Enjoy Camp Life83 その3!!

2012年11月 合掌の森中尾キャンプ場(岐阜県)
(白壁土蔵街が美しい飛騨古川散策へ!)

あぁ〜源泉かけ流しありがとう!あっという間にポカポカ。やはりキャンプでの朝風呂は最高だ。さっぱりした後は、菜優真優ちゃんお土産用にと綺麗な紅葉拾いに夢中。赤や黄色、色々落ちているので大迷い?やっとお気に入りの見つけてご満悦。今回のキャンプのこれがおみやげだそうだ。
サイトに戻ると菜優真優ちゃんたちのお仕事が続く。愛犬くぅー&ふくちゃんのお散歩タイムだ。寒いけどお願いねぇ〜。人影まばらな栗サイトやくるみサイトへお散歩。おぉ〜!こちらは紅葉がホント美しい。落ち葉の絨毯もいい感じ。丁度、ライダー専用サイトの辺りが1番美しいかな?その間に未だ氷点下で増々冷えてきた感じなので、パパは焚火の用意。
あぁ〜焚火最高!昨晩薪を残しておいて良かったぁ。しかし、7時半頃でも気温は未だ氷点下のマイナス2℃くらい。朝の5時から急に下がり始めて6〜7時頃は1番下がって−3℃。流石にこのくらいまで下がってくると寒いねぇ〜。でも、昨晩と同じトレーナー生地と裸足のパパが言うと寒さが全然伝わらない。実は、毛むくじゃらのペキニーズのくぅー&ふくも寒さにガタガタ震えが止まらない。よく考えると、2歳の愛犬たちは温い我が家での生活しかしらないので、こういった氷点下の世界は初体験。おいおい、犬のくせに情けないぞ!ここで、パパは朝のエスプレッソ。そして菜優真優ちゃんたちはココアでますは目覚めの1杯。

うん、珈琲&ココアと焚火・・・美味い。そして温まる。雪化粧した北アルプスの雄大なパノラマ眺めながら頂くモーニングカフェは最高だ。凍てつく朝の雰囲気を楽しんだ後は、早速朝食の準備だ。今朝は手抜き朝食の定番インスタントの味噌ラーメン。うぅ〜この時間帯が1番冷えてきたような気がする・・・流石のパパもウインドブレーカーを着込んで防寒。スクリーンタープの中も冷えこんでいて、中はすごい湯気。カメラもあっという間に曇ってしまって大変なことに。うぅ〜寒い。スクリーンタープのスカート部分に溜まった水は、見事に凍ってしまって綺麗な氷に・・・おぉ〜久しぶりの凍てつく世界も寒いけど・・・悪くない。

実はパパうっかり生卵をクーラーボックスから出しておくの忘れてしまったので(外に出しておいても変わらなかったかも?基本は車内だよね)、生卵が完璧に凍ってしまってまるで堅めの温泉玉子状態。仕方ないのでこれを味噌ラーメンに投入してみると、予想外にいい感じの半熟で大成功。もちろん単なるインスタントラーメンだけど、これが温かいから激旨!料理の味って不思議なことにシチュエーションで全然変わるよねぇ〜。10時頃からようやくサイトにも陽が射してきはじめ、ようやく暖かくなってきたので早速パパ1人大急ぎの撤収作業開始。チェックアウト前の11時半には撤収完了。急いだのは、撤収の汗を流すため、最後の野天風呂に入りたかったからだ。うぅ〜さっぱり。結局5回も入らせてもらったが、何度入っても飽きない湯だ。今年は今日をもって中尾キャンプ場は営業終了。来年の7月まで静かに冬眠・・・・。これにてキャンプ場を出発。
毎度恒例の2ヶ所に立ち寄り。まずは、キャンプ場からすぐの足湯へ。おぉ〜ここからの北アルプスの眺望も素晴らしいねぇ〜。ここはぐるーっと1周できるようになっていて、深さや温度が違っていたり足壷になっていたりと楽しい。そして、ここのシンボルともなっている「ゆ」の大暖簾の前でもハイポーズ!いつもここから平湯〜高山経由で戻るのだが、今回は飛騨古川経由で帰ることに。神岡経由で飛騨古川までは約1時間。無料開放されている飛騨市役所の駐車場に駐車し、早速古川散策へ。まずは腹ごしらえ!っということで市役所近くの「食事処 匠」へ。
真優ちゃんは「飛騨牛カレーライス」菜優ちゃんはホント好きだねぇ〜ラーメン。そしてパパはこの店イチ押しの「飛騨牛すき焼き丼」。おぉ〜飛騨牛のすき焼き丼は、当然ながら飛騨牛たっぷりで美味そうだ。でも、あれっ?昨晩も思いっきりすき焼きだったなぁ・・・やってしまった。まさかの連日のすき焼き。それでも、いざっ口にすると美味い。やはり飛騨牛とすき焼きのコラボが不味いはずがない。満足じゃぁ〜。
満腹になったところで、飛騨高山と同様、江戸時代に天領となった飛騨古川散策へ。全国的な知名度は飛騨の小京都と言われる高山に随分と水を空けられているが、その素朴な雰囲気は観光地化してしまった高山と比べて遜色ない。まずは、ここ古川のけんか祭りとも呼ばれる伝統祭り「古川祭・起し太鼓」だ。祭り広場には原寸大の起し太鼓が展示されていて、自由にたたけるようになっている。もちろん、菜優真優ちゃん豪打!!気分スッキリのようだ。
風情ある古川散策へ再出発。古川の顔とも言えるのが瀬戸川と白壁土蔵街だ。まさに古川の象徴的シーンだ。おぉ〜初めて訪れたがなるほど風情あるねぇ〜。この趣なる白壁土蔵街は約500mも続く。観光客も多いが、人気の高山と比較すると全然少ないのでのんびり見れるし、何よりその分情緒を感じることができて良い。そんな中、菜優真優ちゃんの興味は瀬戸川泳ぐ鯉へ!鯉が泳ぐ風景って言うのはいつも思うが風流でいいよねぇ〜。瀬戸川泳ぐ鯉は何と1000匹もいるのだそうだ。
鯉泳ぐ街と言えば以前訪れた島根県の津和野を思い出すが、規模などは劣るものの?1匹づつの鯉の大きさはこちらの方が上回っているのでは?という位、どれもそれは丸々と肥えてデカ鯉ばかり。よほど水が良いのだろうか?見事な鯉の群れに菜優真優ちゃんたち大興奮だ。追い回してはどれが1番好みの鯉か?大騒ぎ。どちらにしろ飛騨古川も津和野同様に落ち着いてよいところだ。道を1本中に入ると古い町並みが残されてる。みやげ店前には飛騨のシンボルさるぼぼ!その先には、観光スポットの「三嶋和ろうそく店」へ。2002年上期のNHK朝ドラ「さくら」で主人公の下宿先の舞台となったところだ。
全国でもたいへん珍しい和ろうそくの専門店。運良く丁度「これから赤ろうそく作りますよ」とご主人登場。240年以上続く全国でも数少ない『手作り和ろうそく』の老舗店の技を眼の前で見れるのはラッキーだ。洋ろうそくとは違って、原料すべてが天然の植物性のため、ススがでにくく風が吹いても消えにくい。切り口が年輪状なので炎が横に流れることもなく長持ちするという特徴があるのだそうだ。熱い赤の鑞をかけた直後、すぐに固まり冷める。そのため直後に菜優真優ちゃん赤ろうそくを触らせてもらったが熱くない。へぇ〜上手くできているもんだ。流石、歴史ある和物は違うんだよねぇ〜。これぞ本物の匠の技だ。父娘、意外と勉強になって大満足。古い町並みには、和ろうそくに負けないとばかり酒蔵がならぶ。焼酎派の自分でもここ飛騨古川は有名な酒どころということは知っている。
どの酒蔵の前にも大きな杉玉が吊るされている。この杉玉は新酒ができると軒先に吊るされる。要は「搾りを始めました」という意味だ。美味そうな日本酒がならんでいるのでじっくりと見て回りたかったが・・・時間がおしていて渋滞が心配?残念だが酒屋めぐりはスルーすることに。ならばと古川で結構人気となっている飛騨牛コロッケの店「ひだコロッケ本舗」へお立ち寄り。1個200円/125gの名物コロッケをみんなでガブッだ。最近ご当地コロッケは多く色々と食べているが、このコロッケ確かに美味い。飛騨牛がどうのこうのというよりもジャガイモの甘さが実にいい感じ。なるほど人気になるのがわかる。おやつも頂いたところで、いざっ飛騨卯の花街道経由で、清見ICから東海北陸道で名古屋を目指す。ところが予想通りすでに激しい渋滞が始まっており、パパがっかり。それでも18時過ぎにようやく帰宅。菜優真優ちゃん+愛犬たちはそれは気持ち良さそうに爆睡していたため、もう着いたの?とのコメント。もう少し運転手のパパを気遣ってもいいんじゃない?とは言え、今回はワイルドでダイナミックな温泉&紅葉三昧キャンプを満喫でき、ちょっと寒かったけど大満足!やはりこの時期のキャンプは最高だ。さて、今年はあと2回くらい行けるといいけど?11月はちょっと休日出勤が何日か予定されているのでどうなることやら?


合掌の森 中尾キャンプ場 http://www.gasho.info/
オートサイト(AC付き) \7000日(サイト料金5000円+電源使用料1000円、大人1000円、子供2人1000円) サイト 砂利
名古屋より名神高速〜東海北陸道を経由し、高山ICまで約2時間。高山から一般道を約1時間で到着だ。奥飛騨温泉郷の1番奥の新穂高温泉の大暖簾「ゆ」を右折すればそのまま突き当たりがキャンプ場入口となる。よって、看板等は多くないが迷うことはない。場内に入れば風向きにもよるが心地よい硫黄臭が漂ってくる。管理棟にはキャンパーの間では知られている有名な管理人さんが出迎えてくれる。自分は初対面でしたが悪い印象はありませんで色々お話させて頂きました。ちなみに管理棟には簡単な調味料など用意されているようですし、管理棟の裏には温泉を利用し温泉玉子がつくれるようになっていて、生卵も販売しています。作り方のレクチャーもしてもらえるのでぜひTRYしてみて下さい。車で5分程にJAスーパーがあるので買い出しも問題なく便利だ。サイトは林間の栗&くるみサイトと開放感のある焼岳&笠ヶ岳サイトとがある。個人的には落ち着いた林間サイト側が好みだが、どこもサイトの形状、広さはかなり差があるので受付後に良く確認してから設営に入った方が良い。平均8x8mくらいで大型ヘキサ等の設営は苦慮するかもしれない。静かで硫黄臭もありオフシーズンには最高だ。朝にはクルミを持って走る野リスの姿をサイトから見られる程、たいへん良い雰囲気だ。温泉はシャンプー&リンスはもちろんのこと、石鹸の使用も駄目でシャワー施設はないので温泉に入るだけと制限が多い。洗髪などができないとちょっと?という方にはお奨めはできない。その点を差し引いてもこの野天風呂は文句なくいい。一見池のようだが、長湯もでき最高だ。但し、この混浴の野天風呂は外から丸見えとなる。もちろん女湯はあるので安心だが混浴風呂のわきを通過していかないと行けないので、多少男性陣の姿が眼に入ってしまうので女性はある程度覚悟しておきたいものだ。それでも混浴に躊躇なく入ってくる女性が多いので驚く程だ。逆に男性陣の方が戸惑っているように見える。夜は安全のため22時までしか入浴できないので注意が必要だ(朝はほぼフリー)。何よりも温泉は最高クラス、奥飛騨観光の拠点としても便利とくるので個人的にはたいへん気に入ったキャンプ場だ。但し標高が1200m級なので寒さ対策は忘れないで行きたいものだ。唯一の難点が料金が高いこと。ファミリーで訪れると結構な金額になるので泣き所とも言える。温泉入り放題を考慮すれば妥当かな?とも思いますが。水場、トイレともに古いが非常に綺麗に管理されていて、特にトイレの上には網が張ってあって虫の進入を防止してくれているのは非常に有り難い心遣いだ。但しトイレ棟の数が少ないのは少々きつい。この点はサイト選びで対応したいものだ。チェックイン13:00チェックアウト12:00。
満足度★★★★

黒からあげ学会 http://www.seki-kara.com/index20120912.html
食事処 匠 http://www.hida-kankou.jp/gourmet/1000000055/
飛騨市観光協会 http://www.hida-tourism.com/
飛騨市観光サイト「飛騨の旅」 http://www.hida-kankou.jp/
三嶋和そうろく店 http://www.hida-kankou.jp/spot/3357/
ひだコロッケ本舗 http://www.hida-kankou.jp/gourmet/1000000007/

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