Enjoy Camp Life57 その3!!

2010年7月 塔の岩オートキャンプ場(岐阜県)
(再び付知川で川遊び!そして日本三名泉で知られる下呂温泉へ!

やや暑く感じるが・・・それでも川風が吹くので爽やかな朝と言える。寝坊助の菜優ちゃんもようやく起きてきたので、早速朝食だ。朝はいつも思いっきり手抜きメニュー。今朝もインスタントラーメン。味噌ラーメンに卵を落として卵とじ味噌ラーメンでいただきまーす。うぐいすのさえずりを聞きながらのラーメンも悪くない。

食べ終われば即遊びタイム。ホントに元気な菜優真優ちゃんなこと。まずは定番のシャボン玉。もう小学1と2年になったのに、いつまでもシャボン玉は好きだねぇ〜。2つあったシャボン玉吹きの1つが壊れてしまい激しい取り合いに・・・仲良くやりなさい!とパパの一喝!その後は順番で仲良くシャボン玉大会できたようです。
食後の楽しみと言えば、やはり珈琲ブレイクだ。今回は人気ハンディエスプレッソマシン「ハンドプレッソ」を持参。エスプレッソ好きアウトドアマンには必須アイテムと言っても良いかもしれない。自転車の携帯ポンプ(空気入れ)のような具合で圧をかけて、お湯を入れて、カフェポッドを装填して1プッシュで抽出可能だ。すご〜く楽ちんで、クレマたっぷりという訳にはいかないが(ポッドメーカーの影響も強く、ロッソだと何とかクレマと言えそうなものを抽出してくれる)、まずまず合格点のエスプレッソを頂ける。う〜ん、外でのモーニングエスプレッソ最高だ。
みんなで朝食の片付けして顔を洗って・・・こうなったら即「ねぇ〜川で遊んで来ていい?」と早速朝一で川を目指す菜優真優ちゃん。そりゃこの気温だ、川遊びしたいよねぇ〜。仕方ない気をつけて遊ぶという約束で了解。毎回当然のように1人撤収作業。過去何度も1人で片付けているので、作業自体は別に苦ではないのだが・・・何せこの暑さ・・・今日はホント尋常じゃない暑さだ。クラクラしてくる。まぁ〜11時のチェックアウトに間に合うようのんびりやろう。アンコールも綺麗に逆立ち。
何度も問い続けるが、何でキッズたちってこんなに水遊びが好きなのだろうか?ホント楽しそうな絶叫が聞こえてくる。しかし、画像でこの美しい青さを伝えられないのがもどかしい。空の青、川の青、そして山の緑・・・眼に映るもの全てがキラキラして見える。う〜ん。これぞっ夏だ。夏にここに訪れるキャンパーはぜひゴーグルを持ってきて欲しい。水中覗くと鮎の魚影を見つけられるはずだ。

しかし、美しい川ではあるが、ホント冷たい。何でこんな冷たい水の中で、こんな風に遊べるのだ。自慢じゃないがちょっと足をつけているだけで痺れてきて痛い。おいおい、こんな冷水に腹なんてつけられるはずがない。足だけでも実はこんなに我慢しているのに。しばし足をつけたら下からぐーっと冷えてくる。そうしたら岩の上で休憩・・・この繰り返しが丁度良い。こちらが岩の上で佇んでいると、わざとか?今度はピョンピョンと岩からジャンプ!お〜い、冷たい水しぶきがかかるぞ・・・あぁ〜冷たい!!キッズたちはホント1日いても飽きないようだ。夏にはすごく良いキャンプ場と言えますね。

汗だくになりながら撤収作業終了・・・もう脱水症状で足がつりそうだぁ。その頃ようやく川から菜優真優ちゃん帰還。これだけ遊べば満足だろう。すでに黒いのに更に真っ黒に日焼けしちゃうんじゃない?最後に場内の雰囲気をどうぞ。適度な樹々&松のレイアウトが実に良い木陰を生んでいる。各サイトは広くてすごく良いのだが、唯一の欠点が1区画を4サイトにわけているため、川側(奥側)は車を頭から入れられない。設営後は中で転回できないのでどうしてもバックで進入しないといけなくなる。運転に自信のない方はやや気分が悪いかも?後は実に良いキャンプ場と言える。例えばゴミは道路に出しておけば回収車が持って行ってくれる。ホント気が利いている。残念なのはファミリーサイトでなく、レギュラーサイト側に簡単な遊具があることだ。これって逆じゃない?やはり公園ちっくなものはファミリーサイトの方でしょう。でも、とりあえず予想していたよりも良い雰囲気のキャンプ場でした。こういった素朴な感じを残そうと努力しているキャンプ場は好きだ。ぜひもう1度訪れてみたいものだ。
チェックアウト時間を少しオ−バーして塔の岩オートキャンプ場を出発!帰路とは逆に北上。このまま帰るのはちょっと寂しいということで、日本三名泉として知られる下呂温泉に立ち寄ることに。下呂温泉まで車で約30分だ。連休とは言え下呂温泉はそう混雑していないようだ。まずは「鷺の足湯」の先にある駐車場へ。まずは天下の名泉に来たのだ、折角だから外湯でさっぱりしよう。下呂温泉では1200円で3つの宿の温泉巡りができる「湯巡り手形」が人気だが、この暑さだ数は入れない。それならば下呂温泉にある3つの外湯(共同浴場)のどこかに入ろうということに。っとなれば下呂温泉発祥の地でもある「白鷺の湯」だ。その白鷺の湯の前には、「日本三名泉発祥の地」の碑が凛々しくそびえている。眼の前で見ると三名泉てすごく響きが良くて、仰々しい。
ロマネスク風の白い洋式建物の白鷺の湯!おお〜どう見ても温泉には見えないが、このレトロチックな重厚感悪くないのでは?下呂温泉は947〜957年に源泉が発見されたとのこと、更に室町時代の万葉集九という詩文集にはすでに草津、有馬とならぶ良泉と伝えられているんですって。江戸時代には有名な儒学者・林羅山により同様の評価を受け日本三名泉の名が全国に広まったとのことです。大人350円、小学生150円と銭湯気分で入浴できるのも嬉しい。檜の湯船はすごくいい感じだ。但し、石鹸もシャンプーもないのがイマイチ?でも思いっきりすっきりしました。外には人気の「ビーナスの足湯」があるので火照った身体を更に火照らせる。あぁ〜最高!流石天下の名泉だ。
お風呂でさっぱりしたら、当然のように腹の鐘がなる。早速ランチタイム!下呂温泉へは過去家族旅行でものんびり訪れており、その際に大のお気に入りとなった菅田庵の「トマト丼」がある。今日も食べようか?すごく悩んだが今回はGランチ&GグルメやGスィーツ(もちろんGは下呂のGね!)たる下呂のグルメマップなども配布されているのでそれを参考にトライしてみることに。人気店が掲載されている中、眼についたのがこれまた美濃〜飛騨地方のご当地グルメとも言える鶏ちゃん(けいちゃんね!)の名が眼に飛び込んでくる。鶏ちゃんはホント美味い。何故全国区にならないのか摩訶不思議なくらいだ。結局「更科」で人気の「温玉鶏ちゃん丼」に決定。娘たちは再びラーメン。おぉ〜地元のトマトジュースをベースにつくりあげた鶏ちゃんダレをベースに鶏とキャベツを豪快に炒めたのが鶏ちゃん、美味いんだこれが。但し、ここ更科のはやや控えめ味付けで万人受け?もっとニンニクを効かせたパンチがないと・・・まぁまぁ〜ってとこでしょうか。

これならば始めから「杉の子」などの鶏ちゃん専門店へ行けば良かったかな?まぁ〜とりあえずご当地Gランチを頂けたので満足しておこう。ここで嬉しいニュース。実はGランチの人気投票「G-1」が開催されているので、この鶏ちゃん丼を評価し投票するとスクラッチカードがもらえる。これが見事当たり〜!下呂でしか利用できないが商品券500円をゲット!何はともあれ嬉しいことだ。っというのもこういった事に全く縁のない自分が当てたので小額とは言え実に嬉しい。「白鷺の足湯」でのんびりしている訳にはいかない、早速下呂で使わないと!猛暑の中、下呂温泉街散策へ。下呂温泉の中心地「せせらぎの小径」へ。白鷺橋にはここ下呂を日本三名泉と称した林羅山像がある。

そして林羅山の真迎えにはしゃがんだチャップリン像。でも何で下呂にチャップリン?訪れたなんて話聞いたことないけど?実は下呂温泉観光協会が主催し、観光客らが映画について楽しく語らいながら温泉街散策できるようにと、本場ハリウッドの造形アーチストに製作を依頼して完成されたものなんだって。今ではカップルがチャップリン像をはさんで写真を撮ると結ばれると言う噂まであるそうな!菜優真優ちゃん左右はさんで撮ったからこれで姉妹喧嘩はなくなるね。そして珍しい温泉神社へ。そして「ゆあみの足湯」で休憩。下呂には全部で9つの足湯があり足湯巡りも人気なんだとか。ここはショップの店先に足湯があり、名物ともなっている温玉やプリンを頂きながら足湯に浸かるというスタイルがお勧めだ。我らはあまりのんびりもできないので、ゆあみ屋の名物「ほんわかプリン」をお土産にゲット!そして菜優真優ちゃんのお土産もゲットさせられる・・・娘にはどうも弱い。
そして帰路へ。予想通り中央道は激しい渋滞・・・まぁ〜ある程度覚悟はしてきたが・・・。とは言え、東海北陸道や東名阪道の渋滞はかなりヘビーだが、その他の東名&中央は流石に関東のすごい大渋滞と比較すると距離はすごくても我慢できる範疇だ。関東で恐ろしいほどの大渋滞(まるで進まなくなる渋滞が数十km)を経験してくると、完全に止まってしまうことは少ないし、なんだかんだゆっくりだが進んでくれるので有り難い。更に最近は各PAやSAで冷霧器とでも呼ぶのだろうか?冷たいミストで歓迎してくれるのでキッズいは大人気だし、助かる。結局、トータル20kmちょっとの渋滞をクリアして無事17時半頃帰宅。あぁ〜それでも渋滞は疲れる。これからの片付け作業が猛暑だけにしんどい。とにかく何なんだこの名古屋の蒸し暑さは・・・。それでも菜優真優ちゃんたちはお土産の光るキーホルダーとシールやおみくじぬいぐるみなどを取り出してご機嫌。更にほんわかプリンが濃厚で美味いこと。確かにこれはお勧めだ。美味い。あぁ〜いよいよ待ちに待った夏休み。皆明日からも色々スケジュールが入って忙しそうだけど体調に気をつけてがんばってね。もちろん宿題も!さぁ〜て、今夏はどこに野営に繰り出そうか?楽しみだ。


塔の岩オートキャンプ場 http://www.camping.gr.jp/ob/owa/shprcp0080?in_camp_c=00002
オートサイト \5000+ゴミ協力費\100=\5100/日 サイト 土 
名古屋より名神〜中央道を経由して中津川ICより約1時間弱。付知川沿いのこのエリア最大級のキャンプ場の1つだ。付知大橋越えてすぐ右折。看板が各コーナーにあるので迷わずにたどり着ける。管理棟はログハウス風で綺麗で、レンタル品販売品どちらも必要最低限のものは完備されている。但し、最近流行の超高規格キャンプ場のショップなみの品揃いという訳ではないので電話で確認しておこう。サイトはレギュラーサイトとファミリーサイトに小さな橋で分かれている。どちらも1つのキャンプ場と言って良い程の規模だ。トイレ棟は綺麗で水洗だが和式。今までは数が少なく待ちが生じると聞いていたが、既設トイレを男子用とし、シャワー棟横に女子トイレを新設したようで数は少ないが、ギリギリ待ちなし運用できるというレベルまでにはもっと来ているようだ。お風呂は車で2〜3分の付知峡戸倉温泉へ。ピーク時はかなり混むだろうが、露天風呂もあり中々なもので疲れもぐーと癒せる。スーパーやホームセンターも車で10分以内にほとんどがあるので心配はない。道の駅もあるので地元産のものをゲットして頂くのも良いかも?サイトは土サイトで10x10mはゆうにある余裕ある広さで狭苦しくなく実に良い。まわりも松や樹々が自然な形で残されており、付知川からの涼風や木陰が実にナチュナルでいい感じだ。サイトから付知川まではすぐ。青川とも呼ばれる付知川の美しさは噂通り。今回は残念ながらゲリラ豪雨のせいでかなり増水したため、川で泳げず、浅瀬で川遊びと管理人さんからの指示有り。それでも冷たく綺麗な付知川は子供達にとっては申し分ないらしい。唯一の欠点は各区画が4サイトに仕切られているが、設営後に川沿いサイトは車を頭から入れると転回できるスペースがないため、バックで進入するしか手がない。運転に自信がない場合は、予約時にその旨を話して車入れ易いところを探しておくと楽かもしれない。下呂温泉へ約30分、付知峡へも15分くらい、馬籠や妻籠宿へも1時間もかからない。そういう意味では非常に観光拠点としても良いようだ。標高は500mたらずだが夜の川風のおかげだろうか?真夏でも20℃以下で就寝できるだろう。そういう意味では夏キャンプに最高と言えるロケーションなのかもしれない。チェックイン13:00チェックアウト11:00。
満足度★★★★


中津川五平餅の店
「おふくろ」 http://ofukurogohei.com/
付知峡倉屋温泉おんぽいの湯 http://www.kuraya-onsen.jp/
中津川観光ナビ(付知川) http://n-navi.info/spots/001153.php
下呂温泉観光サイト http://www.city.gero.lg.jp/kankou/
更科 http://www.gerogle.jp/g_gourmet/detail/41
下呂温泉げろっと案内(GランチGグルメ)http://www.gerogle.jp/g_gourmet/glgg/


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