Enjoy Camp Life69 その3!!

2011年8月 立山山麓家族旅行村(富山県)
(黒部ダムの大迫力に感動!いざっ室堂へ!ところがこんなところで雨男本領発揮?)

美味しい黒部ダムカレーでお腹一杯になったところで(ホント美味しいお勧めカレーだ)、黒部ダム散策へ出発だ。まず目指すは「ダム展望台」だ。黒部ダム定番のビューポイントだが長〜い階段が待ち構えている。これが中々きつ〜い。キッズたちは元気一杯駆上がっていくが、パパママはフラフラ、ホントだらしない。しかし、なるほど随一のパノラマビューと言われるだけのことはある。眼下に見下ろす黒部ダムと黒部湖のコントラストが美しい。反面、菜優ちゃんは高いところが怖いようでドキドキ。

今度は階段を下って、新名所とでも言えば良いのだろうか2003年に完成した新展望台へ。大迫力の放水を最も間近に見れるのが売りだ。おぉ〜すごい迫力!思わず飲み込まれそう〜。国内第一位の高さ186mのダムから、毎秒10tの放水は見たものでないとわからない迫力だ。ちなみにダムの高さ2位は高瀬ダム(長野県)の176m、3位は奈良俣ダム(群馬県)で158mだそうだ。

放水の大迫力はすごく良いのだが、やはり階段はきつすぎ〜ヘロヘロだ。世紀の大事業と言われた黒部ダム建設は、昭和31年から始まり当時の金額で約513億の巨費が投じられ、延べ1,000万人もの人手により、実に7年の歳月を経て完成されたのだそうだ。石原裕次郎主演の映画「黒部の太陽」でその過酷な物語は映画化されているのでご存じの方も多いだろう。そして殉職者慰霊碑にはその犠牲となった171名の方の名が刻まれているのだ。そりゃ、アルペンルートを利用してくるだけでも疲れるこんな場所に、これだけのものを造ろうというのだからすごいことだ。パパはこれで3回目のアルペンルートだが、ぜひキッズたちに見せておきたい場所の1番手がこのアルペンルートと上高地だったため、叶ってご機嫌のパパでした。

好天だが爽やかで心地よい。やはり日本を代表する避暑地といえる。菜優ちゃんの背後に映っているのが先ほど汗かいてのぼった展望台。コンクリの壁にラインとなっているのがきつい階段でその上が展望台になっている。なるほど結構上ったんだ。疲れたはずだ。そして、次に目指すは往路を戻って室堂だ。あれっ大観峰の上は雲がかかっているなぁ〜?再びケーブルカーで大観峰へ。

流石に朝も早かったので疲れが見えてきたキッズたち。特に菜優ちゃんは朝飲んだ酔い止め薬の影響か?眠くて仕方ないようだ。がんばれっ黒部ダム以上にパパがキッズたちに見せたかったのが、この室堂の雲上の世界なんだから。黒部平のロープウェイ乗り場の屋上は展望台になっていて間近にロープウェイをみれてキッズたちに大人気。さて、冷たい湧き水を飲んで元気出していこう!いざっ、室堂の雲上の世界へ・・・・あれっ、雨?おいおい。立山の真下を走るトロリーバス下りたら天候が一変だ。立山の大観峰側は晴天なのに、室堂側は雨とは・・・がっかり。

それでも、せっかく来たのだみくりが池〜みどりが池〜地獄谷など巡る散策コースに出発だ。立山連峰の美しい稜線がガスで全く見えないのは悲しいが仕方ない。ところが、室堂ターミナル出た直後に、小雨が横殴りの激しい雨にかわり、ガスが覆ってきて視界数十mという最悪の状況に。う〜ん、これではどうにもならん。1時間弱天候回復を祈って待ったが状況は悪くなるばかり・・・ホント残念だが室堂散策を断念。う〜ん、ホント悲しい。菜優真優ちゃんたちも雷鳥に逢いたかったぁ〜っとがっかり。しかし、これは室堂訪れている観光客全てに言えることで、高原バスの乗車待ちの長蛇の列は悲しいかなすごいことに。約1時間ならんで真っ白で視界ゼロ状態の高原バスへ。その後再び列んでケーブルカーに乗って無事立山へ戻ってきました。うぅ〜正直かなり疲れましたぁ。う〜ん、アルペンルートのハイライトともいえる室堂散策が出来なかったのは悔しいが、これも山の天候だ仕方ない。話はかわるが今年はアルペンルート全線開通40周年記念だそうだ。記念年だからというよりは、今夏の節電対策として避暑地人気らしく、アルペンルートは例年にない大賑わいだとか?またぜひリベンジしたいものだ。

17時半頃サイトに戻ると、こちらも雨はかなり降ったようだが、無事リビングシェルの中は安泰。しかし、アルペンルートは高い。高いとは費用面だ。割安のファミリー切符を使ってもファミリー5人で26,240円。日本一高い観光エリアと言ってもよいのではないだろうか?こう考えるとしつこいようだが雨が悔やまれる。ならばとパパは早速ビールちゃんで気分一新。パパの立山のお土産は地ビール「星の空」。う〜ん、よくある地ビールの味だ。最近のノンアルコールビールの味に似ていて個人的にはイマイチ?それでも折角の地ビールだ、美味しく頂きました。

みんなで急いで夕食の準備。元々アルペンルートの後は、疲れているし時間的にもタイトだと予想し、今宵は手抜きのパスタがメイン。真夏の2泊目はクーラーボックスの保冷力も落ちてくるので、メニューはなるべく生ものつかわず工夫した方が良い。今宵はアラビアータとバジルソースの2種のパスタと、お土産として買ってきた白えび蒲鉾、そしてパリパリ揚げ麺入りサラダ。うん、手抜きメニューでも何となく様になったようだ。今宵は昨晩以上に涼しくて気持ちよい。美味しいディナーとなりました。食後は恒例のキッズたちの食器洗い。えらいぞぉ〜。

食後は昨夜と同じくグランドサンピア立山の温泉へ。うん、やはり温泉に入れると嬉しいものだ。今宵はママのリクエストでいつもより長めにのんびり温泉タイムだ。ホテルの立ち寄り湯なだけにタオル類だけ持っていけば良いので楽で良い。しばし打たせ湯でケア。露天風呂も適度な広さだし、流石に盆明けの本日は空いていてのんびりできました。そしてキッズたちは飽きもせず風呂上がりのアイスとゲーム。もちろんゲームの結果は昨晩同様撃沈、いやっ瞬殺だ。サイトに戻るとアルペンルートの疲れは温泉だけではとれない!っとパパは芋焼酎「紅俘」で1人乾杯。1日の〆は芋焼酎と決まっているようで満足のようです。何とかロックアイスも2晩目も無事だったようで喜んでいましたが、キッズたちはそんな話はひとつも聞かず、トランプで真剣勝負。でも流石に疲れたので22時過ぎには皆シュラフへ撃沈。あぁ〜寒いくらいで良く眠れました。3日目の朝は予報通り晴天のはずが・・・あれ?思いっきり曇り空。

おいおい、3日目は天気予報では1番安パイの日というか、晴れのみの予報だったのに、今にも雨粒が落ちてきそうな雰囲気だけど大丈夫?携帯で予報を調べても問題なしという感じだけど?とりあえず真優ちゃんとトイレへ。ここの唯一の欠点がトイレだ。トイレの仕様は水洗洋式で綺麗だし全然問題ない。問題なのは距離だ。Dサイト以外は階段下りて、遠くにうっすらと見える茶色の屋根のトイレまで歩いて2〜3分だ。たった2分かぁ〜と思われるかもしないが、毎度2〜3分歩くのって長いものだ。その上、運悪く階段上の照明が切れていて夜間照明なし。それでも夜だけは好天で月明かりだけで十分明るかったので問題ありませんでしたが。やはりせめて階段下りてすぐにでもトイレは欲しいものだ。これは大きく減点となる。その分、サイト下には広大な芝グランドが広がっているので、サッカー、キャッチボール、バトミントン、凧上げ等々何でもOKだ。元気なキッズたちには有り難いことだろう。


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急遽予定を変更し、黒部渓谷トロッコ電車へ!そして宇奈月温泉へ!)

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