★★ パパのこだわり焼酎 その14 ★★

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百姓百作 安納芋 /25度/霧島町蒸留所


「百の仕事をするから百姓。何でも作るから百作。創意工夫の世界、それが百姓百作です」との蔵元のコメント。ようはこの百姓百作シリーズは創意工夫の焼酎シリーズなのだ。先に、蔵元限定版の「あや紫」「霧島」を美味しく頂いたが、通常ラインナップの4種を飲み比べだ。まずは「安納芋」。安納芋は、鹿児島県種子島の安納地区周辺だけで収穫される極めて稀少なさつまいもで、中がオレンジ色で、もっとも糖度の高いさつまいもとして知られている。おぉ〜そんなに甘い芋ならばさぞかしスィートな焼酎なのかと期待して飲めば・・・これが予想に反してしっかり系!ほどよい甘さと香り、そしてまろやかさな口当たりでキレも良い。黒麹のおかげだろう、もっと甘〜い焼酎かと思っていたが、悪くはないのだが、個人的には安納芋の個性があまり感じなかったような?もう少しインパクトがあるかと思っていたんだけど・・・。

百姓百作 紅東 /25度/霧島町蒸留所


「紅東」は、小豆色の皮、中は鮮やかな黄色、甘さが特徴のさつまいも。芋本来の風味を生かした、優しい香りと、まろやかな甘みを、黒麹で引き締めたとのことだ。これまた安納芋に続き、紅東も紅芋系のフルーティー系を思いっきり想像していたが、何とこれも黒麹のなせる技だろうが、実にコクがあるというか、でもちょっと辛味というか苦味も残るかなぁ〜?お湯割りに最適という感じの焼酎だ。

百姓百作 大地の夢 /25度/霧島町蒸留所


「大地の夢」は焼酎原料用に改良された新品種芋。でも、大地の夢なんて響きがすごくいい芋ですね。何となく期待しちゃう・・・おぉ〜それが見事に期待通り。上の2本とうってかわってすご〜く爽やか!美味い。白麹の力だろうか、このスーっとくる口あたりの良さ、そして余韻がえらく甘くてキレもいい。「芋本来の甘く芳香な香りを生かして、まろやかでキレがある」という蔵元のコメントがよくわかる。こりゃ、スイスイと飲めちゃうから困ったもんだ。ホントいい感じだ。なるほど「日向あくがれ 東郷 大地の夢」も同じ芋を使っていますが、どちらもややフルーティーな香りと丁度良い甘さとキレが絶妙だが、うん、美味い!でも、下の農林46号と同じ白麹なのに、46号は思いっきりフルーティー!大地の夢は抜群のキレ!という感じで違うのがホント面白い。はっきり言って好みだ。

百姓百作 農林46号 /25度/霧島町蒸留所


「農林46号(ジョイホワイト)」は、焼酎原料用に改良された新品種の芋。何やらえらく堅いネーミング?何かバイオ実験中という感じがしてくる。ところが・・・これが美味い!まさにフルーティー!なるほど、農林46号はくせのないフルーティーな風味が特徴なんだそうだ。更に白麹ですっきりと仕上げることで、すご〜く爽やかなフルーティーな香り&風味の焼酎に生まれ変わる。余韻もほどよい。あくまでも個人的な好みだが、百姓百作シリーズの中では農林46号が1番好きだ。更に大地の夢もいいねぇ。蔵元限定のあや紫も農林46号とならびお気に入り。う〜ん、やはり自分にはこの3本かな?

農家の嫁(カス再生和紙ラベル) /25度/霧島町蒸留所


最近お気に入りの芋焼酎「明るい農村」の姉妹焼酎となる「農家の嫁」をゲット。その農家の嫁のラベルに、通常とは違い蒸留後に出る芋カスを使った「芋カス再生和紙ラベル」を使用している限定版だ。鹿児島県産のムラサキ芋(種子島ロマン)を、溶岩プレート釜を使い、種子島産・薩摩椎(サツマジイ)の炭火で、じっくり焼いた焼芋を使用した焼酎だ。明るい農村ばりの美味さを期待・・・ところがあれっ?っというか思いっきり???はっきり言って不味い。ここまではっきり言ってはホント蔵元さんに申し訳ないですが、こりゃきついよ。最近の芋焼酎でこりゃ駄目だ!ってのはなくなってきたものだが、これは我慢ならない。おそらく焼き芋を使用しているからだろうが、余韻が悪過ぎる。何だか芋の甘さでも、苦みでもない・・・何かえらく薬っぽい苦味が口いっぱいに残る。やっぱり駄目だ。う〜ん、明るい農村からの期待を思いっきり裏切ってくれたぁ。農家の嫁・・・これで最後です。



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