Enjoy Camp Life52 その3!!

2009年10月 椛の湖オートキャンプ場(岐阜県)
(木曽路の坂の宿場町「馬籠宿」散策へ!

ようやく場内の遊具での遊びを終えてくれると、今度はその前に真っ赤に燃える紅葉を発見。早速「綺麗〜」と走り出す。岐阜の山間部はすでに紅葉真っただ中、実はこの木曽の中津川エリアもそろそろ紅葉狩りにぴったりでは?と少し期待してきたのが、やや期待はずれで山もまだ色づき始めたばかりという感じ。そんな中、湖畔に真っ赤な紅葉を見つけたから菜優真優ちゃんも大感激だ。早速、綺麗な落ち葉探しスタートだ。どうやら綺麗な落ち葉をママへのお土産にするらしい・・・お転婆とはいえ、こういうところはやはり女の子。可愛いお土産だこと。

2人でしばし落ち葉拾い・・・何とかお気に入りの1枚を発見できたようです。あいにくの曇り空なので艶やかさが感じられないかもしれませんが、真っ赤な紅葉はやはり綺麗ですねぇ〜。
特に椛の湖神社の赤鳥居もあって、この2つの赤つながりはすごく良い感じです。椛の湖には釣り糸をたれるフィッシャーマンが何人も訪れているので、結構釣れるのかもしれませんね。釣りキャンプもありのようです。そう見ると湖面には数多くの水鳥たちが気持ち良さそうに泳いでますし、ときたま魚影や何か飛び跳ねるものが見られます。真っ赤な紅葉のお土産が気に入ったせいか?再び大銀杏へ戻り、今度は銀杏の落ち葉探し!
赤&黄色の落ち葉セットでお土産にするのだとか・・・まるで黄色の絨毯のような銀杏の落ち葉の中から「これがいい、これは駄目」と綺麗な銀杏落ち葉探しも難航。何を基準にして落ち葉の綺麗さ判断しているのかは不明だが、2人で何となく好みは一致しているようで、何とか究極の落ち葉の発見に成功したようだ。これでご機嫌の紅葉&銀杏の落ち葉セットのお土産出来上がり!

サイトに戻り、ぎりぎりまでテントやスクリーンタープを乾燥。その間はしばし椛の湖の眺望見ながらティータイム休憩。怪しい雲が出てきたところで全て撤収し、作業終了。椛の湖ACのチェックアウトは嬉しいことに13時。だから雨の心配なければもっとゆっくりしていきたいところだが、天気予報はかわらず午後は雨。惜しいがこれでキャンプ場を後にすることに。帰りも当然ながら磁気カードで退場。うっかり管理人さんにカード返し忘れるところでした・・・危ない危ない。それにしてもここの若いスタッフの方々は親切で受け答えも抜群。いろんな面で充実しており、初心者キャンパーにはお勧めのキャンプ場と言えますね。桜の時期に再度訪れたいものです。

まだしばらく雨は平気そうなので観光へ。木曽路と言えば中山道六十九次の木曽宿場が観光スポットとして有名だ。以前妻籠宿を訪れたので、今回は中山道43番目の宿場「馬籠宿」へ。木曽11宿の南端の馬籠宿。ここより岐阜側が美濃路、長野側が木曽路だ。週末ともなると観光客であふれかえる。今日も予想通りすごい人出・・・・。キャンプ場からは30分弱で到着する距離だ。よって、丁度ランチタイムに着いたため駐車場もほぼ満車状態。運良く1台分出る車発見。いやぁ〜ラッキー!無料駐車場に無事駐車し馬籠宿散策スタート!

馬籠宿は石畳の坂の宿場として有名だ。馬籠下入口から散策スタートすると上入口までずーっと坂道となる。明治・大正時代の火災により、古い町並みは石畳と枡形以外すべて消失してしまったらしいのだが、その当時の姿のままに復元されて、今や石畳の敷かれた坂の宿場として妻籠宿とならび人気観光スポットとなっている。なるほどこの独特の趣は中々お目見えできない。まさしく石畳と坂・・・。

馬籠宿の顔ともいえる枡形の水車前へ。宿場は、幕府により防塞施設としても造られており、敵の侵入を阻むために道を直角に折り曲げていわゆる「枡形」を設けていました。なるほど、まさしく直角、それも坂階段の直角だ。水車小屋の中も見学可能で、囲炉裏には薪が組まれており、実際に火がついていましたので煙〜い。でも当時の人の生活の雰囲気を見ることができました、この辺りはカメラマンでいっぱい。さすが、馬籠宿を象徴するシーンですね。石畳の坂はまだずーっと続きます。その左右には当時の趣を残したお土産店や民宿、飲食店がならんでいます。

だから、上っている間はずーっと左右のお店散策でお忙しの菜優真優ちゃんたち。丁度中間地点くらいだろうか?馬籠のもう1つの象徴「藤村記念館」前へ。ここは馬籠の旧本陣跡でもあり、あの有名な文人「島崎藤村」の生家でもあるのだ。「木曾路はすべて山の中である」で始まるあの有名な小説「夜明け前」はここ馬籠で執筆された藤村の父の物語だ。入館して見たかったが有料だったので悩んだ結果断念。う〜ん、文学の勉強もたまには良いのにケチな自分が情けな〜い。坂脇の用水路にはいろんなところに鯉が泳いでおり、その度に覗き込む菜優真優ちゃんたち。もちろん、急な坂の水流を利用して水車も大活躍だ。

歩いて約15分くらいかな?馬籠宿の上入口に到着。とりあえず馬籠宿をぱーっと散策終了。今度はのんびり見て下ろう。その前にお腹が減ったぁ〜ランチタイムに。途中、名物の五平餅の焼けた香りが漂ってきて食欲を刺激し続けてきて・・・もう腹ぺこ。どこも美味しそうだけど・・・悩んでもわからないので思いつくままに「馬籠茶屋」へ入店。「夜明け前」にも登場してくる馬籠名物のご当地グルメと言えば「栗おこわ」だ。よって自分は迷わず「栗おこわ定食」!菜優真優ちゃんはこれまた馬籠名物の「五平餅」を注文!栗おこわ定食は、名物の栗おこわ、信州蕎麦、五平餅、地魚の甘露煮のセットだ。う〜ん、なるほど栗おこわ美味〜い!いやぁ〜秋ですねぇ〜。甘露煮も柔らかくて頭から尾までガブリ。う〜満足。

菜優真優ちゃんたちも五平餅を美味しく頂きました。ちなみに、馬籠には五平餅を出す店はいっぱいあるらしいが、馬籠の五平餅の本来の姿は何故か団子型。普通見慣れた五平餅は笹かまぼこの大きい感じのスタイルをしているものが、理由はよくわからないとのことだが、ここは団子の形なのだそうだ。確かに妻籠宿でも五平餅は団子型だったなぁ〜。自家製のクルミをつかった特製ダレは美味い!父娘でご当地グルメを頂き、大満足のランチタイムでした。

馬籠茶屋出ると、あれっいきなり雨雲大接近という感じの曇空へ。雨雲の流れが早い。こりゃ予報通り雨来るなぁ〜っとやや焦って下らないと。それでもこういう宿場町の風景って何か心落ち着きますねぇ〜。木の雰囲気が心地よいのでしょうか?ホント不思議ですが、やはり我々日本人なんでしょうねぇ〜。こういった「和」の趣に和むんですね。妻籠宿の方が、古き時代の名残がより残っていて好きですが、ここの坂の石畳も珍しく何とも悪くないです。すごく狭い観光スポットですが半日コースに最適です。ツアー観光は半日で一気に馬籠&妻籠を廻りきる強行のようですが、確かに近いですので良い組み合わせかもしれません。キャンプ撤収後に、その2つ廻ること可能ですね。
最後に枡形のところで菜優真優ちゃんの強いリクエストでソフトクリームをゲット!パパは昨日に続きオヤキをゲット。どちらも美味い!10月は秋の行楽シーズンとは良く言ったもので、気候的にも最高。ホントのんびりと江戸時代へしばしタイムスリップ?楽しい馬籠散策でした。予想通り駐車場出てすぐに雨粒が落ち始めてきた。いやぁ〜ギリギリセーフ!って感じで雨男としてはえらく珍しく難から逃れられた。ラッキー!!それではちょっと早めだが、雨の中央道を名古屋の自宅を目指す。しかし、荒れると聞いていたが、途中からものすごい雨に!運転には何の支障もなかったけれど、帰宅しても一向に弱らない雨に、結局待ちきれず雨の中、大量のキャンプグッズの後片付け作業。あっという間にびしょびしょだ。やはり雨男はこうなるのか・・・?それでも、ようやく夏以来のキャンプに出かけられて、忙しかった今秋にたまり続けた欲求不満もやや消えてくれたようだ。今年もあと2ヶ月。これからは少々寒くなるが、何とかあと2回くらい外遊びできないかなぁ〜?
ちなみに、今回ははりきって遊びすぎた末っ子真優ちゃんが、早々にものもらいにかかり、明日のジョーなみの眼になってしまって可哀想でしたが、キャンプ好きの娘達よ、またつきあってね!


椛の湖オートキャンプ場 http://www.camping.gr.jp/ob/owa/shprcp0080?in_camp_c=00001
オートサイト サイト使用料 4725円+ゴミ回収協力費300円+施設利用費大人200円+小人100円x2=5425円/日 サイト 砂+草 
名古屋より1時間半でいけるたいへん好アクセスのキャンプ場。中津川ICから30分弱だ。俗にいう高規格キャンプ場で初心者キャンパーにはお薦めだ。椛の湖の眺望を楽しみたいキャンパーは湖畔サイトへ。ある程度プライベート感を求めるならば山間サイトが良いだろう。買い出しは中津川市街にあるし、国道19号を左折するところに(キャンプ場から10分)スーパーと道の駅が、更にキャンプ場近くにホームセンターもあるので安心だ。管理棟はたいへん親しみやすいスタッフの方のフォローだけでなく、ショップの品揃いも抜群。C社S社はじめちょっとしたショップなみのアイテムもそろっているので、多少の忘れ物も問題ない。管理棟は20時半までとのことである。お風呂は管理棟先の湖畔にあり、温泉ではないが高野槙の浴槽は最高だ。キャンプ場レベルでは屈指の木風呂とも言える。これでかけ流しの温泉であれば申し分ないのだが。ちなみに大人400円小人200円。20時30分までの営業。キャンプ場出入りは専用カードのゲートがある。門限等はないようだし安心なシステムと言える。サイトは、100平米はあり広いが、お隣との境はなくある程度マナーが必要だ。オンシーズンはプライベート感はまるでないと思った方が良い。但し、1番湖側に設営できれば開放感は抜群だ。湖畔は桜がならんでいるので春の花見キャンプも良いかもしれない。炊事棟は申し分ない数があり、有料だが給湯も利用できる。トイレは水洗だが洋式の数がやや少ない。ランドリー等もそろっている。ゴミの回収も可能だ。トータル的に見てもたいへんよくできた、なるほど高規格キャンプ場だ。ターザンロープなどのキッズ用の遊具もあるし、テニスコートもある。遅めのチェックタイムを利用しオフシーズンののんびりキャンプにも最適だろう。もちろん妻籠、馬籠宿などの木曽路の観光拠点としても良い。チェックイン14:00チェックアウト13:00。
満足度★★★★

木曽 馬籠宿 http://www.kiso-magome.com/
馬籠茶屋 http://magomechaya.com/


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