Enjoy Camp Life67 その3!!

2011年7月 久多の里オートキャンプ場(京都府)
(せまる台風6号の影、久しぶりに雨男本領発揮・・・?大津の人気うなぎ店へ!

朝目覚めると嬉しいことに木陰の下・・・あれっ違う、思いっきり曇天だ。当初天気予報は猛暑の予報だったが、数日前からやや下り気味で曇りのち雨の予報に変更してきたために少々心配だ。いつも思いっきり寝坊すけの菜優ちゃんが、珍しく早々と眼をこすりながら起床してきた。実は、ここ久多の里ACはカブト虫やクワガタなどの昆虫ゲットできるとの噂だったので、早起きして久多川沿いのコナラかな?雑木林を散策。

ところが、本日は運悪くカブト虫達の気配のかけらもない。「あ〜ぁ、いないねぇ〜」と嘆いていると、ぽつんぽつんと雨粒が・・・おいおい、最悪の朝からの雨かよ?カブト虫探しを中止し、急いでサイトへ。ファミリーの視線がもちろん雨男のパパへ突き刺さる。止む気配どころか、時間の経過とともに激しくなってくる。実は、台風6号が北上してきて明日にも四国に上陸するのでは?と言われており、どう考えても台風東側の雨雲の影響だ。毎度の事とはいえ、「あぁ〜雨だねぇ〜」と静まり返るキッズたち。

慌てたところで、もうどうにもならない程降ってきたので、開き直ってモーニングコーヒータイムに。いつものように菜優真優ちゃんたちにコーヒー豆を挽いてもらって、すご〜く心地よい香りの中、朝の1杯で気分直し。あぁ〜キャンプの朝の1杯は至福の1杯だ。美味。愛犬トリオは濡れると面倒なのでラゲッジルームへ一時避難。その後一緒に朝食タイムだ。やはりいつも横に居たいようでスクリーンタープの中でご機嫌。

しばし、朝の愛犬たちとのスキンシップタイム。あれっ、おいおい良太兄ちゃん寝てるよ。駄目だこりゃ。反してお手伝い娘たちは、早速朝食つくりで出番だ。真優ちゃんが、ホットサンド用のパンカット役、菜優ちゃんが食器やドリンクなどの準備役と作業分担。最近活躍しているので包丁姿も様になってきた?以前程ハラハラしなくなってきたとは言え、やはり危なっかしくて見ていると落ち着かないママ。当の真優ちゃんはそんなママの気など知れずに自信満々・・・そしてしっかりと完成。

あとは、焼き係のパパと良太兄ちゃんにバトンパス。トラメジーノでホットサンド焼き上げ、美味しい朝食頂きま〜す。ホットサンドは美味しいし、冷たいスープもインスタントなのであまり期待していなかったけど、予想以上に美味い。でもやはり外が気になる・・・雨が上がったと喜んだと思ったら一気にザーッと降ってきてガッカリとしばし一喜一憂を繰り返す。

本来であれば、食後すぐに川遊びのはずだったが、残念だが今日は川遊び断念だ。それでもキッズというのはすごい。少しでも雨脚が弱まればすぐに管理棟前の広場に出てきた遊びタイムスタートだ。多少の雨はへっちゃら。そんな中、まわりのサイトでは、早々に決断しびしょびしょのままテントを特大ビニルに入れて雨撤収を決めたキャンパーも出始めてきた(こういう時のために特大ビニルは必須ですね)。我が家はもう少し雨脚弱まるのでは?というパパの感覚に期待することに。

雨男の感覚は大抵はずれるものだが、今日は当たりでもはずれでもないという感じ?結局カラッとすることはなかったが、雨がなんとか上がり結構な風が吹いてくれたので多少濡れてはいるが最悪の撤収は回避成功。でも、帰宅してからしっかりとケアしないとカビが心配ですね。でも、この撤収のタイミングのがしていたら、その後まさに台風の雨という感じの豪雨が襲ってきたのでまぁ〜結果論として無難な撤収となったようだ。そんな大慌ての撤収をパパがしている中、菜優ちゃんは余裕の虫獲り。結局蝉のヒグラシとキリギリスをゲット。嬉しそうだ。川遊びには未練残るがこれでキャンプ場を出発。

キャンプ場出ると、激しい雨が叩き付けるように降ってきた。これじゃ予定していた近江エリアの観光散策も難しそう・・・残念ながら断念。話のネタにでもと日本三名橋の1つの「瀬田の唐橋」を通過(ちなみに宇治橋、山崎橋とならんで日本三古橋の一つともされる)。「唐橋を制する者は天下を制す」と古来から言い伝えられてきた雰囲気はまるで感じられない。しかし、ひどい雨だ。結局目指すは大津市の日本一のうなぎ店と呼ばれる「かねよ」へ。数日早いが土用のうなぎとして賞味することに。流石にこの時期はえらく混んでいて、駐車場がいっぱいで何度か時間つぶしをしてようやく入店。もう意地になってました(ここは駐車場待ちの列を許さないので、行く度に交通整理の方に追い返されてしまう。だから少し時間つぶしてはトライを何度か続けなくてはならない。このシステムもう少しどうにかならないのだろうか?)。

メニューは同じなので少しでも早く食べれるようにとレストランの方を選択。本店の方はお庭を眺めながら雰囲気は良いのですが、まぁ〜メニューは同じですから我慢だ。大正時代の詩人・野口雨情が日本一とうたったここ「かねよ」の名物メニューと言えば「きんし丼」だ。パパはもちろんその「きんし丼」を注文。超ビッグサイズの卵焼きが鰻丼の上に鎮座している・・・それも蓋が閉まらない程。おいおい、いくらなんでも卵焼き大き過ぎない?鰻が重さにつぶれている。ここのご主人に錦糸卵ってどんなものなのか説明してあげたいものだ。錦糸という言葉を勘違いしている。これは卵焼きだ。しかし、ホントすごいボリューム。何と玉子3つ分だそうだ。
続いて、ママが「きんし重」、良太くんが生意気に2段重ねになっている「特上鰻まむし」。そして菜優真優ちゃんがミニ鰻丼のお子様セットだ。実は、話のネタに食べてみたいと思ってやってきたのだが、このきんし丼意外にいける。鰻丼ではなく別物と言って良いくらいなのだが、うまきがあるくらいだから卵焼きと鰻の相性は抜群で正直美味い。但し、きんし丼にしろまむし重にしろはっきり言って割高。とにかく鰻が悲しいほど小さい、少ない。だからここでは名物のきんし丼を食べるのがBESTのようだ。繰り返すがこの鰻のサイズでは鰻丼とは言えない。きんし丼は別物!これはこれで美味しかったのだが、少々辛口になる。正統派の鰻丼というよりはB級グルメっぽいような気がしてならない。
席について1時間も待って食べるものか?あれで土用の鰻を食したことになるのか?やや疑問は残るし、言いたいこともあるが、とりあえず名物を食べたということでパパは満足顔。小雨の中、車に戻れば待ち疲れたぞ!っとばかりに愛犬達大興奮。雨も激しくなるばかりなので、残念だが大津ICから名神高速にのって一路名古屋を目指す。ホントは歴史好きでもあるので、往きに少しよった近江八幡や安土城跡、もしくは彦根城散策などにでもよりたかったが、この雨では仕方あるまい。ところが、米原越えると急に雨があがる。おいおい・・・ということで伊吹PAで少々愛犬たちと休憩タイム。氷が美味しい気温になっているし、どうなっているんだ!う〜ん、これぞ雨男のできる技なのだろうか?その証拠に、帰宅ししばらくするとゲリラ豪雨?もちろんパパがキャンプアイテム片付けしている時間帯のことだ。当然ながら汗&雨でパパずぶ濡れ、可哀想というか悲しいというか・・・。初日は思いっきり川遊び満喫できて最高でしたが、翌日は散々。まぁ〜こういうキャンプもたまには仕方ないですね。でも久多の里ACはまた訪れたいところだし、ファミリーキャンパーにお勧めです。もうすぐ夏休み、次に期待しよう!


久多の里オートキャンプ場 http://www.lollipop-lane.com/kutaautocamp.html
オートサイト サイト使用料 4000円+施設利用費300円x3/日 サイト 土+草  
名古屋より名神高速走り京都東ICから湖西道路で北上、もしくは竜王ICで下りて琵琶湖大橋経由で北上するルートがあるが、どちらも時間的には大差ないようだ。キャンプ場手前の数kmはかなり狭い山道なので細心の注意が必要だ。近くにコンビニや小さなスーパーはあるようだが、可能な限り途中の市街地で必要なもの購入しておいた方が無難のようだ。管理棟には必要最低限の販売品、レンタル品しかないと割り切っておいた方が良い。杉林の中のキャンプ場なだけに夏の木陰は心地よい。サイトはサイズ、レイアウトともにバラバラで今回のように日当たり良好のサイトもあるし、樹が邪魔でレイアウトしにくいサイトもあるので確認が必要だ。よほどのハイシーズンでなければ予約でうまるという事もないようなので、選べるようだ。炊事棟、トイレ棟ともに綺麗に管理されていて数も十分だが、扉がついている訳ではないので夏場はある程度虫の気配は我慢しないといけない。川遊び後の洗い場があるのは嬉しい。管理棟前の広場はキッズたちの絶好の遊び場となるが、何より夏場はキャンプ下の久多川が最高の遊び場だ。浅瀬、深場色々あるし、流れもある、更にキッズ天国となる飛び込み岩も小さい子用〜高学年用と言われるような段階にわかれているのでキッズ全般思いっきり遊べる。これはホント最高の川遊び場だ。京都と聞くと暑い夏というイメージだが、ここは別世界で川のおかげもあるだろうが、比較的涼しい。特に夜は涼しい程になる事も多いとのことだ。唯一の欠点とも言えるお風呂は車で25分ほど走らないといけない。くつき温泉てんくうは、露天風呂もあるし水着着用エリアもあるので昼間から長時間楽しむこともできる。お風呂だけであれば大人600円小人300円で受付は20時半までだ。ゴミは配布されるゴミ袋に分別し、キャンプ場入口のゴミ捨て場に帰り際に捨てるようになっている。ちなみに場内ではないので積み込み全て終わらせゴミ袋抱えて車に乗り込み、帰路に2〜3分走って捨てるという少し面倒なシステムだ。2日間思いっきり川で遊ぶも良いし、カブト虫、沢ガニ、小魚を追うのも良い、ファミリーで少しワイルドちっくに遊ぶには最適なキャンプ場だ。プチ自然の中で遊びまくるキッズたちの笑顔を眺めているの悪くないものだ。繰り返すがここの川遊びはホントお勧めだ。。チェックイン11:00チェックアウト11:00。
満足度★★★(夏に限っては★★★★★)

あきんどの里「千里庵」 http://www.senrian.jp/
くつき温泉「てんくう」 http://www.gp-kutsuki.com/hotspring.html
日本一のうなぎ「かねよ」 http://www.kaneyo.in/index.html


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