Enjoy Camp Life 69 その2!!

2011年8月 立山山麓家族旅行村(富山県)
(いよいよ立山黒部アルペンルートへ!大轟音、大迫力の黒部ダムへ!)

今宵のディナーは手抜きという訳ではないのだが、折角富山まで来たのだからファミリーみんなが大好きな鱒寿司を食べよう!ということで、わざわざ往きに富山市街に立ち寄りゲットしてきたのだ。まずは、地元の方の1番人気と言われている「高田屋」。実は、鱒寿司は食べ比べてみると微妙な味の違いがあって楽しいのだ。高田屋はなるほど人気店だけに美味い。しっかりと押されました!っというまさに押し寿司という感じだ(元々押し寿司なのに?と思われるかもしれませんが、押し具合が各々違うんですよねぇ〜)。適度な塩味ですごくオーソドックスでこれぞ鱒寿司って感じ。おぉ〜定番店の鱒寿司をいくつか食べてきたが、なるほど1番美味しいかも?

鱒寿司も美味しいが、今宵は自宅で下準備してきたスペアリブがメインディッシュだ。炭火で焼いたスペアリブはやはり美味い。しかし、雨のためフルクローズで炭火は暑がりのパパにとってはかなりきつい。実際には気温25℃切っているほどで涼しいくらいなんだけど、湿度と炭火の熱で不快指数は高まるばかり。そんな中、嬉しいことにやや雨脚が弱まり無事一部をメッシュに出来たので快適に。こうなるとパパのビールも進む・・・ご機嫌で再び乾杯!

続いて、青山総本舗の鱒寿司へ。こちらはどちらかと言えば酢がきいた酸っぱ目の鱒寿司だ。だから好む方も多いはず。なるほど人気になるのも良くわかる。鱒寿司を知れば知る程、酸味の弱いものが好みになっていくような気がする。鱒の押し加減の違いや微妙な味付けの差がわかりやすいのだ。但し、たまに食べると酸味のきいた方がやはりインパクトあって良く感じちゃうんですよね。とりあえず、この2店の鱒寿司はなるほど流石人気店甲乙つけがたい味でしたが、我が家ではやや高田屋好みだったようです。ちなみにキヨスクやお土産店でおなじみの鱒の絵のパッケージで有名な「源」の鱒寿司は地元人は食べないようですよ。あれは県外の方専用のようです。何せ富山には大小30程の鱒寿司屋があるのだ。訪れた際にはぜひ食べ比べ楽しんでもらいたいものだ。

スペアリブだけでなく、トウモロコシも、皮ごと焼いて豪快にかぶりつく、これが抜群に美味い!うん、お腹いっぱい。食べ終わると雨も無事あがり月が顔を出す程に。キッズたちが洗いものを済ませてくれて感謝。早速、お風呂だ。場内には入浴施設はないが車で2〜3分の距離にホテル「グランドサンピア立山」で温泉に入れる。管理棟で割引券を配っているので(人数分必要です)大人500円小人300円で入浴可能だ。露天風呂もあるしジャグジーやうたせ湯などお風呂の数も多いし広いのでのんびりできます。ツルツル湯で中々良かったです。キッズたちは恒例の風呂上がりのアイス、そして1Fにあるゲームコーナーがお目当て。予想通りゲームは全て玉砕。がっかりする真優ちゃん。無理だって。

サイトに戻ると、涼しくてまさに避暑。この気温であれば雨が降ってテントフルクローズにしても耐えられるかもしれない。なるほど立山は過ごし易くて良いところだ。キッズたちは早速トランプ大会。パパは必須の焼酎タイム。今宵は相良酒造の季節限定の「紅俘」だ。全国で20店舗のみの限定販売で、雑誌「一個人」2010年2月号の特集「至福のひとときを味わえる酒とつまみ」に紹介されたギルト焼酎の1つの「俘」の安納芋バージョンだ。うん、俘もすごくバランスの良い焼酎だったが、紅俘も美味い。よりマイルドだ。う〜ん、春秋年2回のみの販売が口惜しい焼酎だ。あぁ〜朝が早かったので皆疲れてシュラフへ。20℃は切っているはず、今宵はパパ以外はシェラフにくるまって寝た方が良いようだ。あぁ〜夏キャンプもこうなると最高ですね。幸せ〜。

翌朝は早起きして大急ぎで朝食の準備。簡単なホッドドッグをかき込んで7時過ぎには出発だ。何故ならば今回の旅行のメインイベントともいえる「立山黒部アルペンルート」へ行くからだ。キャンプ場から車で約5分でアルペンルートの玄関口の立山駅へ到着。ところが・・・駐車場はすでに大混雑。駅からかなり離れた第3いやっいくつめの駐車場だ?とりあえず離れたところにギリギリ駐車成功。おいおい、アルペンルートの公式サイトの混雑予想では、お盆過ぎの今日は空いていることになっていたのに?いきなり嫌な予感。こういう予感は良く当たる。乗車券購入の列にならぶと何と乗車は90分待ち。えぇ〜90分もこの駅で待たないといけないの〜?ガーン、どうりで駅前のロータリーの至る所で皆座り込んでいる訳だ。仕方ない、まずは駅前にある湧水「熊王の水」で喉を潤わすことに。この水源は、美女平付近の険しい山中にある「熊王の清水」。美味い!氷をセットしてきた水筒にしっかりと注ぎ準備OKだ。

7時40分頃のケーブルカーに乗りたかったが、残念ながら9時20分発に乗車。すご〜い大混雑。そんな中、最前列をゲットして大喜びの菜優ちゃん。ものすごい角度で上がっていくケーブルカーは初めてのため大興奮の菜優真優ちゃん。見た感じは50°ほどあるように感じるが、実際にはほとんどが20°台で最大角度も30°ちょっととのこと。そう考えるとスキーってすごいよねぇ〜。7分で約500m上り標高977mの美女平に到着。

美女平からは高原バスだ。車に弱い菜優ちゃんにとっては難関の50分だ。まさに高原バスという感じで、思いっきりクネクネの山道をゆっくりと上がっていく。しかしこの高原バスからの弥陀ヶ原付近の眺望は素晴らしい。見所満点だ。心配な菜優ちゃんも酔止薬が効いたのか?無事標高2450m、乗り物で行ける国内最高地の室堂へ到着。予想通り他のファミリーではグロッキー状態のキッズが何人かいたようだ。うぅ〜流石に2000m越えると涼しいというか寒いくらい?うぅ〜来たんだなぁ〜という興奮が改めて湧いてくる。まずは日帰り折り返し地点の黒部湖を目指すため、室堂はスルー。続いて電気で動くトロリーバスへ。

約10分トロリーバスで走ると標高2316mの大観峰へ到着。トロリーバス下りると眩しい〜!そして見事な眺望!これぞ北アルプスの大パノラマだ!!いやぁ〜素晴らしい。右に2924mの野口五郎岳、中央に2821mの針ノ木岳や2641mの赤沢岳、左にはスキー場でも有名な2889mの鹿島槍ヶ岳、2814mの五竜岳など、立山連峰と黒部川をはさみ対峙する後立山連峰の名峰たちが連なる。

海もいいが、やはり山はいい。眺望だけでこんなに感動できるなんてすごいことだ。空気も美味しい。っと感動していたのも束の間・・・売店で地酒の試飲を発見したパパ。早速、ご機嫌で飲みまくり?おいおい、感動はどこいっちゃったのぉ〜?まぼろしの酒「にごり酒 大観峰」は美味いなぁ〜。っと菜優真優ちゃんたちの話など何も聞いていない。黒部ダムはまだ先だ。続いての乗り物はロープウェイ。後立山連峰を眺めながらの7分は贅沢な空の旅だ。実は、このロープウェイ、景観保護のため支柱が1本もないのだ。支柱が何もないと確かに眺めはいいが・・・どうも風とか強くなったらどうなるの?っと何となく心配な・・・パパ&良太くんは高所恐怖症で高いところは弱いのだ。

往路最後の乗り物黒部ケーブルカーに乗って一気に約400m下る。おいおい、先を眺めていると吸い込まれそうで怖い。実は全線地下式のケーブルカーは日本でここだけ。大変珍しいケーブルカーなのだ。5分後には待ちに待った黒部湖駅へ。おぉ〜現れました黒部ダム!以前は黒四ダムと呼ばれていたが、正式に黒部ダムとされているようだ。観光放水もされていて予想通りの大迫力だ。なるほど国内最大級の建造物の迫力はすごいものがある。パパママは過去何度か訪れているが、キッズたちは初黒部!恐る恐る覗き込むと、綺麗な虹2本発見!「わぁ〜虹綺麗〜!』と感動している菜優真優ちゃん。虹もいいけど、まずはダムのすごさに感動してね。

黒部ダムの中心地から下を覗き込むと、高さはなんと186m。東京タワーの約半分の高さで大展望台よりも高いということになりますね。繰り返すが吸い込まれそう〜。時間は11時半過ぎ。丁度お腹も減ってきた、っということで黒部ダムレストハウスでランチタイム!実はここには名物グルメがあるのだ。「黒部ダムカレー」だ。長野県側の入口となる大町市の町おこしにもなっている人気ご当地カレーだ。実は、ここのダムカレーは黒部湖の湖面をイメージした緑色、つまりグリーンカレーですご〜く美味い!いやぁ〜これが初賞味でしたが噂以上に本格的なグリーンカレーで満点評価!真優ちゃんは辛いの苦手なのでノーマルカレーのアーチダムカレー。これも美味しいとご機嫌でした。うん、ダムカレーなめてはいけない、美味でした。


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黒部ダム散策〜アルペンルートの旅続く
!)

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