Enjoy Camp Life70!!

2011年9月 合掌の森 中尾キャンプ場(岐阜県)
(奥飛騨温泉郷で温泉満喫キャンプ!)

夏休みも終わり、ようやく秋のアウトドアシーズン到来か?っと思いきやっ暑い猛暑が戻ってきた。ホント今年はおかしい。ならばと標高1200mの奥飛騨の奥地へ出発だ。名神高速〜東海北陸道を走り高山を目指すも、予想通り途中大渋滞。へこたれずに渋滞突破し無事13時前に高山ICに到着。丁度ランチタイム!高山のランチと言えば「高山ラーメン」だ。中部エリアの温泉の横綱級とも言える奥飛騨温泉郷はまだ遠い。あまりのんびりできないので、高山市街をさけて「板蔵ラーメン」へ。
比較的に小さい店構えの多い高山ラーメン店の中では、唯一大規模ラーメン店の「板蔵らーめん」。麺工場の見学やお土産店などがあり大きなドライブインのようになっている。とは言え。ここ板蔵らーめんをなめてはいけない。ラーメン店一店舗としての売り上げが何と日本一!そして年間50万人が訪れるという立派な高山の定番観光スポットとなりつつあるのだ。運良くちょっと列んだだけで席をゲット。早速、定番の醤油ラーメンを注文。それにしても思わず見とれてしまう程、出るわ出るわすごい数のラーメン・・・なるほどこれが日本一の店のすごさかぁ〜。極細ちぢれ麺に黒い醤油スープ、う〜ん、高山ラーメンは美味い。

あっさり味なんだけど深いスープは、カップラーメンの麺のようなちぢれ麺にバッチリあう。丼が博多ラーメン級の小ささなのに高い(700円)というのが難点だが、あえて高山中華そばと言われるあっさりラーメンは悪くない。しかし個人的には、高山市街にある「豆天狗」や「つづみ」の方が好みかなぁ〜?お腹が一杯になったところで急ぎ奥飛騨温泉郷目指し再出発。高山市街から約1時間で泉質、雰囲気最高の奥飛騨温泉郷へ到着だ。奥飛騨温泉郷は「平湯、福地、新平湯、栃尾、新穂高」の5つの温泉の総称だ。今宵の野営地は1番奥の新穂高温泉の中尾高原にある「ACN合掌の森中尾キャンプ場」だ。全国的に知られる「新穂高の湯」の前の大暖簾「ゆ」を右折すればすぐだ。

急坂を上がった中尾温泉は標高約1200mで夏でも爽やかで涼しいとのこと。途中看板等はないが行き止まりが合掌の森中尾キャンプ場なので迷うことはない。まずは、管理棟で受付。ここの管理人さんはキャンパーの間では良いも悪いも有名人だ。なるほど番人のように受付の前の椅子で待ち構えている。個人的には中々面白い方で好印象。管理棟内にも色々とレンタル、販売品あって意外と言っては申し訳ないがしっかりとした対応だ。受付後車をおいてサイト確認へ。心地よい林間サイトですご〜く好みだ。開放感ある焼岳サイトや笠ヶ岳サイトもあるが、林間の栗サイトやくるみサイトの方が全然好み・・・色々悩んだ結果くるみサイトに決定!

うん、緑に囲まれているのは気分が良い。っと下を見ると無数のくるみが・・・おぉ〜サイトの名の通りまわりはくるみの木だ。菜優真優ちゃんたち早速大喜びでくるみ拾いスタート。おいおい、設営終わってからね?少しは手伝ってぇ〜。炊事棟、トイレも近く見た目以上にすごく綺麗に管理されている(女子トイレは管理棟前だけで、数が少なすぎ!)。もちろん高規格キャンプ場の設備とは全然違うが、大雪対策のネジ曲がった大木を組み合わせた水場の造りなどは雰囲気抜群だ。トイレも和風ぼっとん式なのだが、上にネットが貼ってあって虫が入ってこないという工夫をされている。見上げればネットにかかった蛾の姿が見えてしまうが、ネットより中には進入して来ないという安心感は虫嫌いには嬉しいことだろう。他のキャンプ場もぜひこうして欲しいものだ。管理棟裏には温泉が出ていて温泉玉子などをつくれるようになっていて面白いものだ。

急いで旧ランブリ5PROとリビングシェルの設営を終えて、早速ここ中尾キャンプ場が誇る大野天風呂へ!ここに野営にくる方のほとんどがこの温泉目的と言って良いだろう。それほどキャンプ場の温泉としては特筆ものなのだ。まるで池?と思ってしまう程広い。そして、何より広い場内を時より流れる硫黄臭は温泉マニアにはたまらない。これぞっ温泉の香りだ。この香りを嗅いだだけで満足感を味わってしまうほどだ。源泉からひかれた湯がぶくぶくと吹き上げてきていて、菜優ちゃんも興味津々!

16時に源泉掛け流しの野天風呂でのんびりできるなんて最高だ。面倒な設営作業の疲れがあっという間に吹っ飛びました。そんな最高な野天風呂にも問題点はある。実はこの野天風呂は混浴。もちろん女性専用の野天風呂もこの下にあるから心配はないのだが、どうも無防備感は歪めない。気になる女性の方に何ともは心もとないことだろう。更に、女風呂へは必ず混浴風呂の脇を通っていかないといけないため、嫌でも男性陣のモロ出しの入浴シーンを眺めていかないといけない。そしてもう1つ、シャンプー、石鹸等の使用は厳禁のため身体や髪を洗うことができない。温泉で十分さっぱりできるとは思うが、シャワー施設もないため好みがわかれるかもしれない。でも、こういった問題点を差し引いても十二分おつりがくる程の野天風呂だと個人的には思いますが・・・。

う〜ん、温泉で思いっきりすっきり!更に気温も適度で風呂上がりには最高。こうなるともう我慢できないのがパパだ。ご機嫌で乾杯!うぅ〜うめぇ〜だって。確かに温泉後のビールって美味しそうだよね。早速夕食つくり開始。菜優真優ちゃんたちはMyエプロンを持参しやる気マンマン。フライパンとダッチオーブンのスキレットを洗ってきてくれて準備OKだ。

まずは、挽肉をプライパンで炒めて、色が変わったらタコシーズニングミックスを振りかけて、水を入れてしばし煮込む。菜優真優ちゃん交替で(っというよりどちらがするかで喧嘩しながら)ちょっと辛さ抑えめのタコミックス完成。続いてトマトをスライスし、ホントはレタスが欲しかったがえらく高いので敬遠しサニーレタスをカット。うん、具は簡単に出来上がりだ。そして初挑戦のピタパンをBBQコンロで焼きあげる。炭火は強いので加減が難しいぞ?真優ちゃん大丈夫?

ピタパンは直径20cmほどの円形パンだ。中が袋状にあっているので、端をカットし具を挟んで食べるのだ。牛肉を挟めばケバブだ。でも今宵はタコミックスとトマト、サニーレタスを挟んでトルティーヤ的に食べるぞ!ここで再び順番で大モメ。おいおい、仲良く詰め込み作業しようよ〜。いざっピタパン初賞味!味はどうかなぁ〜?とパパが問えば、菜優真優ちゃんたち「うん、美味しい!」と即答。菜優ちゃん満点評価のダブルVサインだ!中々の高評価にパパにやり。

だが、今宵のメインはピタパンではない。ジャーん!飛騨牛ちゃんだぁ〜!3割引きのお買い得品を見事ゲット。それでも正真正銘飛騨牛の4等級のステーキ肉だ。3割引きとは言え流石ブランド牛は高い。緊張感もって食べて欲しいものだ。スキレットに自分の肉は自分で入れて焼く。高い肉ということは菜優真優ちゃんたちも理解しているようで、すごい緊張顔・・・上手に焼けるかな?焦がしたら勿体ないぞぉ〜っとパパが更にプレッシャーをかける・・・。それでも、いい感じに焼き上げたようで外カリッ中シューシーと極上のステーキが完成。カットは危ないのでパパの仕事。

おぉ〜美味そうだ!ひと切れもらうと、あまりのジューシーさにパパ万歳!調子にのってビールもおかわり。それにしても鉄のダッチオーブンで焼き上げたステーキってホント美味いものだ。何でだろう?特にキャンプの夜外で食べると更に美味く感じる。やっぱりブランド牛はすごい。最近放射能汚染の関係で牛肉人気急降下・・・だからあえて安売りしてでも食べてもらおうと嬉しいプライスで提供してくれるのだが、逆にこれは美味しい和牛を頂けるチャンス!と我が家は思いっきりポジティブシンキングだ。


[NEXT PAGE]
(奥飛騨温泉郷最高!野天風呂最高!温泉三昧キャンプつづく!)


[BACK]
[NEXT CAMP]

[TOP] [CAMP TOP]

 


My Famiry site
「ぼくんち」へ

inserted by FC2 system