Enjoy Camp Life60!!

2010年9月 無印良品 南乗鞍キャンプ場(岐阜県)
(今年の残暑は厳しい・・・標高1600mの乗鞍へ避暑ファミリーキャンプ!)

今年の夏はホント暑かった・・・というかすでに9月なのに太平洋高気圧の勢力や劣る気配まるでなし。おいおい今年は秋がくるのだろうか?そんな不安が走る程暑い。こりゃ、夏キャンプの継続という感じだ。そんな9月の週末にファミリー全員時間がとれたので避暑キャンプへ出かけることに。9月は意外に忙しい・・・菜優真優ちゃんは月末に運動会、良太兄ちゃんはその前の週に初めての文化祭があってみんな大忙しなのにラッキーだ。どうせ行くのならば思いっきり高地を目指そう!ということで、今回は岐阜県でも高所の代表格とも言える無印良品が運営する南乗鞍キャンプ場に決定!

東海北陸道を北上し、途中心配した渋滞もぎりぎり避けられたようでひと安心。っというのも寝坊ファミリーのため思いっきり出足が遅れ、10時半頃自宅を出発というのんびりスタート!そのため逆に渋滞を上手く避けられたようだ。高山IC降りて飛騨高山市街へ。目的はもちろん高山ラーメンだ。さ〜て、どこの中華そば屋にしようか?「甚五郎」にでもしようかな?という途中、閉まっているはずの「角や」が店を開けていることを発見。確か昨年だかその前だかに閉店されたはずだけど・・・思いっきり復活しているようだ。とは言え、ここ角やは過去何度かオーナーが代わって閉開店を繰り返しているとのことなので、知っている方はまたか?と思われるのかもしれない。

とは言え、以前は結構な人気店だった角や。よし、新店の味はわからんがまずは頂いてみないと!ママ&菜優真優ちゃんはオーソドックスな高山ラーメン。パパと良太兄ちゃんは人気の高山ラーメンと飛騨牛丼のセットを注文。高山ラーメンの和風な香りは最高なのだが、あれっあまり香りが・・・う〜ん、何とも平凡な1杯って感想だ。濃いめ和風出しの高山ラーメンはあっさりしているのに濃い味で美味いのだが、あれっどうもピンとこないというか?でもここ角やはサイドメニューがえらくいい。飛騨牛丼は大合格でした。

角やのお隣は「グルメハウス飛騨牛」が隣接していて、飛騨牛のテイクアウトものが揃っている。店内には焼肉用から刺身用まで飛騨牛が勢揃い。う〜ん、どれも美味そうだ。悩んだ結果、飛騨牛の刺身に決定!いざっお会計というところで、店のおかみさんから裏メニューなのかなぁ〜?「牛刺しならばもっと美味しいのがあるよ!」と勧められたのが「飛騨牛トロ刺し」。う〜ん、何て響きがよいのだ。飛騨牛のそれもトロ刺しって・・・おかみさん信じて即決定だ。上の画像はノーマルの牛刺し、計りにのっているのが期待大のトロ刺しだ。う〜ん、夜が楽しみだ。

高山市街から野麦峠方面を目指す。朝日町を通過し対向車も全くないような中、延々と1時間弱走ってようやくキャンプ場の看板を発見。実は買い出しは高山市街で済ませてきたのだが、牛乳を買い忘れたため途中店を探していたのだが、予想通り店は皆無。カーナビでは朝日町、高根町にJAコープのスーパーがあると出ていたのだが、JAバンクに併設したコンビ二よりも小さい店で、JAバンクの定休日である週末はそろって休日。おいおい・・・。結局断念しキャンプ場目指す。ところが、ここからの山道が長い。なんと山道約8.5kmだ。これが急坂&クネクネ・・・愛車ディスコ3がけたたましい轟音をあげてガソリンを喰いまくる。燃費4kmの底力を見せつけてくれる。あぁ〜京都議定書ごめんなさいって感じだ。

途中、車に弱い菜優ちゃんが完全グロッキー。休憩入れながら何とかキャンプ場へ到着。山道の行き止まりがそのまま広大なキャンプ場の入口となっている。おぉ〜噂通りのスケール・・・何て雄大なキャンプ場だ。残念ながら上空には雨雲がびっしりと出陣してきており、この池の後方にそびえる乗鞍岳の勇姿を全く拝むことはできない。だが繰り返すがこの乗鞍高原の南麓の子ノ原高原に広がる約30万坪、標高1600mの南乗鞍キャンプ場は下界とは一線を画しており、ホント別世界だ。少し大袈裟だが天空の世界だね。だって、この猛暑の中、車から降りると涼しい!おいおい、涼しいって久しぶりの快感だよ!
ここの受付は独特だ。っというのは予約前にまずは無印良品の会員にならないといけない。これはネットで入会手続きをし立派なカードが届くまでに約1週間必要だ。この入会金が家族4人で2100円(うちは家族5人なので1人分525円追加しないといけない。全国共通の永久会員だそうだ。)もかかる。但し、ここまではわかる。入会すれば毎回の使用料が安いならば理解できる。だが入会金とった上に毎回大人2100円小人1050円かかるっておかしくない?我が家は7350円もかかる・・・これって他より全然高いじゃん!!こりゃ到底納得できない・・・。まぁ〜不満はここまでとして管理棟は無印良品のショップが入っており充実度はトップクラス。レンタル、販売品ともにここ以上を求めるのは難しいだろうというレベルだ。何でも揃う。ウエアからグッズ、食料品等々完璧。もちろん牛乳も無事ゲット!管理棟同様スタッフも文句のつけようがない。
ただ、ここでもう1つ。場内が広過ぎる。こういった不満って中々ないものだが、少々言いたくなる程広い。管理棟を中心に広めのキャンプ場が4つ分ほどの敷地があるため、移動はほぼ車でないと無理。よほど近くのサイトでないと管理棟へ歩いていくことも難しい。特に今回は愛犬キャバリアの老犬メルちゃん同伴のため、近場のサイトは使用できず、離れたCサイトとなったため車移動は必須だ。折角場内に露天風呂や無印良品ショップがあっても車移動って・・・どうも好かん。反面、場内全体のワイルド感、開放感、白樺、眺望等サイトに関しては100点満点だ。これぞ高原キャンプと絵に描いたようなサイトと言える。ここで上空から雨粒が・・・おいおいやばい急いで設営にかかれ!流石に雨雲に覆われて家族全員で設営!そんな中、調子にのって悟空の如意棒なみにポールを振り回すパパ・・・娘達に注意され寂しそうにいじけるパパ・・・。

家族の総合力の結果、無事設営完了。しかし、予報は芳しくなく久しぶりの雨キャンプの予感・・・しかし、雨雲はぎりぎりのところで機嫌を回復してくれて無事夕食の準備へ。あらためて素晴らしいサイトでのキャンプは気分が良いもんだ。晴れていればもっと良いのだろうが、言い始めたら切りがない。サイトは13x13mあると聞いていたがそんなものだろう。どんな広いタープ設営しても余裕だ。更に各サイトが白樺等の樹々で囲まれているため、各々サイトが離れていてほぼ他のサイトの気配を感じないほど、これはそうないシチュエーションだ。逆に夜は真っ暗。キッズキャンパーの勇気試しってところだろうか? 

雨降る前に!っというのが今宵の合い言葉のように、雨男の勘は良く当たるので早めにアクションだ。早速、炭火の準備、そしてダッオーブンをセットし、我が家で多用される豚肉のコーラ煮つくりスタート。コーラ、ペリエ、醤油をお好みで配合し、ニンニクや鷹の爪等で味をあわせてあとはダッチオーブンにまかせるだけ。えらく簡単で良い。

続いて、菜優真優ちゃんたちの出番だ!今宵のメインは久しぶりにキッズたち好物のチーズフォンヂュ。早速、フランスパンをカットする役をママから仰せつかりご機嫌の菜優真優ちゃん。流石女の子、キッチン作業がしたくてたまらないのだ。チャレンジ精神は抜群なのだが、包丁さばきを見ている親の方はたまったものではない。それでもパパママの心配をよそに上手にカット!がんばれぇ〜真優ちゃん!

心配した雨がとりあえず心配なくなってきたようなので、一気にご機嫌回復モードのパパ。こうなると我慢できなくなり、毎度のごとく1人乾杯!そしてご機嫌のアルコールタイムのフライングだ。本来夏キャンプはこの1口目のビールが最高なのだが、ここ南乗鞍はちょっと勝手が違う。決して暑くはない。こりゃ夜はかなり冷えてくるかもしれない?でも、心配するのは面倒なのでまずは何も気にせずビールちゃんを味わう!う〜ん、美味い!

そして待ってました!ママが取り出したのが今宵のヒーロー的存在の飛騨牛のトロ刺しだ。期待するなというのが無理な相談というものだ。ある程度凍っていないと切りにくいので心配したが、何とか無事カット成功し、見て下さいこの美味そうなトロ刺しちゃん・・・美味そうだし、何より綺麗。やや脂身が多そうだが確かに口に入れただけで即溶けそうな雰囲気をかもし出している飛騨牛ちゃんだ。う〜ん、我慢できなくなってきたぁ〜。ここで「腹減ったぁ〜」とキッズたち大合唱!
しかし、涼しいし静かだし、繰り返すがシチュエーションは最高。但し、上記もしたが場内は広過ぎると怒りたくなる程広い。よって、当然ながら炊事棟&トイレ棟の数はどうなのよ?と思われるはずだ。想像通り数は多くない(いやっ少ないな)のでそれこそ一部サイト以外は結構歩かなければならない。面倒ご免の我が家は当たり前のように炊事棟に1番近いサイトを選択。洗い場の数はそれでも適度なのだが、何しろトイレの数が少な過ぎ。特に男子トイレ!大小が1つづつ。更に、ホント不思議なのだが、男子トイレの大の方に扉がない・・・おいおい、これって前通る女性陣含め赤の他人様に丸見え?これってトイレって言えるの?すごく綺麗なのに勿体ない。申し訳ないですが、男の大の時はどなたも障害者用トイレで済ましていたようです。そりゃそうだろう。丸見えだもん。

ダッチオーブンの方も出来上がってきたようなので、早速楽しいキャンプディナー、スタート!当然ながら皆の視線がトロ刺しに向けられる。まずはひと口しないと黙っていられないという感じなので、早速口にすることに・・・・美味ぁ〜い。この菜優ちゃんの美味しい顔が全てを物語っております。全部食べられる前に頂かないと・・・では、美味しいディナー続きます。


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(涼しい高原キャンプディナーはチーズフォンヂュ!そして開放感抜群の露天風呂へ!)


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