Enjoy Camp Life81 その3!!

2012年10月 サンビレッジ曽爾(奥香楽オートキャンプ場)(奈良県)
(黄金色に輝くススキの名所の曽爾高原へ!)

ゴミは分別してゴミステーションへ。各サイトに電源は用意されているし、焚火台やBBQグリルの足場用に専用台やブロックもある。なるほどこの綺麗な芝をキープするために色々努力されているようだ。もちろん我が家も昨夜協力して焚火台の下に専用台を敷いて楽しんだけど、こういうCO-Work必要だよね。とりあえず、噂通りの高規格キャンプ場で気持ちよく1泊できました。管理人のおじいちゃんおばあちゃんも親切でいい感じでした。お隣の御杖村のみつえ青少年旅行村とここサンビレッジ曽爾は東海&近畿キャンパーにとって大変人気だが、個人的にはファミリーキャンパーにはみつえ青少年旅行村の方がお奨めかな?どちらもすごくいいキャンプ場で、奈良のキャンプ場は我が家にとっても好評だ。キャンプ場を11時半頃に発って、車で約15分程の曽爾高原へ。
曽爾高原のキャンプ場に駐車して(600円と高い)、いざっ秋の観光スポットとして有名な曽爾高原散策へ出発!左の標高1038mの倶留尊山と右の標高849mの亀山の美しい稜線が、丁度奈良県と三重県の県境ラインになっていて、この短い脚で県境を跨いでいるって何か嬉しい感じだ。面白いものでこの山肌だけが美しい高原となっていて、人気ハイキングポイントとなっているようだ。駐車場から急坂を2〜3分上がれば風景が一変し、雄大な高原の姿が突然現れてきて何となくワクワク!
倶留尊山と亀山の稜線はホント美しく、一見画像処理を強くかけているのでは?と思われるかもしれないが、空と雲と稜線のコントラストは素晴らしい!まさしく自然美だ。ここ曽爾高原の売りはずばり秋のススキだ!一面が黄金色になるという眺望はそれは感動的らしい。残念ながら少し早かったようで、5部咲き?ススキもこういうのかな〜?それでも見慣れていない自分らにとっては十二分に美しいススキといえる。ススキの絨毯が風になびいてホント美しい。画像だけでは中々伝わらず残念だ。10月一杯まで日没後に「山灯り」というイベントが開催されていて、この遊歩道に灯りがともる。これも神秘的な光景とのことなのでいつか見てみたいものだ。

背の高いススキを見ながらやや興奮ぎみの菜優真優ちゃん、なるほど秋風の中の散歩はホント楽しい・・・ところが、ここからがハードなのだ。倶留尊山と亀山へのハイキングコースがスタートする。遠目から見るとなだらかに見えたコースも、いざ階段にさしかかると意外に急で長い、とりあえず分岐点となる亀山峠が眺望&休憩ポイントとなっているためそこまではがんばるぞ。ところが菜優真優ちゃんのペースが早い・・・いきなり待ってよぉ〜と情けないSOSコールを発するパパ。ホントだらしない。話かわるが、ススキが1番美しく見えるのは夕日の時間帯だ。ちなみに右上くらいの階段の中段くらいからの夕日の眺望が最高とのことだ。

途中待ってくれたりとゆっくり上がってくれた菜優真優ちゃんに遅れること2〜3分後、パパ何とか亀山峠に到着。もう〜脚ガクガク。ここが丁度奈良県と三重県の県境だ。あぁ〜秋風がさわやかぁ〜気持ちいい〜!真ん中の色が少し茶色くなっているが日本昔話のお亀伝説で有名な「お亀池」だ。このお亀池は一説には火山の火口だったとのこと。今は湿地帯となっており湿地植物の宝庫となっているそうだ。
遠くに昨夜野営したサンビレッジ曽爾を発見。昨日は逆にあちらから眺めていたんだよねぇ〜。本来はここ亀山峠から倶留尊山か亀山の山頂へ分かれて上がっていくのだが、7割の方がここで断念する。何せここからのコースはより急でハードになる。特に倶留尊山は入山届けが必要になるとのことだ。「行きた〜い!」と騒ぐ菜優真優ちゃんを尻目に、パパは戻るぞ〜と即判断。下りは随分楽ではあるがやはりしんどい。パパは途中何度もススキを見ようと言っては休憩タイム。
確かにススキは美しいが、所々にひっそりと咲く花も可愛いくて良いものだ。ピンクのアザミ、黄色のアキノキリンソウ、紫のツリガネニンジンなどがこの時期の名脇役のようだ。往復で約30〜40分もあれば帰ってこれるのでハイキングには最適だ。ここで失敗に気づく。入口の露店やそのもっと下の食事処で色々と弁当を売っているのが気になっていたのだが、このハイキングのためのものだったのだ。下の草原には木製のテーブルがいくつもあって、皆美味しそうに弁当を広げている。特に眼についているのが「松茸弁当」!おぉ〜喰いたい。
約1時間ちょっとのハイキングもこれで終了。ススキのおかげで思いっきり秋を満喫でき、長い階段のおかげでひと汗かくこととなったが中々良いスポットでした。ホントは夕方に行ってみたいよねぇ〜。残念。時間はもう13時過ぎ。腹減ったぁ〜。急ぎ、曽爾高原ファームガーデンへ移動。ここでランチタイムだ。ところが、休日は洋食のコースのみしかないということで、悩んだが諦める事に。実は、上記したが松茸ご飯が食べたくて仕方ないのだ。すると、ファームガーデンの向かいに「ひろ房」という食事処を発見!おぉ〜「松茸弁当」の旗も見えるぞぉ〜!ここに決定だ。早速、菜優ちゃんきつねうどん、真優ちゃんカレーうどん、パパが松茸定食を注文!ところが・・・松茸ご飯がすでに終了してしまったとのこと。えぇっ〜!更に真優ちゃんのカレーうどんも。おいおい、どうなっているんだ。すご〜く悩んだが、この先には店も見当たらず悔しいが高原うどん定食に変更、真優ちゃんはカレーライスへ変更。えぇ〜うどんはなくてライスはあるのか?よくわからん。モロ不機嫌。
うぅ〜松茸ご飯喰いたかったぁ〜。未練タラタラだ。でも、人気の高原うどんは「あげ、山菜、とろろ昆布、かまぼこ、天かす」が入っていて中々豪華なうどんだし、更におでんもセットだ。唯一違うのがこの白飯。これが松茸ご飯にかわれば松茸定食になるのに・・・。納得&満足は全然していないが満腹にはなったのでこれにて曽爾村を出発し帰路へ。途中、青蓮寺川沿いは往路と同様中々の景観で気分良い。人気スポットの小太郎岩の前で休憩。そして名張市街に入る手前の青蓮寺ダム見学へ。おぉ〜これが意外に高〜くて怖い。高所恐怖症のパパは思わず後ずさり・・・。
これは中々の迫力だ。期待してこなかっただけにびっくり!ところが、折角のダム見学のメインともいえるダムの中心地点から下を拝められない・・・えぇっ何で?黒部ダムだってどこも中心地から見れるだろう。がっかりだ。ここから名阪国道までは約30分。途中伊賀SAで1回目の休憩タイム。ここでパパが伊賀牛コロッケ、菜優真優ちゃんが松坂牛コロッケをおやつにゲット。伊賀牛が180円で松坂牛が200円とコロッケとは言え、松坂牛の方が20円も高価なんだねぇ〜。でも、食べ比べてみたけど、どちら美味くあまり差がないような・・・?
ここで、菜優真優ちゃんたちが大騒ぎ!毎度お約束のお土産のおねだりだ。どうも娘たちには弱いパパ・・・亀山SAでガチャポンで手打ちとすることに。実はここのガチャンポンに娘たち大好きな「ガーリーベア」があったからもう大変。絶対これが欲しいと結局3回もさせられるハメに。但し、菜優真優ちゃんたちは強運?見事3回とも欲しいもの連続ゲット!大喜びだ。そして我が家へは四日市名物の笹井屋の「なが餅」をゲットだ。心配した東名阪道の渋滞も運良くほどほどで済み、無事17時頃帰宅。運動会にキャンプとイベントが連続したので、あぁ〜疲れた。いよいよアウトドアも最高のシーズンに突入。時間が許せばドンドン行きたいものだ。


サンビレッジ(奥香楽オートキャンプ場) http://www6.ocn.ne.jp/~ooacp/
オートサイト \4000+ゴミ協力費\150=\4150/日 サイト 芝
名古屋より東名阪道〜名阪国道で伊賀ICで降りて、名張経由で約2時間半ちょっとで曽爾村へ到着可能だ。名張市街を抜けて青蓮寺ダムを過ぎると一転急に何もなくなるので、買い出しは名張もしくは宇陀で済ませると良い。曽爾村にもスーパーあるのだろうが気づかなかったので先に済ませる事を勧める。奈良を代表する人気高規格キャンプ場だけあって設備は申し分ない。まずは、ロッジ風の管理棟にはちょとしたものが揃う売店があり、22時と遅くまで利用できるのは有り難い。レンタル品も充実しているので何か忘れた際には心強いはずだ。お風呂もあり21時半まで利用可能。何より大人300円、小人100円で安価な上、シャンプーリンス、ボディーシャンプー、ドライヤーまで用意されているので割安に思う。車で10分程に人気の「お亀の湯」があるのでオンシーズンは混雑必須だろうからこちらを利用する事になるはずだ。割引券あるとのこと。炊事&サニタリー棟はこれぞっ高規格キャンプ場と言える仕様で、トイレには便座ヒーター、炊事棟には無料の給湯付きだ。やはり給湯は有り難い。温かいのもそうだが汚れ落ちも全然違う。更に、サイトの芝の綺麗なこと。人気キャンプ場でここまで芝をキープするとは大したモノだ。各サイトには電源もあり、焚火台もしくはBBQコンロの足場用の専用台やブロックが用意されている。芝を守るため使用する方も努力するという意味では良い方法だ。サイトは、管理棟と列びのAサイト、1段下がったテニスコート隣接のBサイト、その奥にペット同伴可能のCサイトに分かれている。個人的には静かだし、天然記念物の鎧岳と兜岳の眺望が素晴らしいAサイトがお奨めかも?アスレッチックもあるが、木製遊具が数個あるだけでやや期待を裏切る。但し、テニスコートは3面もあるのでテニス好きには嬉しいはずだ。曽爾高原や屏風岩など自然美の見所も多いので拠点としても良い。とりあえず、流石高規格キャンプ場だけにビギナーでも安心して利用できるし、ワイルドなところはちょっと?という方にもお勧めできるキャンプ場だ。チェックイン14:00チェックアウト12:00。
満足度★★★★

曽爾高原 http://www.kasugano.com/kankou/autumn/sonikougen.html
ひろ房 http://sonimura.com/kaiin/hirobou/index.html
なが餅 笹井屋 http://www.nagamochi.co.jp/
曽爾村観光協会 http://sonimura.com/index.html


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