒川修作氏と詩人マドリン・ギンズがプロデュ−スした世界的にも珍しいアートパークとのこと。まずは、石の山?じゃなくて「昆虫山脈」だって。何でこれが昆虫の山脈なの?一同いきなり???。続いて竹林・・・?「不死門」っていうテーマらしいが、これ又????。おいおい全然理解できないけど・・・。ここでやけに派手な「極限で似るものの家」。なるほどこれはアートっぽいぞ。ちなみにこのド派手な屋根は、岐阜県の形をしているのだそうだ。

しかし、入り口からどうも斜めっていてイマイチしっくりこない。中はもっと奇妙?全てが斜めの迷路状の建物。その上、頭上にもトイレやベッド、お風呂などが点在する・・・何だかホント奇妙なアートだ。っというかアートって言っても良いのか?よくわからん。う〜ん、難しい・・・正直全然面白くないし、アートも感じられないし、何なんだこの損した感は。ただ、まだメインはこれからだ。再び期待して高い囲いの中に展開されるオブジェたちを目指す。そのためには急な坂道を登って小山のようなオブジェを乗り越えなくてはならない。急だし暑いし、キツ〜い!

登りきるとその広大な眺望にちょっと驚く。まるで活火山の火口のように高い外壁の中をお椀型にくりぬかれてた空間が広がる。ホント火口の中にオブジェが点在しているような感覚だ。画像ではその広がりが理解できないだろうが、アップダウンがあり実は結構迫力なる感じだ。だが、ここでどう廻れば良いのか?何があるのか?ガイドマップ見ても全然理解できない。もう少し何か説明があっても良いのではないだろうか?

折角上がってきたのだが、下のオブジェを見るには悲しいかな、下るしか手がない。それもえらく急な道なき道を降りる?いやっ滑るという感じだ。キッズたちは滑り台感覚で喜んでいるが、大人にとってはやや怒りを覚えるような構造だ。そして下で待っていたものは・・・もう怒り爆発だ。正直意味が全然わからない。自分が馬鹿なのか?いやっここにいる多くの方、少なくとも我々は全員同じ意見で早々に理解することギブアップという感じに陥った。

どれもアートなのだから、意味があって訴えかけたいテーマがあるのだろうが、我々には全然届かない。それどころか想像もできない。こうなるとアートも糞もない。楽しんでいるのはちょっと訳のわからない公園に来たような感覚のキッズたちだけだ。外壁に突然スリット状の入り口があってその先を進めば・・・期待させておいて中は真っ暗、行き止まりという感じでその都度思いっきり期待を裏切る。
ここまで期待を裏切ると逆に大したものだ。すごいよホント!流石のキッズたちもあまりの暑さにお疲れモード。パパママたちはすでにグロッキー状態で木陰が最高のプレゼントという感じになってきた。しばし休憩が長くなる。結局全然面白くなかったのだが、最後にはどうしても又急な坂を上がってこの火口のような外壁外へ出なくてはならない。もう腹が立ってきたぁ〜。
皆、ブーブー言いながら何とか登りきる。あぁ〜ホント辛い。元気な良太くんとアヤちゃんは、その火口のような外壁に散策路があること発見。どうもその1番高いところを歩いていけるようだ。いやな予感はしたが、やはり2人とも歩いて行ってくるとのこと。もう止める元気もない。細い2人が行き来するのもひと苦労という外周道を進むと、その先端つまり行き止まりに到着する。ずばりただそれだけだ。流石の良太くんも怒って帰ってきた。確かにキッズたちの背では周りが全然見えず、ただただ背の高い道を往復してきただけなのだから気持ちはわかる。先端で何とかジャンプして眺望を確認はしたが、駄目だ。ここには大きく期待を裏切られた。おそらく最初で最後の訪問となるであろう。アートとはホント難しいものだ。

気分かえて隣接する養老公園へ。パパママはすでに暑さで限界にきているものの、キッズたちの体力には驚かされる。まだまだ動けるようだ。それならば面白自転車のコーナーがあったので立ち寄り。オーソドックスな三輪車やゴーカートものから両手で舵を取るトリッキーなものまで色々あって面白そうだ。この笑顔を見てもらえればそのEnjoyさわかってもらえるであろう。

思う存分遊びきって、キッズみんな大満足してもらえたであろう。最後はクーラーの効いた館内でアイス!うわぁ〜今日のアイスはホント格別だ。たまらん。冷たくて美味い!この後、ホントは日本3大名瀑と言われている養老の滝散策に行こうとなったが、駐車場のおじさんに聞いて見ると滝の駐車場から歩いて20分ほど歩かないといけないとのこと。このコメントであえなく断念。悲しいかな、もうそんな元気残っていない・・・。結局このまま解散。あぁ〜疲れた。しかし、久しぶりの2ファミリーキャンプはホント楽しかった。キッズたちは尚更であろう。Sファミリーもアウトドア派に変貌してくれると嬉しいものだ。思わず期待してしまう・・・。
話かわっていよいよ夏キャンプ突入ですねぇ〜。今回は昼は暑いがまだまだ夜はいい感じに気温が下がってくれたので寝苦しいこともなかったが、そろそろ焚火が恋しくなる頃まで涼しい高所へ逃げなくては・・・。


青川峡キャンピングパーク http://www.aogawa.jp/top.htm
オープンサイト \3675+大人\1050x2人+子供\525x3=\7350/日 サイト 芝 
愛知と三重の県境の木曽三川を渡ったいなべ市にあるため、名古屋より一般道走っても1時間ちょっととたいへん近場の高規格キャンプ場だ。桑名ICや関ヶ原ICからでも早い。東海エリア屈指の人気キャンプ場なので週末の予約はかなりとりにくいようだ。キャンプ場近づくと標識が目立つように出ているので迷う心配はない。入場ゲートで駐車チケットをもらい、管理棟でチェックしてもらうシステムだ。必ずチェックしてもらわないと出庫できないので注意したい。場内はまさしくゴミ1つ落ちていない程、素晴らしく綺麗なキャンプ場だ。個人的には少々綺麗過ぎるような気もするが・・・。受付時に丁寧な説明頂ける上に、説明ファイルを手渡してくれるので有り難い。スタッフの数も多いし、対応も丁寧ですごく好感がもてる。管理棟も充実していて、売店にはコールマン、スノーピーク、ユニフレーム等メーカー別にコーナーがつくられていて、まるでショップにいるようでキャンプ道具のほとんどが入手可能だ。その上、レンタル品も充実しており手ぶらキャンプも十二分可能だ。お風呂も管理棟にあり無料で入れる。通常は17〜20時30分まで受付だ。受付で入場制限しており、番号呼ばれたらロッカーキーをもらって入浴するシステムだ。多少待ち時間が発生するかもしれないが、その分芋洗い状態はさけられるので嬉しい。週末はモーニングサービスがあり\400で朝食を頂ける。炊事棟は流しの数は多いのだが、サイトによっては結構距離があって面倒なこともあり得る。ゴミステーションもあるのでたいへん綺麗に管理されており、気持ちよく利用できる。有料だが給湯もある。トイレは今や高規格キャンプ場としては当たり前?便座ヒーター&ウォシュレット付きの洋式水洗だ。屈指の綺麗さと言えるだろう。尚かつトイレはお湯が出るので、洗いものの後のベタつく手を洗うには最高だ。イベントもいろいろ企画されており、ファミリーキャンパーには申し分ない。それでなくてもローラー滑り台やターザンロープのある公園だけでもキッズたちには十分なレベルだ。更に青川や場内のじゃぶじゃぶ池や小川などでの水遊びも夏場は人気だろう。買い出しは車で10分程度走れば大型スーパーがあるので便利だ。前回のプライベートサイトよりも安価で開放感あるフリーサイトの方が断然お勧めだ。また水辺サイトは直火OKということが売りのようだ。電源やプライベート感重視するのであればプライベートサイト、そうでなければ開放感か直火か?で選ぶのも良いかもしれない。とりあえず高規格キャンプ場なのでキャンプデビューには申し分ない。お勧めだ。チェックイン14:00チェックアウト12:00。
満足度★★★★

四日市名物「トンテキ」 http://tonteki.com/
養老天命反転地 http://www.yoro-park.com/j/rev/

** 青川峡キャンピングパーク 前回08年4月レポへ **


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