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陶眠 利八 /25度/吉永酒造
ラベルの「百年蔵甕壺貯蔵」の文字が眼に飛び込んでくる。どうやら100年使用してきた甕壷で大切に仕込まれた焼酎とのこと。
更に、デーんと正面に貼られたシリアルナンバーが目立つ。我が家にやってきたのは「1899」。こんなに目立つシリアルナンバーは初めて・・・でも、悪くないねぇ〜この面構え。更に番号の下は干支の「巳」が。ホント目立たない平凡なラベルなのに、何故か作り手の気合いを感じてしまう。
もちろん、味わいも深い・・・予想通りまろやかだ。
100年以上使ってきた甕壷がどれほど素晴らしいのか?は良く知らないが、コクというか?とにかくいい感じに熟成されていて派手さはないけど素晴らしい!年に1度の限定というのがちょっと惜しいけどね。。
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蒸留したて むろか利八 黒 /25度/吉永酒造
年に1度の無濾過無調整の限定新焼酎。味わいたっぷり通常の利八黒とは異なり、無濾過無調整の利八むろかはフーゼル油とガスを含んでおり、うっすら白くにごっており呑み応え抜群とのこと。
なるほど、期待大だ。
好みがわかれる?とかパンチがあるとか?とにかく前評判がえらく荒々しかったので、怖いもの見たさ?も強かったが、ひと口すればそんな不安は一発で解消。
焼酎業界ではよくあるパターン?飲めば単純に美味い。おいおい、パンチとか難しい話は吹っ飛ぶ。逆にじっくり頂ける新焼酎だ。 |
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蒸留したて むろか利八 白 /25度/吉永酒造
吉永酒造の利八のいわゆる新焼酎の「蒸留したて むろか利八 白」。
初掘りの黄金千貫芋を白麹で醸した新焼酎を、「寝かすことなく」「濾過することなく」蒸留後 すぐに瓶詰めした焼酎だ。白濁した濁り具合はまずまず・・・とは言え、新焼酎だ。かなりギラギラしているのでは?
と期待半分で頂いてみると、うん悪くない。予想外にトゲがない。甘味といい、口当たりといい、繰り返すが悪くない。なるほど利八っていい焼酎なんだねぇ〜。
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百姓百作「金時芋」 /25度/霧島町蒸留所
金時芋は、皮が紅紫色、中が淡黄色の甘いサツマイモ!「金太郎」のモデルとされる「坂田金時」の名から、真っ赤な芋を金時芋と呼ぶようになったとのこと。
なるほど、すごく甘〜い。これはお湯割りがいいかも?これぞ芋って感じでもなく、とは言えフルーティーという訳でもない。すごくバランスがいい。芋好きには何とも懐かしい1本と言える。
金時芋ってあまり使われていないですよね?ぜひ、もっと色々出てきて欲しいもんですね。
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百姓百作「シモン1号」 /25度/霧島町蒸留所
シモン1号は、マヤ文明の時代から原住民が伝統秘薬として珍重してきた芋だ。栄養成分が一般的なサツマイモと比べて。ずば抜けて多いこの芋で、かめ壷焼酎を造りました。個性的な風味を堪能あれ!とのこと。
う〜ん、個性的?と言われているが確かに・・・ひと口目では何とも言えない。はっきりしないのだ。
香りも甘さも控え目。グーっと口の中に広がる味わいがえらく薄い。水割りにでもしたら味が薄くて物足りない。ロックでさえ弱過ぎ。おいおい、何ともインパクトのない芋焼酎だなぁ〜。
個人的には、かなり低調な評価になってしまったが、芋ビギナーや女性陣にはこれもありなのかも?
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