Enjoy Camp Life101その3!!

2014年8月 ロックフィールドいとしろ(岐阜県)
(「うだつの上がる町並み」美濃市散策へ!)

白鳥ICから約30分ちょっとで到着したのが「うだつの上がる町並み」として有名な美濃市。早速、観光ふれあい広場へ駐車し「うだつの上がる町並み」散策へ出発!もちろん、愛犬くぅー&ふくちゃんも一緒だ。「生活や地位が向上しない」「状態が今ひとつ良くない」「見栄えがしない」という意味の慣用句として「うだつが上がらない」と言いますが、皆さん、その「うだつ」って何だかご存じですか?菜優真優ちゃんが指差す先・・・そうっ〜あのゴツい鬼瓦のようなものが「うだつ」だ!
菜優真優ちゃんたちに説明すると、あぁ〜ホントだぁ〜屋根の上にいっぱいある〜!とその存在に気付く。そそり立っているというか?えらく自己主張している。そんな中、江戸時代から続く造り酒屋でむくり屋根が特徴の「小坂家住宅」へ。流石国の重要文化財だけに、この弧を描くような屋根のライン美しいねぇ〜。間近で見ると迫力あるね。続いて「町並みギャラリー山田家住宅」へ。山田家は町医者だったそうで風格ある住居と言える、特に家の真ん中にそびえる明かり取りは見事だ。

美濃市はうだつだけでなく、「美濃和紙」も知られている。毎年10月に開催される幻想的な「美濃和紙あかりアート展」は有名だ。そんな美濃和紙でつくるランタン作成の実演も見られる。こう見ると和紙ってすごく雰囲気いいよねぇ。でも結構高いねぇ〜?買うにはちょっとかな?「旧今井家住宅」は美濃市の重要文化財。最も古い形のうだつ軒飾りが上がっているのだそうだ。良く見ると各家のうだつの顔つきは少しずつ違う。見比べて行くと面白いものだ。

しかし、うだつの町並みと和紙と観光に必要なアイテムは持ちあわせているのに、残念ながら町はえらく寂しい。観光化しようという意気込みが全く伝わってこない。週末なので飲食店は結構休店。数も少ない。和紙を絡めてもっと和風な飲食店が多くあれば繁盛すると思うけどなぁ〜。散策するだけという感じ。ならばテイクアウトのショップもいいのでは?この雰囲気だとリピーターは望めない。やはり飛騨高山までとは言わないが、もう少し観光協会の皆さん努力しないと・・・・やはりグルメがらみでないっと。

町の至る所に「馬つなぎ石」が点在している。昔馬をつないでおいた石だそうだ。こういうの昔の名残があっていいよね。美濃市のマスコット「うだつくん」と記念撮影。う〜ん、ゆるキャラブームだけど、うだつくんはどうだろう???とりあえず、うだつの上がる町並み1周は約1km。のんびり廻っても1時間くらいだ。うだつは自己の財力を誇示する象徴だ。こちらに住んでいると、何となくここ東海エリアの方の見栄っ張り度は肌で感じていただけに、この「うだつ」を見てなるほどなぁ〜と思う。だって、これどう見ても見栄のかたまりだよねえ〜。何せ裕福度の象徴なんだから。いやぁ〜暑い。愛犬たちもヘロヘロ。

これにてうだつの上がる町並みを発って、何か冷たいものでも食べようと道の駅「美濃にわか茶屋」へ。ところが、そこで綺麗な吊り橋が見えたので立ち寄ってみることに。これが国の重要文化財の「美濃橋」だ。全く知らなかったが現存する最古の近代吊り橋なのだそうだ。へぇ〜こんなところに最古ものがあるとはびっくり。何と1916年完成なんだって。すごいね。清流長良川に架かる赤い吊り橋は見た目も美しい。

パパが飛び跳ねると揺れるので、菜優真優ちゃんキャーキャーと大騒ぎ。橋下の長良川の河原ではBBQなどで大盛り上がり。すごい人だ。なるほど、海なし県の岐阜にとって夏遊びと言えばこれって感じだね。でも水難も多いと聞くので注意して欲しいものだ。この後、道の駅「美濃にわか茶屋」へ移動。さて、ソフトクリームでも食べようか?っと思ったら新食感の「スノーアイス」という旗が眼に入る。菜優真優ちゃんもこれ美味しそうと興味津々。500円とちょっと高いが、賞味する事に。菜優ちゃんがマンゴー、真優&パパがストロベリーを注文。ドキドキしながら、待っていると出てきたよ真っ白なかき氷?えっ真っ白?

スノーアイスとは、台湾で流行っている台湾スィーツらしい。真っ白なのはミルク氷だからだそうだ。なるほどまさに新食感!これは美味い。ノーマルなかき氷よりも食感はよりマイルドで、味わいはすご〜くミルキー。菜優真優ちゃんもこれっすごく美味しい!と絶賛。確かにこのミルク氷たまんない。超お薦めだ。あぁ〜いい休憩になったねぇ〜。最後に美濃市駅前の「旧名鉄美濃駅」へお立ち寄り。

明治44年から平成11年まで90年間にわたり、名鉄美濃町線は市民の足として親しまれてきたが、2004年4月に美濃—新関間の路線が悲しいかな廃止が決定。それに伴い歴史ある駅舎を整備し、美濃町線にゆかりのある「モ512号」「モ601号」「モ593号」の路面電車3両を無料展示しているのだ。おぉ〜俗にいうこれぞっちんちん電車だ。雰囲気いいよねぇ〜。小学生時代に乗車経験のあるパパは大興奮だ。うん、どれもいい面構えだよね。ちんちん電車最高だ。どの車両も運転席に座って色々いじれるようになっている。女の子の菜優真優ちゃんも大興奮。確かに男女問わず心躍るシチュエーションだ。パパでさえ興奮しているだもんね。

実はパパの祖先は岐阜関市にある。だから小さい頃東京から新幹線、名古屋から名鉄パノラマカーの先頭車両の1番前のパノラマ席、そしてこのちんちん電車の乗り継ぎが楽しみで仕方なかった記憶が微かに残る。小さい頃見たこの電車たちはもっと大きかったように記憶するが、今こう見るとホント小さな車両にびっくりさせられる。あぁ〜うだつの町並みよりこちらの方が全然お薦めだ。たった10分弱ほどの見学だけどノスタルジックって言うのかな?パパ的にも菜優真優ちゃん的にも充実感は大きい。これにて本日の日程全て終了。急いで東海北陸道を快走し、途中一宮付近でちょっと渋滞もあったが17時には帰宅。夏休み最後のキャンプ楽しかったねぇ〜。前回訪れた遊具いっぱいのみつえ青少年旅行村のようなキャンプ場もいいが、何もないワイルド感溢れるロックフィールドいとしろも、菜優真優ちゃんそれ以上に満喫していたようでパパも何かすごく嬉しい。やはり自然だよねぇ〜。これぞっ夏休みだ。うん、いい感じで2014年の夏休みを〆られ、良かった良かった。

ロックフィールドいとしろ http://www.rockfield-itoshiro.com/
オートサイト \4500+大人\200x1人+子供\100x2+清掃協力費\500=\5900/日 サイト 土、砂 
名古屋より東海北陸道の白鳥IC下りて、ややキツイ峠道を超えて約2時間。途中まではウイングヒルズ白鳥リゾートスキー場を目指すと良い。途中大型スーパー等は見当たらないため白鳥町内で買い出し等を終わらしておく事をすすめる。場内は自然が売りのリバーサイドキャンプ場だ。Webでは手ぶらキャンプも勧められているが、キャンプアイテムのレンタルはあっても、食材等の販売は最低限のもののみなので注意が必要だ。管理棟は何時まであいているか確認しなかったが、管理人さんが夜遅く炊事棟前のゴミ収集をされていたので何かあったら相談できるかもしれない。炊事棟とトイレ棟は同じ建家だがまだ新しく非常に綺麗。更に前記もしたが管理も行き届いており気持ちよく利用できる。不便こそがここの売りかと思ったが、非常に施設は綺麗で女性キャンパーでも問題ないだろう。サイトはとにかく広い。大型のアウトフィッターウイングを気持ちよく設営できるサイトはあまりない。広さに関しては十分すぎると言って良い。多くのサイトが樹々に囲まれていて木陰が有り難い。但し、サイトの地面が固いのと砂利まじりなのでプラペグでは歯が立たないので注意が必要だ。石徹白川は綺麗だし、浅いので楽しく遊べる。夏は水着が必須だ。無料のレンタルサイクルもキッズたちには人気のようだ。シャワーは古いが車で10〜15分に満天の湯があるので安心だ。但し、途中結構なくねくね道があるので夜は注意が必要だ。管理棟で割引券もらうと800円のところが650円となる。但し、人気なのは個室露天風呂だ。2500円/50分と少々お高いのがネック。但し、アルペンカードを提出すると500円割引きになるので有りだ。ちょっと地味だが、石徹白地区や阿弥陀ヶ滝散策などの拠点にも良いかも?名古屋からのアクセスも良いし、個人的にはこういった綺麗すぎない雰囲気のキャンプ場は好きだ。直火も可能だしプチワイルドキャンプを楽しむにはお勧めだ。チェックイン13:00チェックアウト12:00。
満足度★★★★

覇楼館 http://www.harokan.com
奥美濃カレー http://www.okuminocurry.com
満天の湯 http://winghills.net/bath/
道の駅白鳥 http://www.cbr.mlit.go.jp/michinoeki/syousai/gifu/g_07.html
美濃市観光協会 http://www.minokanko.com/index.html
美濃にわか茶屋 http://www.mino-niwakachaya.com
旧名鉄美濃駅 http://www.mino-city.jp/jp/tourist/construction17.html

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