Enjoy Outdoor Life59（信州大芝高原オートキャンプ場その3）

信州大芝高原オートキャンプ場　http://www.vill.minamiminowa.nagano.jp/kanko/onsen/camping.html
オートサイト　\4000／日　サイト土　10x10m　　
名古屋より名神～中央道を経由して伊那IC降りるとすぐとアクセスは非常に良い。大芝公園という広大な公園の中にあるキャンプ場だ。公園内のキャンプ場と聞くと高規格で騒がしいキャンプ場を想像しがちだが、繰り返すがすごく広い公園内の森の中にあるため非常にもの静かで雰囲気は悪くない。但し、昼間は公園キャンプの泣き所と言うのだろう、日帰りBBQ団体が多いのである程度割り切りが必要だ。しかしオートサイトはより奥にあるので日帰りBBQ客の姿は気にならない程度だ。何より特筆すべきは森の中のサイトのおかげで木陰がホント心地よいことだ。真夏キャンプには最高と言える。逆に春秋は撤収時に日当り悪いので乾燥に手間取る可能性はある。公園の事務所で１度受付し、オートサイト前の管理棟で受付表を提出するというシステムだ。管理棟にはおばあちゃんが１人いるだけで最低限のレンタル品しかなく、必要なものは伊那市街で用意してきた方が良い。伊那市街には車で10分くらいでスーパー、コンビニ、ホームセンター等あるので安心だ。炊事棟内にトイレもあり非常に綺麗で問題はない。但し１箇所しかないのでキッズ連れは受付時に炊事棟近くとサイト指定した方が無難だ。サイトは、広く10x10mはある。但し、樹々が自然の形のままあるので、サイトによっては設営に悩むところもあるかもしれない。全サイトにベンチと窯が用意されているのも有り難い。徒歩1～２分の距離に「大芝の湯」があるので便利で良い。大人500円小人300円。特に低温浴の源泉ミルキーバスは夏でもゆっくり入れてお勧めだ。21時30分までの営業だが21時までの受付なので注意が必要だ。公園内には無料のフィールドアスレチックはじめ遊具公園、水遊びに最適な水の広場などがある上、有料だがマレットゴルフ、テニスコート、野球場や運動場まである。手抜き派には味工房にて食事することも可能だ。駒ヶ根の千畳敷カールや木曽路観光などの拠点としても良いし、公園内でのんびりするのもOKだ。伊那に来たらぜひローメンをご賞味頂きたい。B級グルメにはたまらないグルメといえる。チェックイン14:00チェックアウト10:00。
満足度★★★★

南箕輪村観光情報（大芝公園）　http://www.vill.minamiminowa.nagano.jp/kanko/asobu/index.html
大芝の湯　http://www.vill.minamiminowa.nagano.jp/kanko/onsen/fureai/index.html
萬里　http://www.inacci.or.jp/contents/meibutu/rohmen/member/banri/banri.html
シャトレ　http://www.inacci.or.jp/contents/meibutu/rohmen/member/syatore/syatore.html
伊那商工会議所Web(伊那ローメンサイト)
奈良井宿観光協会　http://www.naraijyuku.com/



撤収作業がようやく終わると、菜優真優ちゃんたちが「今日もアスレチック行きた～い！」と懇願。えぇ～又いくのぉ～？そんな父の声などほとんど無視、強引にほぼ拉致状態でアスレチックへ。まぁ～日陰だし仕方ないか１時間つきあおう。早速、昨日と同じくアスレチックコースのスタート地点から元気よくスタート！

今日も木陰のおかげで直射日光は遮られているので、酷暑という訳ではないが、それでもやはり暑い事にかわりない。ただ見ているだけのパパでさえ汗が・・・しかし今日も菜優真優ちゃんは暑さなんかに負けないお転婆度で元気いっぱいだ。アスレチックのレベルは小１～２くらいが丁度良いようで、高学年では物足りないという感じなので菜優真優ちゃんたちにはBESTファイトという感じだ。


そんな中、昨日も１番の難関としてキッズたちに立ちはだかったのがこの空中トンネルだ。１度成功しているだけに昨日とは違い悠々と挑む菜優真優ちゃん。もちろんパパは応援団、がんばれぇ～！しかし、こんな狭いネットトンネルをよくスイスイと行けるものだ。ホント感心するばかりだ。流石に１番上はやや足がすくみぎみ・・・大丈夫？


流石、お転婆姉妹の菜優真優ちゃん無事生還で思わずVサイン！ご苦労様。そして、今やキッズ遊具の定番ともいえるターザンロープ。フィニッシュのタイヤとぶつかる時がすごい衝撃！このスリル感がたまらないキッズたち。ターザンロープ得意の菜優ちゃん、格好良く立ち技に挑戦だ！おぉ～かっこ良い！！ご機嫌のアスレチック終了！このあと、やはり昨日同様遊具公園でしばしEnjoy！これで十分満足してもらえただろう？

最後に大芝湖を１周することに。もちろん愛の鐘の豪打は忘れない。公園内に轟け！っとばかりに菜優ちゃん鐘を豪打。うわぁ～耳が痛い。大芝湖には人懐っこい鴨、鯉がいる。動物好きの菜優真優ちゃんが呼ぶと餌でももらえると期待したのか？あっと言う間に緊急召集。特に馬鹿でかい鯉たちは気持ち悪いほど。そんな中に大好きなカメちゃんを発見！それも菜優真優ちゃんたちが飼っているミドリガメちゃんだ。もちろん30cmほどの極大サイズに成長したミドリカメちゃんだが、菜優真優ちゃんたちは超ご機嫌！


湖畔の「味工房森のカフェテラス」へお立ち寄り。いやぁ～今日は暑い。我慢できず味工房名物のジェラードをゲットだ。真優ちゃんがバニラ、菜優ちゃんがチョコ、そしてパパがブルーベリーだったかな？忘れてしまったが、冷たいせいもあるがすごく美味しく感じました。そして裏に足湯発見。もちろん温泉好きの我が３人は即足を投入。しかし、なんて目立たない足湯コーナーなのだろう？もっと表から目立つように宣伝すれば良いのに？大芝公園には他にも野外プールあり、マレットゴルフ、テニスコート、野球場に運動場と楽しみ方は色々あるようなので、キャンプとあわせて楽しむのも良いだろう。

これで大芝公園を後にし、ランチタイム。本日のランチは昨日同様ローメン。実はローメンには２つの顔があるのだ。１つが昨日の萬里のようにスープ風のものと、もう１つがスープのない焼きそば風の２つのタイプがあるのだ。萬里がスープ風の代表ならば焼きそば風の代表とも言える名物店「うしお」へ。ところが、不定休のうしおがよりによって本日定休日。おいおい、折角来たのに～。とは言え休んでいるところ開けてもらうのは無理な話なので仕方ない・・・それならばここも人気店の１つ「シャトレ」へ。ちなみにシャトレのソースローメンはナムコ主催のフードテーマパーク「浪速麺だらけ」などにも出展、更にTVや雑誌にも多く紹介されているとのことで、「くいしん坊万才」や「鉄腕ダッシュ」「黒バラ」などで取り上げられたユニークな”ローメンまん”と”ソースカツ丼まん”のことが店内にご丁寧に紹介されている。なるほど人気店のようだ。

菜優ちゃんは人気の牛肉ソースローメン。つまり焼きそばタイプのスープなしローメン。パパは定番のマトンソースローメン。真優ちゃんは昨日のスープありローメンがえらく気に入ったようで、本日もスープローメンを注文。うん、実はパパも初賞味の焼きそば風ローメン・・・うん、美味い。スープ風ほどのインパクトはないが美味い。っというか焼きそばだなっ、やや特長のある麺をつかった焼きそばって感じだ。ただし、ソースと酢で味を自分好みに変えられるのは嬉しい。反して、スープ風はイマイチ？パパもつまんでいたが、スープ風に限っては萬里に軍配って感じ。でも、面白いご当地麺グルメを堪能できて楽しかったぁ～。萬里の味しか知りませんでしたが、焼きそば風もありですねぇ～。奥が深いローメンに増々興味倍増です！


お腹いっぱいになったところで、そのまま真っ直ぐ帰宅するか少し悩む・・・天気も最高だし夏休み最後の週末だし、ということで伊那ICとは逆方向だが、2006年開通の権兵衛トンネルを通り木曽路へ向かうことに。江戸時代の５街道の１つ、中山道には69の宿場があるが、そのうちの贄川と馬籠間の11の宿場を木曽十一宿と呼ばれているとのことだ。そんな木曽路は人気の妻籠、馬籠宿をはじめ当時の趣をそのまま残しているので人気観光スポットになっている。今日はそんな木曽路で最大の賑わいを見せた「奈良井宿」へ。


奈良井宿は「奈良井千軒」と呼ばれた木曽路最大の宿場で、今でも約１kmにも及び出梁造りや千本格子の古い町並みが残されている。１kmってすごいねぇ～。当時はさぞかし賑わっていたことでしょう。本日はホント猛暑で散策はきつい！早々にパパは訪れたことを後悔？・・・ホント根性なしだ。しかし、やはり日本人にとってこの景観は心落ち着くというか？和むもんですねぇ～。宿場内に６ヶ所もある水場は、当時より山の清水をひき旅人たちの喉を潤わし続けてきたとのことだ。我々もならって水場で美味しい水を頂きました。


そして、ここ奈良井宿の顔とも言える「木曽の大橋」へ。奈良井川に架かる総檜造りの太鼓橋の木曽大橋は実に美しい。樹齢3000年の木曽檜を贅沢に使い、橋脚を持たない木造橋として全国有数の大きさを誇るのだそうだ。なるほど聞いていた通りすごく美しい橋だ。


この橋の階段ってえらく微妙な感覚？曲がっているし間隔狭いし、それでもこんな面白い橋だ、菜優真優ちゃんたちは何度も駆け上がっては駆け下ってくる。何となくその気分はわかるが・・・。しかし、こんなに美しい橋なのに、知名度はかなり低いですよねぇ～。確かに木曽路は交通の便がイマイチですが、もっと売り込めばもう少し何とかなると思うけど・・・？


再び奈良井宿の旧中山道へ戻り、あまりにも暑いので少し休憩。菜優真優ちゃんは即かき氷を注文。そしてパパは、ここ奈良井宿独特の五平餅！奈良井宿の五平餅は丸形で串なしという珍しいここだけの五平餅だ。信州みそをベースにクルミとゴマで作った甘口のタレは絶品！俗にいう五平餅とは少々趣がかわっており、餅というよりは焼きおにぎりに近いような？アツアツで表面はカリカリ。う～ん、これが超熱いんだけどえらく美味い。こりゃお勧めだ。パパが美味しいと喜んでいると、かき氷食べ終わった菜優真優ちゃんに盗られてしまい、パパ半べそ状態・・・。それほど美味しいのだ。更にお土産をゲットしてご機嫌の菜優真優ちゃん。


駐車場前には、SLが展示されている。奈良井宿にSLって？っとやや疑問だったが説明文を読むと昭和30～49年に木曽路で活躍していたC12が展示されているのだそうだ。へぇ～なるほど木曽路と関係深かったんですね。知りませんでした。奈良井宿もそうだが、木曽路の宿場はどこもその趣が残されているので、どこに訪れてもはずれってのが少ないように思う。奈良井宿も決して派手な観光スポットではないのだが、1kmも散策ができるのは中々良いし木曽大橋もある。グルメ面もオリジナリティのある五平餅などがあって悪くない。行き憎いという欠点はあるものの、チャンスがあれば関所のあった贄川宿や木曽義仲の福島宿などものんびり散策したいものだ。もちろん初めての方はぜひ妻籠＆馬籠宿からお勧めしたい。木曽エリアでは最も人気のある観光スポットだ。約１時間ほど奈良井宿散策し、急ぎ伊那ICから中央高速で名古屋を目指す。ところが・・・すでに大渋滞。それもトータルすると30kmほど・・・おいおい往きもそうだったけど帰りもお盆渋滞なみって勘弁してよぉ～。長～い渋滞も菜優真優ちゃん達と話していると何とか無事クリア。あぁ～えらく疲れたぁ。反して菜優真優ちゃんは、お土産に買ってもらったウサギ人形でお遊び、喜んでもらえrて何よりだ。あぁ～夏休みもこれで終了だ。新学期がんばってね。しかし、今年はまだしばらく暑～い夏キャンプ状態が続くのかなぁ～？きついなぁ～！早く秋来ないかなぁ～。