Enjoy Camp Life 52 その2!!

2009年10月 椛の湖オートキャンプ場(岐阜県)
父娘キャンプ続く!木曽五木の高野槙のお風呂は最高!)

椛の湖AC自慢のお風呂は20時30分営業終了。同時に管理棟もその時間にクローズになるので注意が必要だ。余裕をもって19時50分頃管理棟へむかい入浴料大人400円、小人200円払って、いざっお風呂へ。今宵はオフシーズンということもあって貸切状態。残念ながらここは温泉ではないのだが、特筆すべきがこの高野槙の湯船!高野槙ってご存知だろうか?木曽五木(ヒノキ、アスナロ、ネズコ(クロベ)、サワラ、コウヤマキ)は古くから豊富な木材を産出していた木曽の中でも最良と言われた5つの木として知られており、その中でも高野槙は昔からたいへん重宝されてきたのだ。風呂と言えば檜を思い浮かべてしまうが、高野槙も負けていない素晴らしいものなのだ。なるほど噂に違わぬ良い肌触り。あぁ〜最高・・・!

個人的には木風呂は大好きだ!木風呂のぬくもりは格別で、何とも言えない安らぎを与えてくれる。う〜ん、高野槙風呂気に入りました。なるほど木曽路ならではの贅沢な湯ですねぇ〜。温泉でないのに何故か満足感がかなりUPしてきています。そんな高野槙のぬくもりなど知らん顔で、貸切状態を良い事に泳ぎまくる菜優真優ちゃん。おいおい、風呂くらい静かにのんびりさせてくれぇ〜!!!シャンプー&リンス、ボディーシャンプー完備なので楽ちんです。更に更衣室もすごく綺麗で広く良く出来た入浴施設です。残念ながらドライヤーはありませんが、洗面台にコンセントあるので持参すると良いでしょう。本来は、食前に入浴するのがお薦めです。このカーテンあけた窓の先に広がりる椛の湖の眺望はそりゃ素晴らしいはずです。夜は何も見えないので、明るいうちに入れば気持ち良さ倍増間違いなし!さっぱりしたところで、ウッドデッキ状の渡り廊下を管理棟に戻って、たいへん親しみやすいスタッフの方と元気よく「おやすみなさ〜い」と挨拶してサイトへ戻る菜優真優ちゃん。

入浴後は、秋キャンプ以降の定番とも言える焚火タイム。お風呂でさっぱりした後は、その温もりが冷ないうちに焚火で暖をとるのが1番だ。湖畔ということで少し風を気にしていたのだが、有り難いことに無風。気温も12℃くらいとまさしくベスト、最高の夜です。パパは缶チューハイで菜優真優ちゃんはカルピスとお菓子で一緒に乾杯!!う〜ん、約半年ぶりの焚火はやはり暖かくて最高だ。

しばしいつものように父娘焚火ターク。菜優ちゃんは遠足が近づているので楽しみだとか、真優ちゃんは保育園のことだとか、父親としては普段知ってそうで中々わからない日常の話を聞かせてもらってすごく有意義でした。こんな風に色々話してくれるのもあと何年でしょうか?この頃が1番楽しいのかも?そうこうしている間に菜優真優ちゃんたちは就寝タイム。2人仲良くテントの中へ。自分たちでしっかりとシュラフ広げてならべて寝れたようです(多少どういう順番で寝るかは揉めてましたが・・・ちなみにまだ誰がパパの横で寝るか?取り合ってくれていて嬉しい限りです)。流石はキャンプはもう慣れっこの2人、偉いぞ。テントの中は2人にまかせて、パパはしばしアルコールタイム。今宵のパートナーは芋焼酎「一刻者」のお湯割り。う〜ん、美味いです。23時近くまで焚火と芋焼酎を楽しんで爆睡。

適度の寒さとアルコールのおかげで熟睡。朝6時にお目覚め。心配した天気はかなり曇ってはいるもの、何とかもってくれてひと安心。実は今日の天気予報は午後から思いっきり雨。それもかなりしっかりと降るとのこと。雨男の自分にとって、午後からの雨の予報が早まって朝からなんて別に珍しいことではない。早まることは多々あっても、遅れてくれることなど滅多にない。そういうことからも実は目覚め後、テントから這い出てくる時はドキドキ・・・ホントひと安心でした。10℃ちょっとくらいの気温の時は、結露がつきにくく非常に撤収面からは嬉しい時期だ。その上夜露も少なめですぐに乾いてくれそうだ。まずは、目覚めとともに焚火台等の洗いものをこなす。最初にやってしまっておけば後で楽だ。

椛の湖オートキャンプ場の、湖畔サイトからの眺望どうでしょうか?ここって人造湖かな?良く知りませんがそれでも実に開放感あって良いものだ(ちなみに右の茶と白の施設が浴室です)。最近キャンプ場は色々増えたが、特長あるサイトは良いですよねぇ。やはり静かな湖を眺められるサイトってのは悪くない。所狭しと窮屈なサイトと比較したら雲泥の差だ。但し、今回は閑散期ということで、2区画使用してしまっている。オンシーズンは何の敷居がない状態で2サイトが隣接する。各サイトは10x10mあるので決して狭くはないが、何となく窮屈と感じるかも。ちなみに湖畔サイトでも湖側に設営できる確率は1/2です。湖側か山側かで随分違いますのでどうせならば湖側とりたいものですね。早速、椛の湖眺めながら手挽きでモーニングコーヒー。至福の時です。

7時過ぎに菜優真優ちゃんもそれぞれ起き出してきました。寒くもなくぐっすりと眠れたようです。おはよう!雨は降っていないとは言え、何となく嫌な予感(こういうマイナスの予感は良く当たるのだ)がするので早々に朝食の準備。菜優真優ちゃんたちも、心得たとばかりに早速お手伝いモードだ。偉いぞぉ〜!

悩んだが、モーニングは手抜きモードのインスタントラーメン。どうも頭上に雨雲らしきものが流れ込んできた。早めの撤収に取りかかっておいた方が無難そうだ。言い訳ではないが、インスタントラーメンもなめてはいけない。この湖畔というシチュエーションの中で頂くと実に美味いのだ。確かに食パン焼いただけでも、外で頂く朝食は美味く感じるのだからラーメンだって同じだ。みんなで美味しく頂きました。湖畔なので当たり前ですが、水鳥たちが多くいるので、動物好きの菜優ちゃんなんか大興奮です。

食後の後片付けも率先して参加する菜優真優ちゃんたちは偉いぞ。良太お兄ちゃんなんかすぐに遊びに行ってしまってお手伝い逃亡のプロフェッショナルだっただけに(その分、お隣のサイトの子達と仲良くなったりとかは天才的な良太くんでしたが)、お手伝い大好きなお転婆シスターズはホント可愛い。やはり持つべきは娘かなぁ〜?3人で手分けして後片付けやれました。後片付けの途中、真優ちゃんが「あれっ雨だ」とひと言。えっ、と思ったらポツポツと雨粒が落ちてき出した。う〜ん、いつものパターンか?大急ぎで撤収作業スタートだ。

大慌てで撤収作業していると、レインフライが濡れる程の雨に・・・う〜ん、またしても雨男である自分を恨む。あぁ〜悔しい!ところが、今朝は運良くギリギリのところで雨があがりやや明るくなってきた。どうも西の空も明るく、雨雲の一団が過ぎ去っていたようだ。ふ〜雨男一難去るという感じだ。これは正直嬉しい。やはり撤収作業の雨は最悪だ。ある程度撤収作業を終わらせ、時間いっぱいテント等乾燥のための時間をとることに。その間3人で場内のお散歩へ出発だ。椛の湖のまわりは綺麗に遊歩道が完備されているようだ。

散歩していてまず眼に飛び込んできたのが管理棟裏で色づく銀杏の木だ。紅葉といえば、真っ赤なモミジが真っ先に思い浮かぶものだが、黄色の銀杏もホント素晴らしい。まさしく黄色く色づきましたと、銀杏が鼓舞しているような堂々たる姿だ。なんだろう銀杏は背も高く大木なだけに、この姿には自然の暖かみ、包容力までも感じさせてくれるような気がする。

その先には、キッズたちに御用達のアスレチック公園がある。規模は小さいがキッズたちにはこういった遊具施設はたまらないらしい。早速走って遊具に飛び乗る。良く見るとキッズたち大好きなターザンロープまであるじゃない?これはたまらないはずだ。まずは、前後に激しく揺れる馬型の乗り物へ。そして木製のミニアスレチックへ。こんなものでもかなり嬉しいらしい・・・ご機嫌だ。
そして当然のように人気のターザンロープへ。最近はキャンプ場にもターザンロープが随分と広まってきましたねぇ。良く見るようになりました。今後はファミリーキャンプ場の必須アイテムになってくるかもしれません。大人から見れば一瞬で終わるし、何となく単純に見れるものですが、子供目線ではやはり楽しいんでしょうね。かく言う自分も幼少時にターザンロープ眼の前にしたら、どんなに滑っても飽き足らずという感じになったでしょうから、ブランコや滑り台に比べればやはり圧倒的に面白いですよね。

菜優ちゃんも真優ちゃんもこれでもかっと言わんばかりに延々と続ける。こうなると中々止められないので見ている方が辛くなる。早く飽きてくれないかなぁ〜。でも嬉しそうな笑顔見ていると中々止めるよ!と強く言えないんですよねぇ〜。結局各々15回以上は乗ったはずだ。流石にこれだけ乗れば満足してくれたようだ。やれやれ、キッズたちにつきあうのも疲れるものだ。


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