Enjoy Camp Life72!!

2011年10月 信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ(長野県)
(喰えるか喰えないか?なんて関係ない!ドンドン採りまくれ、はじめてのキノコ狩りキャンプ!)

1年で最もアウトドア日和となる可能性の高い体育の日の3連休は、予想通り天気予報も申し分なく連日晴れマーク!ならばじーっとなどしていられないっと長野県の木曽地方へ父娘キャンプへ出発だ。実は今回菜優真優ちゃんたちはえらくはりきっている。何故ならばキャンプ場のイベントで初めてのキノコ狩りに挑戦するからだ。もう1週間も前から「きのこ一杯採れるかなぁ〜?」「がんばってきのこ採りまくるからね!」とキノコ狩り話題ばかりの2人。色々体験好きの我が家もキノコ狩りは未だ経験なく、父娘やる気マンマンだ。自宅を10時過ぎに出発し、中央高速を長野方面へ進むも予想通り土岐JCT付近で渋滞。それでも運良く30分程の渋滞で切る抜け成功。12時前には松川IC下りてまずは腹ごしらえ。
松川町は2度目だが、ここにはご当地B級グルメの「ごぼとん丼」がある。決して全国区にはなっていないしえらく地味目の丼なのだが、何となく美味くて惹かれる丼なのだ。松川町でりんごをエサに育った「まつかわりんご黒豚」と「長野県産ゴボウ」を使った丼が「ごぼとん丼」だ。前回は代表店の大西楼で食したが、ごぼとん丼には大きくわけてタレ版とタレなし版の2タイプがあり大西楼はタレ版。ということで今回はタレなし版の「ポニー」へ。タレ版がラフティーっぽく、タレなし版はチャーシューっぽい。丼いっぱいにのった煮豚とゴボウがやはり美味い!見た目すごくしつこそうだが、実は食べてみるとそうでもなくホント美味いのだ。

菜優真優ちゃんたちは残念ながらごぼとん丼は敬遠し、パスタを選択。なるほどパスタも美味しかったようですが、やはりごぼとん丼だ。美味い!松川町に訪れたらぜひ食したいご当地グルメと言える。3年ぶりでしたが大満足でした。満腹になったところで今宵の野営地の「ACN信州伊那谷キャンパーズヴィレッジ」を目指す。松川IC下りて約30分の距離だ。ところが、途中から道がえらく細くなる・・・それどころか未舗装の山道へ。おいおいホントこんな山奥にあるの・・・色々なキャンプ場訪れたがこのアクセス道は中々お眼にかかれないかも?ようやくキャンプ場入口に到着。なるほど「ようこそ隠れ家へ」の看板の意味がわかるような携帯の電波も届かない山奥のキャンプ場だ。

管理棟でチェックイン済ませ、早速空いているサイトを下見し広い場内の比較的奥に位置するSサイトに決定。ここで個人的な意見を言わせてもらえば、我が家は初めて訪れたのだがここのキャンプ場はえらくリピーター重視!もちろん営業的にもその気持ちはわかる。しかし、ひいき目なしでかなり偏重傾向。常連さんとすごくフレンドリーなのはいいが、我々にはどなたがスタッフの方なのかもわからないほど、だって家族ぐるみの運営を否定するつもりはないが管理人さんのお子さんが受付、集金したかと思えば、常連さんなのか?スタッフなのか?各種開催されるスクール関係者なのか?ファイヤーサークル周辺でまどろんでいる方たちがどういう方なのかホントわからない。お互い親しく呼び合っているともう〜???だ。せめて誰か受付のところにいて欲しいというのが本音だ。リピーターさんには何てことないのだろうが、初めての方の多くは同様に違和感を覚えるはずだ。個人的には辛口と言われるかもしれないが大きく減点だ。リピーターのみサイトの指定も可能だし、永久割引だとか・・・確かにこのへんはオーナーの自由なのでありなんでしょうけど・・・。

特に今回は10月10日がテントの日ということで、イベント目白押しということで常連キャンパーが多いようでそう感じてしまうのかもしれないが、13時に到着した頃には正直良いサイトは全て予約済(まだ到着していないサイトもいっぱいあったのでサイト指定されているようだ)。折角楽しみにきたのだ、まぁ〜仕方ないとわりきって設営作業へ。今回はリビングシェルと久しぶりにMOSSのデルトイドの出番。父娘の3人ではやや狭めだが問題はない。

デルトイドは前姿はえらくずんぐりむっくり、後姿はえらくシャープでカッコいい!という見方によって全然イメージのかわるテントだ。もちろん古いテントなので、ベンチレーター等がまるでないので夏は蒸し風呂、冬は結露だらけと正直いいところなし・・・っということがこれ又愛着わいてくるのだが。ここ信州伊那谷CVは広い場内に自然の地形をいかした段々状のサイトレイアウトだけにプライベ−ト感は抜群で、広いエリアを一望できるようなところがない。まさに隠れ家?こういったワイルド感あるキャンプ場は個人的には大好きだ。ホント自然の中でキャンプを楽しめる。

このSサイトも小川沿いにポツンとあるのでプライベート感は抜群で、縦長サイトは概ね5x10mほどで余裕をもって設営できるレベルだ。但し、駐車スペースが傾斜しているため、ラゲッジからの取り出しがえらく大変!菜優真優ちゃんたちも設営作業手伝ってくれたので無事汗少々というレベルで設営完了。サイト下には小川があり、早速菜優真優ちゃん喜んで川遊び?「パパ〜来てぇ〜」と叫ぶので駆け付ければ、なるほど沢ガニ発見。今回最初の菜優ちゃんの獲物となりました(だがこの沢ガニ見事夜に大脱走試み、無事逃亡成功)。この小川の右上が我がSサイトだ。沢ガニゲットの後は菜優真優ちゃんのリクエストで早速場内探索へ出発だ。場内は寂しげな山の中という雰囲気。ちなみに左画像は管理棟下の道で、この突き当たり右が丁度我がSサイトとなる。照明もなければ舗装もされていない、自然のまんまという感じでこれはこれですごく良い。

管理棟前には図書館(アウトドア関係はじめ小説やキッズ用の絵本まで結構な品揃えです)やクラフト室、ショップがならぶ。ショップにはキャンプアイテムはじめ品揃えは充実している方だと思われるレベルだ。更にここの売りのMTBショップまでが併設されている。菜優真優ちゃんの注目は「こどものかくれが」という丸太小屋へ!中にはハンモックやブランコ、そして梯子つたって上の柱に登ったりと狭いスペースの中にいかにも子供心をくすぐるものが詰まっていて、もちろん菜優真優ちゃんたちも早速お遊びタイムだ。更に、管理棟横の山道を上るともっこり山が、どうやらキッズたちが造った隠れ家があるようだが、ほぼ崩れかけており少し中入っただけで終了。

その奥にはキッズたちに人気という「砂山」。なるほどまさしく砂山だ。滑りながらも何度も頂上へ行ったり来たり。まさしく自然の中の遊び場で、見た目以上にキッズたちには楽しいのかも?簡単に探検終了するとサイトに戻って我が家恒例のシャボン玉大会!菜優真優ちゃんお互いでどちらが大きなシャボン玉つくれるか?の大勝負。結果は菜優ちゃんの大勝利!おめでとう!

トイレはワイルドキャンプ場の定番とも言うべき悲しいかな簡易トイレ。だが横に男性用があるので嬉しい。場内には無公害完全無臭のバイオトイレもあり、その中には暖房便座式もあるというからこれ又嬉しい仕様だ。そして炊事場は綺麗で屋根付き。ここは空き瓶が壁になっていてグラスキッチンと呼ばれている。各炊事場には愛称ついていて楽しいものだ。ちなみに洗剤の仕様は禁止でエコ洗剤しか使えない。そうこうしている間に夕食の準備スタートだ。今宵のメインはモツ鍋。ようは手抜きでモツ鍋のみ。キャベツ、もやし、ニラとモツ肉を準備するだけ!やはり鍋は楽だし暖まるし最高だ。ダッチオーブンにセットし、あとは炭火まかせ。予約しておいた家族風呂の時間ぴったりにモツ鍋セット完了しひと安心。早速、管理棟前の銭の湯へ!

銭の湯は夜19:00〜20:00までが女湯、20:30〜22:00までが男湯、翌朝7:00〜8:00が男湯、8:00〜9:00が女湯でこの時間内は予約なしで無料で入浴可能だ。逆にこの時間外であれば30分500円で家族風呂の予約が可能になる。我が家は17:30からの30分間をチェックイン時に予約済み。なるほど半露天風呂でファミリー3人には丁度良いサイズで気持ち良い。やはり場内にお風呂があるといいものだ。気温も随分と下がってきたのでここで暖まれるのは嬉しい限りだ。但し、この湯船は入浴のみで洗髪&洗身はお隣のシャワールームでしないといけない。残念ながらシャワーは別料金で5分/200円だ。だがシャワールームは広くて3人はきついが、2人で入るには十分なサイズなのでファミリーキャンパーには有り難いサイズと言える。もちろん、5分は意外に短く大慌てで3人洗って無事時間内に完了。

脱衣所も全面的にマットがしいてあり、よくある床がびしょびしょということもなく非常に行き届いた管理がされていて好感がもてる。あぁ〜思いっきり暖まることができ、これぞすっきりだぁ〜。ポカポカになったところで、サイトに戻れば我慢してましたとパパが早々にビ−ルを手に乾杯!風呂上がりの一杯はホント美味しいそうで満面笑みという感じでした。本日は気温がかなり下がり、19時頃には10℃切ってくるのでは?っと心配しておりましたが、意外に下がってこず適温。それでも寒くなる前に対処ということで、リンビングシェルはほぼフルクローズ状態に。あとは炭火のおかげでリンビングシェル内はポカポカ!暑いくらいの中で早速今宵のディナーだ!


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(待ってました、ドキドキワクワク初めてのキノコ狩り!)


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