Enjoy Camp Life60 その3!!

2010年9月 無印良品 南乗鞍キャンプ場(岐阜県)
(急遽予定変更し秋の味覚狩りへ、待ってました梨狩り!

食後に菜優ちゃんがカンカン楽器のように鳴らして遊んでいるのは、受付時に無料で貸し出されるベルだ。ベル?このベル何のため?ってずばり熊よけのベルなのだ。昨年、乗鞍エリアでは何度も熊が出没しており、ここ乗鞍キャンプ場にも現れたんだって。特に危ないと言われている秋なので全員分ベルが配られ安全対策なのだ。熊かぁ〜乗鞍ならば出てもおかしくはないなぁ〜。そうこうしている間に再び強い雨・・・もう駄目だぁ〜。雨の撤収を覚悟し始めた頃、あれっ、急に明るくなってきた。雲が一気に切れて待望の日射しが!このタイミングを逃してなるものかっと一気に撤収にかかる。

ところが、ドンドン天候が回復してきて、最高の撤収日和?一晩ガンガンに強い雨でうたれたテントはじめキャンプアイテムを乾かすのに恵みの晴れだ。これならば思いっきりこの晴れ間に甘えようとチェックアウトタイムぎりぎりまで乾かすことに。こうなると意外に余裕ができ、サイトでのんびり。菜優真優ちゃんたちはお気に入りのぬいぐるみでお遊び。メルちゃんは良太兄ちゃんの膝の上で甘えんぼタイム。更に、お散歩では場内にひっそりと咲く高山植物観賞。薄紫色のマツムシ草は美しくパパが大好きなものの1種。っというかあまり数を知っている訳ないので馴染みの花ってレベルだろうが?再び重くて黒い雲が忍び寄ってきたのでここで撤収完了させ、チェックアウト。う〜ん、何か有効的に時間が使えてえらくラッキー!もう雨男卒業宣言かな?再び、クネクネ道を下って国道381号へ。

本来は、御嶽山の裾野から木曽馬の故郷の開田高原をドライブし、長野県の伊那へ抜け、中央道で帰るコースを予定したが、どうも天気予報も良くなさそうなので今回は断念し、急遽高山方面へ戻ることに。さて、どうしようか?悩んでいる間に腹が減ってきたのでランチタイムにすることに。まずは高根町の道の駅「飛騨たかね工房」へお立ち寄り!ご当地グルメは唐辛子「うま辛王」!そのうま辛王を使った「うま辛王ラーメン」だとか?う〜ん、何となくイマイチ。次の朝日町の道の駅「ひだ朝日村」へ。ここのご当地グルメはよもぎ!よもぎかぁ〜かなり地味だけど何となく興味がわく。キッズ達はえぇ〜っと言っていたが、半ば強引にここの「よもぎ定食」に決定。菜優真優ちゃんはラーメン。良太兄ちゃんはこれもご当地ものの「よもぎカレー」に挑戦だ。お楽しみのよもぎ定食は「よもぎうどん、よもぎ天婦羅、よもぎ豆腐、よもぎご飯」と春採りのよもぎを思いっきり使った山の恵みグルメで実は美味い。期待以上の味で中々の高評価。
そして、もう1つの注目メニューの「よもぎカレー」登場。カラーは予想通りに緑色。まさしくよもぎの色だ。良太くん、この色を見て一瞬注文を後悔?しかし、勇気をふり絞って(美味しいランチを頂くのに勇気を振り絞ってとは失礼な話ですが)ひと口・・・・あれっ不味くない。おいおい、表現の仕方が間違っているぞ、美味いといいなさい。でも、見た感じ完璧なグリーンカレーとなっているよもぎカレー・・・でも食べてみると癖はまったくなく、どちらかと言えば甘くてマイルドなカレーだ。正直よもぎは色だけで味的には全く自己主張してこない。派手さはないのでご当地グルメとしてヒットすることは厳しいだろうが、個人的にはこういった地味目のグルメ嫌いじゃないです。御馳走様でした。
さて、お腹がいっぱいになったところで菜優ちゃんが熊と対決します・・・じゃなくて、ここ飛騨あさひ村には熊やカモシカ、猿の剥製が入口に飾ってあって、特にその熊の迫力に菜優ちゃんの闘争本能に火がついた。まさに一触即発の緊張の中、熊と菜優ちゃんの睨み合いが続く・・・おいおい、本気モードに見えるからもう少しおしとやかにしてね〜。ここで、このまま帰るのはあまりにも勿体ないということで高山の少し南の久々野へ向かうことに。久々野は飛騨のフルーツの宝庫として知られているのだ。道の駅のおばちゃん達から情報収集をし、いざっ久々野の果樹園を目指す。
久々野に到着してもフルーツ関連の施設がどこにあるのか?全然わからない。1度観光案内所に入って情報収集。何とこの観光案内所のすぐ近くにフルーツランドと命名されたフルーツエリアがあるようだ。高山はなるほど高地だけあって、下界と果実のシーズンが若干ずれている。9月となれば梨がメインと思っていたが、未だ桃がメインで、すでに早めの林檎狩りもスタートしている(でもまだちょっと早いかなぁ)。ファミリー全員の希望は梨だ。梨狩りないかなぁ〜?そこで思いきって林檎&桃狩りのみの観光農家の方に直接質問決行。おかげさまで親切に教えて頂き(お忙しいところ有り難うございました)、ようやく飛騨梨狩りをやっている「堤果樹園」発見!
季節ものだけに果物狩りはかなり高い。食べ放題で大人800円小人600だったか500円だったかな?う〜ん、この際仕方ない。早速、家族5人で採り放題食べ放題の世界へ。但し、持ち帰りは別料金で量り売りなので、思いっきりでここでお腹に詰め込まないと!下界ではとっくにピーク過ぎている幸水が高山エリアでは丁度収穫期。おぉ〜ラッキー!なるほどここ高山エリアでは未だ桃が採れるから約1ヶ月くらいは収穫期がすれているようだ。農園のおばさんから採り方と美味しい梨の見分け方のレクチャー受けて、早速梨ターゲット探しへ。

広い梨園に散らばったキッズたちから「美味しそうな梨見つけたぁ〜!」「この梨が大きいよぉ〜!」「パパ、早く見に来てぇ〜」と嬉しそうな絶叫が響いてくる。見に行くまではずーっと呼び続けるのでこちらもたまらない。梨の樹は背が低いので腰にきつい。まず思い思いにご機嫌で自分たちのターゲットを収穫!みんな、なんだかんだ嬉しそうだ。パパはもちろん味品評会の判定員役。つまり皆がとってきた梨を食べて誰のが美味しいか?の判定係だ。よぉ〜し、瑞々しい幸水頂きまーす!!うん、冷たい訳でもないのにえらく美味い!やはりもぎたては別格だ。フルーツ好きの菜優真優ちゃんは贅沢にも丸ごと1個喰いだ。うぅ〜贅沢。

実は梨には少々煩い我が家。転勤族の悲話とでも言ったら良いのだろうか?末っ子真優ちゃんはもちろん、長女の菜優ちゃんでさえ人に貸している我が家のことはうる覚えどころか完全に忘れられていて、記憶にない。そんな我が家は千葉県松戸市にあり、あの二十世紀梨の発祥の地なのだ。だから近所にはその碑が建てられているほどで、車で少し行けば未だに細々とだが梨園がならんでいる程だ。良太兄ちゃんが小さい頃にはよく梨狩りに行ったものだ。だから久しぶりの梨狩りに大興奮だ。
中々の美味なことを確認すると、一斉にもぎ取りペースがアップ!菜優真優ちゃんたちも美味しい梨の見つけ方がわかってきたようで、自分の顔のサイズまでありそうな立派な幸水をゲットしてきては超ご機嫌!林檎だと固くて実がつまっているので食べごたえがあるため、そう数は食べれないものだが、梨は瑞々しいので皆大健闘。
約1時間半程腹一杯になるまで梨を満喫したところで、そろそろギブアップだ。ラストは持ち帰り用の梨ゲットだ。量り売りのため、良いものをゲットしなくては?ママの厳しいチェックを受け、無事梨ゲット完了。梨狩りの料金は高いが、梨はどれも大玉だし瑞々しく美味しいし、まぁ〜このくらいは仕方ないかなぁ〜という感じだ。

これにて梨狩り終了。いやぁ〜お腹いっぱい。腰にはきますが、木陰の下で瑞々しい梨を頬張るのって意外に気持ち良かったです。ゴザの上で食べるのっていいですねぇ〜。帰りに良太くん、栗の樹を発見。まだ早そうだけど良太くん、毬栗をどうしても採りたいようで・・・でも予想以上に痛〜い。それでも執念で1個採って自分のお土産にしたようです。量り売りの計量の際には、ママのお役目とばかりに「サービスお願いね!」とおじさんと大交渉。値切り&林檎を数個サービスしてもらって納得のご会計。うん、楽しい梨狩りでした。来月はいよいよ林檎のシーズンですねぇ〜。今年は猛暑のため農家の方は大変だったようですが、何の美味しい梨でした。

帰路は高山西ICから高速に乗り東海北陸道を南下。途中標高約860mの日本一高いSA「ひるがの高原SA」へお立ち寄り。ここひるがの高原SAの奥には複合商業施設「クックラひるがの」が人気だ。しばし休憩タイム。クックラひるがのは、ひるがの高原のチーズはじめ地元の特産物のお土産ショップはじめホテルまで完備されている。菜優真優ちゃんたちは、早速ど真ん中の遊具に駆け足。ホント元気だねぇ〜。ママと良太くんは各店を物色。続いて、パパと真優ちゃんは足湯。ロングドライブの休憩タイムに足湯っていいねぇ〜。疲れるがとれる一方、思わず眠気が襲ってくる〜。菜優ちゃんと良太兄ちゃんはクレープをゲット。今宵は美濃和紙あかりアート展が開催されるようで、まだ17時だがすでに点灯。暗くなったらさぞかし雰囲気良いことだろう。しかし、我が家は残念だが渋滞が発生しつつあるので急ぎ出発!疲れましたが無事帰宅。さぁ〜て、暑いも寒いも彼岸まで・・・今年の夏キャンプも流石にこれで終了かな?っとなるとこれからがホントのベストシーズン到来だ。早く涼しくならないかなぁ〜?ちなみに自宅で毬栗を割り、中からまだ少し早い栗の実取り出しご機嫌の良太くん・・・栗拾いに興味あるの?でもあれは面倒だから勘弁だ。さぁ〜て、秋キャンプ楽しみだ。


無印良品 南乗鞍オートキャンプ場 http://www.mujioutdoor.net/camp/a102_norikura/index.html
オートサイト \大人2100円小人1050円/日(別途入会手続き必須。ゲストは大人3150円小人1575円) サイト 草&土  13x13m  
東海北陸道の高山西ICから高山市街をぬけて約1時間半、中央道伊那ICから約2時間。南乗鞍岳の南麓の子ノ原高原に広がる約30万坪、標高1600mと避暑キャンプには最適なキャンプ場だ。とにかく広い。よって開放感は抜群だが、個人的にはやや広過ぎる?と思ってしまう程だ。管理棟へ歩いて行けるサイトは限られており、概ね車移動となってしまう。サイトも13x13と広く、隣のサイトは白樺等の樹々に遮られておりほとんど気にならない。開放感は抜群だ。静かで良いが、夜は真っ暗。ファミリーキャンパーにはちょっと厄介なほどの暗さだ。炊事棟、トイレ棟は綺麗で良いが、数がえらく少ない。この広さから考えるとかなり少ないと言い切って良い。一部のサイト以外はかなり歩かなくてはならない。その分管理棟は申し分ない。管理棟内に無印良品ショップが入っており、キャンプアイテム〜食料品、お菓子、雑貨、衣類等々これ以上は期待できないというレベルだ。レンタル品も充実している。但し、キャンプ場周辺には商店含め何もないので高山市街等で買い出しを終わらせる必要がある。場内には露天風呂がありシャンプーリンス、石鹸等は用意されている。明るいうちの御嶽の眺望は素晴らしいらしい。入浴時間は8〜19時(退場20時)とされているが、レジを締める20時までに受付済ませばかなり融通がききそうだ。場内にはイベントや、釣り、MTBなどアウトドアを楽しむ環境は十二分に整っている。何か新たにチャレンジするのも良いだろう。とりあえずサイト自体は最高と言えるシチュエーションだ。繰り返すが最近流行の高規格キャンプ場とは一線を画するので注意が必要だ。又、熊野出没やキッズの迷子など広い上のトラブルの可能性もあるのでルール厳守が問われるキャンプ場とも言える。ちなみに会員入会が基本のキャンプ場で、ファミリー4人で2100円(追加は1人525円)。ネットで入会し後日立派な会員カードが人数分郵送されてくる(1週間後)。1度入会すればここ南乗鞍はじめ無印良品が運営している津南、カンパーニャ嬬恋も含め永久会員となる。ビジターは上記した通り料金がUPするが利用は可能だ。チェックイン13:00チェックアウト12:00。
満足度★★★

グルメハウス http://miku.ciao.jp/gourmet_house/index2.html
ひだ桃源郷くぐの観光協会 http://www.kuguno.jp/index.shtml
角や(食べログ岐阜) http://r.tabelog.com/gifu/A2104/A210401/21000052/



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